【魔境】大幽洞窟に氷の筍は実在した!!☆これが子宝の洞窟だ!!〜山口飛呂志探検シリーズ

2024年02月14日(水) [日帰り]

• GPS: 02:25
• 距離: 4.1km
• 登り: 363m
• 下り: 351m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:52
• 合計: 2:22

10:10 武尊山登山口
11:05 11:57 大幽洞窟
12:30 12:30 武尊山登山口
12:32 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宝台樹スキー場まで除雪してあり、部分的に凍結あり。
スキー場を過ぎた先、500mくらいが圧雪凍結路。冬タイヤ必須。
宝台樹スキー場の駐車場は平日は無料なので、そこに駐車して歩くのもあり。

▼武尊山登山口駐車場
　道路脇のスペースのような駐車場。見た目、10台程度。無料。
　出入り自由。全面凍結してて枠があるか不明。
　宝台樹スキー場の先、大きく左にカーブしている辺りのスキー場側。
　ポストは、登山道入り口にあり。
　トイレは、登山口には、なし。手前の宝台樹スキー場に無数にあり。
　宝台樹駐車場は、平日は無料らしい。

コース状況／危険箇所等

この日は、登山口から大幽洞窟まで、圧雪トレースできてました。
踏みはずすと、多少、潜ります。
半分くらいが、傾斜の緩い林道歩き。
洞窟分岐から先、徐々に傾斜が増していき、洞窟直近の傾斜がきつめ。
なので、チェーンスパイクより、爪の長い軽アイゼンが適切。
私は、8本爪アイゼンで登りました。

その他周辺情報

▼温泉
　○猿ヶ京温泉 長生館
　　8.00-19.00　無休
　　野天風呂￥500（洗い場なし）内風呂￥1000（洗い場あり）
　　群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1178　0120-731-133
　　https://yumoto-chouseikan.jp/

▼食事
　○レストラン諏訪峡
　　平日11.00-15.00　土日祝11.00-20.30（Lo19.30）
　　群馬県利根郡みなかみ町川上20-5　0278-72-2397

