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Yamareco

記録ID: 6465557
全員に公開
雪山ハイキング
塩見・赤石・聖

第4次:茶臼岳冬毛ライチョウ捜索隊

2024年02月11日(日) 〜 2024年02月12日(月)
 - 拍手
paku_ その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
20:27
距離
22.5km
登り
2,189m
下り
2,176m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:17
休憩
0:58
合計
10:15
6:48
6:48
1
6:49
6:49
39
7:28
7:28
68
8:36
8:48
99
10:27
11:13
315
16:28
2日目
山行
9:59
休憩
0:58
合計
10:57
5:49
41
6:30
6:52
61
7:53
7:56
101
9:37
9:38
191
12:49
13:15
77
14:32
14:37
80
15:57
15:58
37
16:35
16:35
11
16:46
ゴール地点
天候 晴れ(1日目の夜~2日目の朝は雪)
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼平ゲート駐車場(畑薙大吊橋まで徒歩40分)
コース状況/
危険箇所等
■混み具合
 日曜朝時点で沼平🅿️に車8台
 茶臼登山道は、土曜1組、
 日曜1組(われわれ)、月曜ソロ1名。
 3連休で3組は多いのか少ないのか…。

■雪
 林道:道脇に残雪。凍結は局所的。
 登山口~:雪あり。日向はなし。
 横窪小屋~:アイゼン装着する程度。
 H=2300m~:ワカン装着する程度。
 (ワカンないと腰近くまで埋まる)

■気温
 ※茶臼小屋外の温度計ベース
 (日)PM4:30 -8°
 (月)AM5:50 -14°(放射冷却なし)
 (月)AM8:30 -2°

■水場
 茶臼小屋の水場は不明。
 横窪沢小屋の沢で取水した方がよい。

■畑薙一般ルート
 畑薙大吊橋
  │
 鉄塔(鳥小屋尾根ルート分岐)
 ヤレヤレ峠( 〃 )
  │
 1号吊橋
 2号吊橋
 3号吊橋
  │
 急斜登←タラップ前凍結注意⚠️
  │(今回は雪で問題なし)
 水場💧❌枯れ
 4号吊橋←直後スリップ注意⚠️
  │
 ウソッコ沢小屋(沢💧)
 5号吊橋
  │
 横窪峠
  │ ←降り凍結注意⚠️
  │(今回は雪で問題なし)
 横窪沢小屋(沢💧)
  │
 大無間(だいむげん)ベンチ
  │ ←冬季の難所⚠️
  │(今回は雪質的に問題なし)
 倒木ベンチ
 樺段
  │ ←トラバース道迷い注意⚠️
  │(尾根直は傾斜と藪で時間かかる)
 茶臼小屋(水💧)←❓不明
  │
 稜線(茶臼岳や上河内岳)
その他周辺情報 白樺荘
・宿泊時の夕食は18時まで。
・日帰り♨は17時まで。
・今回は前泊素泊まり利用4110円+おにぎり3つ約500円で利用しました。
茶臼小屋。連休なのにトレース無しの貸切状態。窓付近まで雪ありました。
2024年02月12日 08:20撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
2/12 8:20
茶臼小屋。連休なのにトレース無しの貸切状態。窓付近まで雪ありました。
小屋の水場付近。水脈を狙うも位置間違いか地面にぶつかる。
2024年02月11日 17:18撮影 by  iPhone 7, Apple
1
2/11 17:18
小屋の水場付近。水脈を狙うも位置間違いか地面にぶつかる。
2日目。ライチョウとの出会いは一瞬の出来事でした。写真はライチョウが消えた先を捜索中の図。鳥が走った足跡だけがあった🐾
2024年02月12日 06:31撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2/12 6:31
2日目。ライチョウとの出会いは一瞬の出来事でした。写真はライチョウが消えた先を捜索中の図。鳥が走った足跡だけがあった🐾
上河内岳。美し過ぎた。
2024年02月12日 06:53撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
2/12 6:53
上河内岳。美し過ぎた。
風の吹きつける感じ、伝わりますか?
2024年02月12日 07:40撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
3
2/12 7:40
風の吹きつける感じ、伝わりますか?
来シーズン、また冬毛ライチョウ探しにきます。
2024年02月12日 07:46撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2/12 7:46
来シーズン、また冬毛ライチョウ探しにきます。
富士山と茶臼小屋。ありがとうございました。
2024年02月12日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2/12 10:01
富士山と茶臼小屋。ありがとうございました。
キクイタダキさん。頂き(頭のてっぺん)が菊色なのが名前の由来。声は年中聞くけどなかなか姿を捉えられない子。
2024年02月12日 12:14撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
2/12 12:14
キクイタダキさん。頂き(頭のてっぺん)が菊色なのが名前の由来。声は年中聞くけどなかなか姿を捉えられない子。
林道にて猛禽類。ハチクマ(好んで蜂を食べる、見た目がクマタカに似ている鳥。)なような気がする。
2024年02月12日 16:13撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
2/12 16:13
林道にて猛禽類。ハチクマ(好んで蜂を食べる、見た目がクマタカに似ている鳥。)なような気がする。

