西丹教室ー宮ヶ瀬三叉路(丹沢主稜・丹沢三峰経由)
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,629m
天候 | 晴れのち曇り夕方は再度晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:三叉路ー小田急本厚木駅(神奈交バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特にありません。 西丹沢自然教室08:35ー檜洞丸10:34ー蛭ヶ岳12:27ー丹沢山13:46ー高畑山登山道入口16:00 |
写真
感想
二週続きで丹沢です。自家用車は定期点検に入れていたので日帰りかつ電車バスで、となるとやはり自分の場合はこうなります。今回も既踏、未踏ルート交えてますが、檜ー蛭間と丹沢山ー宮ヶ瀬間は初めて歩きます。天気もよいせいか、平日であっても新松田からのバスにはハイカーさんが多く見受けられます。西丹沢自然教室に到着したら登山届の記入、投函を済ませ、軽く準備運動をして、いよいよ山の緑と空のブルーの下に一歩を踏み出します。
今日のゴールは宮ヶ瀬三叉路です。朝の木漏れ日差し込む五月末のツツジ新道に足を踏み入れると、そこにはなんとももの憂い感じの雰囲気が漂います。自分は来月には参加を申し込んだ山岳レースも控えていて、ついぞ軽いフットワーキングを意識するのですが、ゴーラ沢を渡るまではスピードハイキングライクは姿勢はセーブして雰囲気を楽しみます。
ゴーラ沢の渡渉は自分の行ったときには水位水量ともに靴をぬらすレベルのものではありませんでした。ここを渡ると檜本峰の尾根に取り付く登山道が始まります。鎖の掛けられた短い斜面もあったり、木の根や短い岩場などハイステップな箇所もありますが、尾根筋はつづら折れに道が付けられていたり上部には木道や階段も整備されていて概ね通り易い道であると思います。
西丹沢の峰々がだんだん自分の目の高さに近づいてきて、ときどきツツジや富士山を写真に収めながらも2時間程度で檜洞丸頂上に着きます。ほとんどその足で青ヶ岳山荘さんへ行ってコーラを購入し、軒先で五分ほど休憩させて頂き未踏ルートである檜ー蛭間へ足を踏み入れます。稜線に付けられた道や木の階段を用いて標高は300mほど下がり、金山谷乗越をパスします。途中蛭ヶ岳側から2組ほどパーティーとのすれ違いがありましたが、蛭ヶ岳に着くまではそれきりでした。さらに小ピークを一つ二つほど行くと神ノ川乗越をパスします。そこからゆるい標高の上昇がしばらくあって臼ヶ岳に到着します。購入したコーラ以外にはハイドレーションはもちろんですが三ツ矢サイダーも持って上がっていたので、それを少し補給がてら臼ヶ岳で一休みします。ここから見える蛭ヶ岳南稜は何かを訴えてきますネ(何を?)。そしてさらに標高は1400を下回るほどにまで下がり、1673mまでの挑戦を受ける事になります。
今回の山行でいちばんきつかったのはやっぱりこの箇所ですね。ここには鎖場などもあります。檜ー蛭間は結局二時間近く掛かってしまいました。
蛭ヶ岳山頂に着くなり木のテーブルの上に大の字になると、あまりに気持ちよすぎてそのまましばらく活動停止。15分ほどしてムックと起き上がると持参のパンをほお張り昼食に。そのときゼリードリンクなども同時に補給します。距離的にはまだ半分も到達していないのできりのいいところで再出発します。見慣れた鬼ヶ岩や不動ノ峰などを通り一時間弱ほどで丹沢山へ。やはりみやま山荘さんでもコーラを購入し再び未踏ルートである宮ヶ瀬ルートに突入します。
ちょっと厚い雲が出始めています。Tシャツ一枚という薄着のままなのですが、雨なんか降ってきたら頭の上にヒルとか落ちてきそうなのがすごい心配だったり。それを思うと丹沢三峰の登り返しすら立ち止まりたくなくてゼエゼエいいながら歩き抜けます。地震があったらしいけどもまったく気がつかず。そしてこの道を反対から歩いてくる人もひとりもいなく。体力温存技術面では三峰を越してしまえば、ほんの少しやせ尾根があったりする以外は概ね下りもしくは水平道です。高畑山にかんしては頂上を行く道の他に巻き道が付けられています。自分は巻き道を行きました。長く薄暗い道でしたが二時間ほど掛けて三叉路バス停近くの車道に出る事ができました。16時台後半着のバスに乗る事ができて本厚木にたどり着けたので、カーディーラーの閉店時間前に自家用車を引き取りに行く事も叶い、翌日も車で仕事に行く事ができてホントによかったです。さあて、今度山岳レースがある前にもう一歩きするとすればどこがいいかまた考えないといけませんネ、、。
・・・以上でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する