写真

2/14 9:07

道の駅みなかみ水紀行館の近くの諏訪峡。まるで、雪が無いんですけど。数日前に降ったはずだが

2/14 9:41

宝台樹（ほうだいぎ）スキー場を過ぎた先、駐車場まで数百メートルの区間は、道路はこの状態

2/14 9:42

登山口駐車場。車が茶色くなってるのが、モザイクをかけても分かるね

2/14 9:41

登山口です。足跡たっくさん。すぐ隣がスキー場なので、平成初期頃の流行歌が絶えず聞こえていた

2/14 10:05

足元が圧雪されてるので、久しぶりの8本爪アイゼンスタート。6歩爪は歩きづらいので、私は使いません。8本爪自体が珍しい。EXP製クロモリ8P卍

2/14 10:09

大幽洞窟の説明。奥が新潟側に繋がってるってか。嘘くさいな。ガスが出て、奥に入れない？　奥に続いているのか。どん詰まりのようにしか見えなかったけど

2/14 10:20

最初、樹林帯の中に入ってしまったけど、登山口から開けたところを登れば、歩きやすい林道があった

2/14 10:20

おお。この凍り具合では、期待できそうだぞ

2/14 10:26

林道に出た。この林道をスキーしてる人がいたけど、どこから来たんだろうか。そして、どこへ行くのだろうか

2/14 10:30

チェーンスパイクが落ちてました。小さいので女性用だろうか

2/14 10:34

ここから、登山道。徐々に傾斜が増していきます

2/14 10:49

もう片方のチェーンスパイクも落ちていたので、帰りに拾って、登山口のポストの上に置いておきました

2/14 11:10

ジャギ。傾斜がきつくなってたので、これまた久しぶりの、グリベル・コンドル。状況に応じて小さいピックを出し入れ可能

2/14 11:12

洞窟手前は、傾斜が増します

2/14 11:14

果たして。ゴール地点は、近いのだけれども。どこに洞窟があるのだろうか。下からは、まるで見えない。岩の下にある

2/14 11:27

大幽洞窟到着。洞窟内は氷筍保護のため入れません

2/14 11:19

おおお。たちまち子宝に恵まれそうな氷筍様が、元気ハツラツと、こんなにもいっぱい鎮座、、、いや、鎮立か。少子高齢化なんぞ、恐れるに足りぬわ

2/14 11:19

でっかっ。折れて転がっていたもの。ずっしりと、野太くて素敵。ついつい触りたくなるぜ。防寒テムレスだから、へっちゃらさ

2/14 11:20

ビンビンじゃぁーーッ！
太くなりすぎると、自重で折れてしまうのだろう。細くて長いのから、

2/14 11:28

太くて短いのまで。これぞ、男子の本懐。気温が高いから溶けてやしないかと心配したけど、まだまだ楽しめそうだ

2/14 11:28

ンマー！！！
なんと、ご立派な！　大小様々あったけど、意外とどれも大きい。羨ましいぞ

2/14 11:28

先細い。絶妙なバランスで立ってる。自然が作り出す造形とは予測不可能なものだ。大きいもので、70cmから80cmくらいあっただろうか

2/14 11:29

ふと見ると、洞窟内に氷の棒が立っていた
ウホッ！　いい氷…
まるで男塾魂が宿っているのかのようだ

2/14 11:29

いざ、奮い立て！
立てよ、国民！
氷筍様を、少子化対策のポスターか何かに起用したらどうだろうか

2/14 11:31

さ。高崎だるま弁当 in 大幽洞窟
https://www.takaben.co.jp/

2/14 11:40

じゃじゃん。今回は、あっさりできあがったぞ

2/14 11:41

5体密造。並べてみた。密造ダルマが白飛びしてしまってるぞ

2/14 11:42

弁当容器をもっと厚みを増して、丈夫に作ってもらえると、ダルマも造りやすいんだけど。まあ、本来の用途が弁当容器ですからね

2/14 11:46

大幽洞窟脇のミニ氷瀑

2/14 11:46

ミニ氷瀑の裏側

2/14 11:48

さて。帰りますかな。写真ではたいしたことないですけど、そこそこ急です

2/14 12:24

駐車場近くまで戻ってきた

2/14 12:24

谷川連峰。眺めが良いのは、駐車場の近くのみ

2/14 12:24

谷川岳かな

2/14 12:24

谷川連峰の一部。つまり、なんだか、わからんてことですね

2/14 12:30

チェーンスパイクは、ここに置いておきました

2/14 12:58

車に戻って。信じがたい気温です。確かに暖かかったけど。もう春ですか

2/14 13:10

食事は、レストラン諏訪峡

2/14 13:30

群馬県産牛挽100％の和風ハンバーグ￥1180にライス大盛り。このところ続くハンバーグ

2/14 13:15

ライスの価格が分かり辛かったけど、並250に、大盛りにすると、￥150増しという意味だったのか。なんで大盛りにしたほうが安いのかと思ったわ

2/14 14:30

温泉は、猿ヶ京温泉 長生館。大変、良かったので、後日、日記にて

2/14 14:32

宿の素敵なビークル。乗りたくなる。あああ。除雪がしてえ

撮影機器：

OM SYSTEM Tough TG-7 OMデジタルソリューションズ

装備

個人装備

防寒テムレス Expert of Japan アイゼン クロモリ8P卍 INOOK E-FLEX Grivel Condor Dolomite Steinbock

感想

藪犬魂☆mogless

氷筍（ひょうじゅん）とは、鍾乳洞における石筍の氷版。厳冬期に洞窟内部に滴る水滴によって形成されます。針の筵のように無数の氷筍が形成されることで有名な大幽洞窟（おおゆうどうくつ）を知ったのは、2012年に先人のレコをお気に入り登録しているので、12年前のこと。行こう行こうと思いながらも、幾年月。ついに重い腰を上げて行ってまいりました。もっと、早く行けってね。実際、こんなに素晴らしいモノなら、もっと早くに行けばよかった。奥日光の庵滝もそうだけど、行こうと思ってから時間かかり過ぎ。意外とのんびり屋さんな私。正確に言うと、忘れていたということかな。

つい先日に降雪がありましたけども、関越道・水上インターを出てから、宝台樹スキー場まで、一部、凍結はあるものの、ほぼ路面凍結なし。スキー場を過ぎて、駐車場までの500メートルくらいが、圧雪凍結路だった。なので、平日無料の宝台樹スキー場に車を置いて歩いて行ってもいいかもしれない。たいして離れてないし。土日の混雑状況は分からないけども、駐車場は狭いし。水上インターを出てから、見かけた車のほとんどが地元車以外だったのが不気味だった。

駐車場には先行車なし。そこが駐車場か分からなかったけど、たぶん、そこでしょう。よく踏まれていたので、アイゼンで出発。なんなら、足跡だらけ。スノーシュー、ワカン、スキー、ツボ足、アイゼンと様々。久しぶりの8本爪だ。洞窟の手前は傾斜が急なので、チェーンスパイクでは心もとない。踏み跡を外さなければ、踏み抜くこともなかったので、スノーシューは使いませんでした。

ゴール地点が近づく。はて。大岩から垂れ下がる氷瀑はあるけど、洞窟らしきものが見えないぞ。訝しみながら近づくと、果して洞窟はありました。洞穴って感じですけど。近づかないと、下からは見えないんですね。

大幽洞窟内には辺り一面に、見るだけで子宝に恵まれそうな氷筍様が、なんともまあ、隆々とそそり立っておられます。素敵。触りでもしたら、ご懐妊確実の御利益満点だ。こんなに元気いっぱいなら少子高齢化なんて怖いものなしだぜ。それでこそ、日本男児だ。まさに男子の本懐だ。今こそ、奮い立て！　立てよ、国民！

一、日本男児の生き様は　色なし恋なし情けあり
　　　男の道をひたすらに　歩みて明日を魁る
　　　嗚呼男塾　男意気　己の道を魁よ

二、日本男児の魂は　強く激しく暖かく
　　　男の夢をひたすらに　求めて明日を魁る
　　　嗚呼男塾　男意気　己の夢を魁よ

　　　嗚呼男塾　男意気　己の夢を魁よ
　　　嗚呼男塾　男意気　己の道を魁よ

というわけで。氷筍様をマジマジと見ておりますと、思わず男塾塾歌が、人目を憚らずに口をついて出てしまいました。自然の作り出した日本男児の生き様に、未来の明るい希望を垣間見た私は、少子高齢化断固阻止の信念を新たに、大幽洞窟を後にしました。