葦嶽山(あしたけやま 816m)

2015年05月23日(土) [日帰り]

• GPS: 02:33
• 距離: 8.0km
• 登り: 457m
• 下り: 460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:04
• 休憩: 0:29
• 合計: 2:33

距離 8.0km 登り 462m 下り 461m

8:14 スタート地点
9:13 9:42 葦嶽山
10:47 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道183号を南側から来た場合は、庄原IC方面に右折。日本ピラミッド葦嶽山という大きな表示も出ています。国道432号を4.4km走り県道23号へ。中国自動車道の下を二回くぐった後に県道422号へはいります。ここにも看板が出ています。
今回は野谷登山コースの林道終点の駐車場に車をとめました。簡単なトイレも設置されてます。もう少し車で走ると灰原ルートの登山口があります。

コース状況／危険箇所等

野谷コースは、本格登山コースと表示されており、普通の登山となります。
もう一つの方はハイキングコースで、階段、遊歩道的な感じで登れます。
どちらも比較的整備されています。
ただし、今回はいきませんでしたが、巨石群の先にあると思われる鬼叫山(ききょうざん)へは、登山道が整備されていませんという表示があり、道はクマザサで覆われていました。。

写真

5/23 7:36

「帝釈峡」と並んで「日本ピラミッド」の表示があります。
この日本ピラミッドというのが葦嶽山のことです。

5/23 7:45

さらに、県道422号へ右折。表示が立派なので、なんとなく自分の中で、好奇心や気分が盛り上がってきました。

5/23 7:46

ここでは、野菜出荷場と並んで表示されています。

5/23 7:46

この絵は重要でした。この中にある鬼叫山(ききょうざん)には、次回行きます。なぜなら、帰宅後の調査で分かったのですが、鬼叫山から、葦嶽山がピラミッドのような形に見えるらしいからです。

5/23 7:49

ここを左折して林道を入っていきました。
まっすぐ進んでいけば灰原ルートに登山口に行けます。共に、駐車場、トイレあり。

5/23 7:57

ここが林道終点の野谷ルート登山口駐車場です。簡易トイレあり。

5/23 7:57

こちらが登山口です。木々に覆われて、なんとなくいい感じです。

5/23 7:58

葦嶽山は神武天皇陵だったという伝説があり、また、世界最古のピラミッドという説もあるのですね。

5/23 8:14

さあ、出発です。

5/23 8:15

5/23 8:15

山岳遭難多発! とのことです。道迷いや滑落、けがなどしないように十分注意します。
すみません、単独です(- -;)

5/23 8:17

落ち葉の豊かな広々した登山道です。

5/23 8:24

苔むした石もあります。
ピラミッドができたといわれる二万三千年前から歩かれた道なのでしょうか？

5/23 8:28

沢を渡ります。

5/23 8:32

階段をつけて歩きやすくしてくれています。

5/23 8:42

大きな岩の門？を通り谷筋を登ります。

5/23 8:43

左の斜面を登りますので、ハイキング感覚とはいきません。
登山靴などの準備があった方がよいです。

5/23 8:46

巨石が現れ始めました。

5/23 8:48

落ち葉の中に光るものを見つけました!
古代の光る石かと思ったのですが、現代のおはじきのようなものでした。
それにしても、こんな登山道におはじきが落ちているのも不思議？

5/23 8:52

鞍部に到着。立派な東屋がありました。ここを左に行くと巨石群、右に行くと葦嶽山山頂です。

5/23 8:54

御供え物をする台らしいです。

5/23 8:55

巨石群です。
大分の猪群山、米神山、佐田京石、足摺岬の巨石群なども思い出します。私の山レコにありますので、もしご興味があればどうぞ。普通、ないですね(^^)

5/23 8:56

これは方位石。
岩の切れ目が東西南北を向いているそうです。

5/23 8:57

切れ目拡大。

5/23 8:58

獅子岩。
左を向いた獅子かな。

5/23 8:59

「通行注意! これより先は登山道が整備されておらず、山岳遭難の恐れがあるため、進入される際には十分ご注意ください。」た
と、書かれています。行くなとは書いてないですが、行かない方がよいよというニュアンスです。
なので、今回、行きませんでした。
ただ、帰宅後チェックすると、この先に鬼叫山(ききょうさん)があったのです。そこに行く途中に葦嶽山を見るとピラミッドのように見えるということでした。
今回、下山後、葦嶽山の周りを車で回って、ピラミッドのように見える場所はないか探したのですがなかったのです。