装備

個人装備
ハードシェル 防寒着(宿泊用含む) 雨具 冬靴 ゲイター チェーンスパイク 12本爪アイゼン ワカン ヘルメット ニット帽 ゴーグル サングラス バラクラバ ネックウォーマー(厚+薄) 手袋(冬用5本指+防寒テムレス+アンダー×2) スキーストック1本 ピッケル スコップ ザック(60ℓ) 食事(調理器具+2泊分+行動食+非常食) 水分(飲料720ml+湯700ml+横窪取水600ml) コンパス 高度計 ヘッドランプ(予備電池含む) 太陽光ランタン 保険証 携帯(GPSアプリ+予備バッテリー含む) コンタクトレンズの箱(予備眼鏡) 腕時計 日焼け止 ハクキンカイロミニ ココヘリタグ 小屋泊セット(厳冬用寝袋+エアマット+発泡マット) デジカメ 双眼鏡
共同装備
酒(寒すぎたからビール要らない気がする。ウイスキーと日本酒は良かった。)
備考 ・双眼鏡は使わなかった。
・スキーストックは1本で正解(片手ピッケルだし)
・飲物どうせ凍るしアクエリより水で大正解。
・日焼け止め、ハクキンカイロ大活躍。
・冬は発泡マット+エアマット大正解。

感想

真っ白ライチョウを狙った冬山茶臼も今回で4度目。
また来てしまいました。

今回は、冬山経験値の浅い2人だけで雪山に挑む初挑戦となりました。
なので滅茶滅茶きつかったです。
前泊で体力温存のうえ、先行撤退されたお兄さんがH=2300mまで開拓してくれたラッセル道を利用させてもらった(ありがとうございます!)おかげで、どうにかこうにか小屋にたどり着くことができましたが、それでぎりぎりのラインでした。

こりゃソロでは一生来れないんじゃないかなと思いました。
己の未熟さを痛感した次第です。

さて、それはそれとして、2日目、暗い降雪の中で上河内方面(亀甲状土の少し先)のダケカンバ帯をめざします。
限られた時間でどこ探すかは毎回悩みどころ。今回は北進。
吹き付ける風雪におののくけど「通過地点だから!」「行こう行こう!」と互いを鼓舞して進む。弱気になったらいけない。まともな樹木のないH=2555mピークはさっさと越えてしまおう。
とその瞬間、前方に何かが飛来。・・・ラ、ライチョウ!
さながら繁殖期のオスのように尾羽を立てて走り回った其れは、すぐに南へ飛翔。美しい滑空飛行。薄暮のシラビソ帯に消えた。
時間にして1分もない出会い。4回来て1分弱。冬のライチョウ、ハードモード過ぎるよ・・・・。

次回はきっともう春山ですね。
来シーズンこそ冬毛ライチョウさんをゆっくり観察したいものです。



<確認した野鳥>
※姿を見れた鳥は●印(あとは声のみ)
※特に嬉しかったものに★印

ライチョウ●★(一瞬)
コゲラ
オオアカゲラ
カケス
コガラ●
ウグイス●
エナガ●
キクイタダキ●★
キバシリ
ゴジュウカラ
カワガラス
イワヒバリ?
アトリ●★

(林道東俣線・大井川)
ハチクマ●★
トビ●
ノスリ●
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ツグミ●
ジョウビタキ●
セグロセキレイ
ホオジロ●
カシラダカ●

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茶臼岳(沼平より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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