赤倉岳(南八甲田)【蔦温泉から】
- GPS
- 05:22
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 838m
- 下り
- 828m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
南八甲田赤倉岳の情報を調べると冬(厳冬期)の記録はそんなに出てこない。春の残雪期に登られることが多いようだった。すぐ隣の八甲田山周辺はそれこそ溢れるほど情報が出てくるのとは対照的。なぜ冬はあまり人気がないのだろうか。地形図からは山スキーだと帰りは登り返しなしで戻れそうに見える。登って確かめてみることにした。
スタートは蔦温泉。蔦温泉からは崖に囲まれた広い谷の中をひたすら登る。疎林でヤブもなく歩きやすかった。平坦地は帰りのことを考えて出来るだけ登り返しがないように歩く。でも複雑な地形であまり上手くいかなかった。微妙なアップダウンは気にしないことにする…。谷の中は同じような景色が続くがルート取りを考えていたからか案外退屈しなかった。
正面に稜線が見えて来たら標高1089mピークとのコルを目指して進む。谷を抜けるとようやく視界が広がる。快晴の空で周りの山々がくっきり見えた。絶景。コルからは裏側?を回り込む感じで登る。最後は密林気味の森を抜けると赤倉岳の山頂に到着。風の音がゴーゴー唸っているがちょうど風上側に樹林があって山頂はほぼ無風だった。天気も良くて2月とは思えない暖かさでウトウトしてしまった。
山頂でシールを外す。登って来たルートに沿って滑る。この頃には気温も上がって微妙な感じの雪となっていた。上の方は少し重めだけどそこそこ快適な滑り。谷の中に入るとストップ雪で難しい滑りとなる。平坦地の微妙な登り返しはカニ歩きとスケーティングで何とかなった。全体的にはまあまあ楽しい滑りだった。
平坦地が多いので滑りを楽しむようなルートではないが山頂からほぼ滑って戻れるので個人的にはアリだと思う。スキーの機動力を活かせる良いルート。谷地形で風の影響を受けにくいため多少天気が悪くても登れそうだと思った。もっと冬に登られてもいいような気がする。
【前日の記録】
八甲田山(硫黄岳〜大岳〜高田大岳)【谷地ゲートから】2024年02月17日(土)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6472986.html
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