5/23 9:00

5/23 9:02

鏡岩。
一種の光通信装置だったという説もあるそうです。

5/23 9:02

明らかに人工的に作成、設置された岩ですね。

5/23 9:06

5/23 9:07

屏風岩。
立って残っているのは、一本だけ。

5/23 9:08

それ以外は、ここが神武天皇の陵で財宝が眠っていると思った大正時代の方が、岩を倒したそうです。

5/23 9:10

5/23 9:10

東屋経由で山頂に向かいます。

5/23 9:14

5/23 9:16

葦嶽山山頂(815m)に到着。

5/23 9:17

小さな山頂ですが、はるかかなたの山々までよく見えます。

5/23 9:17

5/23 9:17

5/23 9:19

中央の最奥に見えるのが御神山(みかみさん888.8m)
ここを下山後登ろうと思っていた山です。あそこからなら、この葦嶽山のピラミッドのような姿が見えるのかなあ？

5/23 9:19

御神山ズームアップ。なかなかいい形の山です。
考えたら、山の名前もすごいです。

5/23 9:19

少し右に見えるのは大行山かな。

5/23 9:21

5/23 9:21

5/23 9:22

5/23 9:23

5/23 9:23

ピラミッドと言われる山だけあって、眺めがかなりいいです。

5/23 9:24

比婆山連峰の方角にも山々が見えます。今見えている山はそれほど高くないので、もっと天気がよいとあの山の向こうに比婆山連峰が見えるのでしょう。
なぜ、この葦嶽山に神武天皇の御陵であるという伝説があるのか。
あの比婆山にはイザナミの神が眠る陵墓とされる比婆山御陵があるではないですか! それをはるかかなたに臨む、この展望の良い地に神武天皇の御陵を作ったのではないでしょうか。

5/23 9:25

頂上はこれくらいのスペース。
朝が早いからか、私一人です。

5/23 9:26

北から東にかけてのパノラマ。

5/23 9:41

さあ、下山します。下山は、距離が長くはなるのですが、灰原ルートにして、途中の状況を確認します。

5/23 9:43

鷹岩。

5/23 9:43

今度は、顔が右を向いているのかな？

5/23 9:47

灰原方面でも、道がいくつかあるようです。

5/23 9:48

途中に、すごく古い鳥居がありました。

5/23 9:53

灰原ルートはこんな感じの階段が多いです。運動靴と体力があれば、登れそうです。

5/23 9:57

5/23 9:57

5/23 9:57

5/23 9:58

お花が咲く歩きやすいルートです。

5/23 10:00

5/23 10:01

舗装路が見えてきました。ここが灰原ルート登山口です。

5/23 10:02

念ずれば花ひらく。

何を念じましょうか。考えてみます。

5/23 10:10

ここにも登山口がありました。

5/23 10:18

5/23 10:22

大きくカーブした舗装路を歩いて、野谷コースの車を置いたところまで戻ります。

5/23 10:29

5/23 10:45

最後の林道に入ってきました。
歩くときは中央のちょっと柔らかいところを通って、足への負担を減らせます。

5/23 10:46

ようやく駐車場が見えてきました。

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

iPhone 5s Apple

感想

kawaken1

大分や足摺岬の巨石群は巡っていたのですが、地元広島の葦嶽山(あしたけやま)にはまだ行ったことがありませんでした。
そこで、今回日本ピラミッドと称せられる広島県北部の庄原市にある葦嶽山に行ってきました。
巨石群やいにしえに想いを馳せるのが好きな方にはお勧めです。
もちろん、神武天皇陵の伝説があったり、ピラミッドと言われるだけあって、頂上からの眺望もとてもよいので、登山としても楽しめます。
この後、葦嶽山が見えるかと思い、御神山に登り、葦嶽山を拝もうと思ったのですが、そこからの眺望はよくありませんでした。
今回、ピラミッド形状を見ることはできませんでしたが、次回は鬼叫山(ききょうざん)からその形を拝もうと思います。