西穂高岳
- GPS
- 07:04
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 6:00
- 山行
- 1:01
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 1:13
天候 | 曇りのち吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪少なし。各ピーク手前の急な斜面下りはいやらしい。 |
その他周辺情報 | 平湯の森。(平湯バスターミナルにあった温泉が無くなってた。) |
写真
感想
好天の予報に誘われてもうないと思ってた西穂高行きを計画。前回は早朝出発、西穂山荘で一泊して次の日に登頂、下山後平湯温泉泊という工程だった、今回は金曜日夕方発、新穂高観光センター前の登山者用駐車場にて車中泊。朝一のロープウェイにて上がりその日のうちに本峰登頂そして西穂山荘で一泊という計画にした。23:30駐車場到着。車はまだ20台ほど。途中寝心地が悪いのと少し寒くて寝れない長い夜だった。目が覚めるともう駐車場はびっしりの車。深山荘の方の駐車場からもたくさん上がってきてる。朝の駐車場からの景色は真っ青の空に山がきれいに見えて、本日の山行に期待感一杯だ。ロープウェイは外国人観光客が多いとの情報だったから9:00は売り切れで2便9:30のチケットを事前に時間指定予約してきた。実際は時間予約してた人は全員1便に優先乗車させてくれた。隣の人のチケットを見ると10:00と書いてた。あとで聞くと臨時便が15分おきに出てたらしい。ロープウェイ2本乗り継いで西穂高口駅に到着。たぶんみんな日帰りの登山者だろう。みな先を急ぐ。西穂山荘までの登りで汗だくになる。最後はシャツ2枚のみに。西穂山荘の前は人だかり。テントもちらほら。横目でそれを見ながら素通りする。丸山の稜線まで出ると強風でまた元の完全防風装備に変更。このあたりから降りてくる人と交差し始める。何人かに聞くと本峰まで行ったって言ってるし、まあ俺も行けるやろうと簡単に考えてた。だけど朝の青空はどこへやら、ガスがだんだんと濃くなってくる。独標の手前で雪が降り出し始める。独標で少し腹ごしらえしてピラミッドピークに向かう。前に何人か登山者あり。でもそんなにたくさんではない。なんとか本峰登頂。山頂に若者3名。彼らとともに下る。急な下りはピッケルとアイゼン効かせて後ろ向きに慎重に下る。このあたりからは吹雪、踏み跡は無くなってるし視界は約20〜30m。コースを何回かに一回はGPS確認しながら下る。独標を降りてきたあたりからコースを外れると固いクラスト踏み抜いて膝上まで足が潜る。これが疲れた体には応える。なんか最後はヘロヘロの状態。俺の後ろにはもう登山者独りだけ。ちょうど丸山で追いつかれる。目印の竹が出てきた時にはこれで大丈夫かとほっとしてきた。西穂山荘が目の前に来てもうっすらしか見えない状態。なんとか帰ってきました。老体には応える。中でゆっくり見渡すと山荘には僕よりはだいぶ上と見受けられる先輩が何人かはいましたけど。天気予報は大外れ。どこがピーカンやねん。夜ご飯のときに支配人が話をしてました。各ピークの手前の急斜面で登るときに怖いと思ったら無理して登らずにそこで引き返してくださいと。今シーズンも何回か登っても下ってこれずに混雑してしまい、最後は担がれて降りてきた人がいたらしい。下りは本当にいやらしかった。見えてた方がよかったのか見えない方が良かったのかはどっちもどっちでしたけど。スリル満点でした。あとで考えると楽しかったけどまたいつもの行になってしまった。これが最後の冬季西穂になるやろう。2年前もそう書いたな。
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