高尾山(小仏バス停〜高尾山〜稲荷山〜清滝駅)


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 536m
- 下り
- 622m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
前回の半遭難で家族の方々に多大な迷惑をかけたので、しばらくひとりでは山に行かないという誓いを立てたばかりでした。
しかし、同行者の都合で一ヶ月以上経たないと山に行けないという苦行に耐えられる精神は残念ながら私には備わっていませんでした…。
前回の半月山から3週間。
しばらく山へ行くことができないということが決まっていたからか、どこかの山へ行く夢を連日のように見るようになってしまいました…。
半遭難したにも関わらず、私、そんなに山に行きたいのか…と、自分のことですがちょっとドン引きです…。
そんなある日、我慢できず、家族に「高尾山の辺りならひとりで行ってもいい…?」と恐る恐る聞いてみたところ、なんとかOKを貰うことができました。
死にに行く覚悟で行けと念を押され、前に強制的に読まされれた登山不適合者という本を再び押し付けられましたが(汗)、6月下旬まで山に行けないはずだったので、飛び上がる程嬉しかったです!
前日、あれこれ準備してたら布団に入るのが遅くなり、睡眠時間2時間のち起床。
そういえば前回も2時間だった…。
元々早寝が苦手で、早く寝ようと思ってても色々やってたら遅くなってしまって3時間しか寝れなかったとか日常茶飯事ですからね…。
その日は平日で、2番目に早い小仏行きのバスに乗りましたが、すでに人は沢山。座れなかった人もちらほら。
終点の小仏まで乗りましたが、終点まで乗ってたのは数名で、その数名も私と同じルートではなかったようで、あんなに人がいっぱいいたのにひとりぼっちでスタートすることに…。
このあたりはまず熊は出ないそうですが、小仏峠へ向かう途中にイノシシ捕獲用の罠が張ってあるらしい張り紙を見たりして、若干の不安を抱えながらひたすら上りの山道を歩きます。
でも、小仏峠を越えた辺りからは前方から来た人とだんだんすれ違う回数も増えてきたので、その不安もすぐに薄れてくれました。
小仏峠に行くまでの間は、歩きにくいわけでも危険なわけでもない道だったのですが、ずっと上りが続いていて個人的にはここが一番の山場でした。
でも、途中でストックを使いだしたら、途端に楽になりましたが(笑)。
小仏峠の茶屋はやっていなかったのですが、営業時間外だったのでしょうか?
ベンチも沢山あるし、あまりにも初っ端からバテてしまったので(不精せずはじからストック使うんだった…)、ちょっとここで休ませてもらって早弁しちゃいました(笑)。おにぎり一個だけ。
ここでこのとき食べた三角おにぎりの美味しさと言ったら…!
普段は丸おにぎり派で高尾山山頂で食べたおにぎりもそれだったのですが、なぜかのりパリパリの三角おにぎりのほうが美味しく感じました…。不思議です…。
次からおにぎりを持って山に行くときは全部三角おにぎりにします!
小仏城山を越えると道もかなり整備され、非常に歩きやすかったです。
しかし、あの高尾山周辺の階段のオンパレードは凄いですね! 行ったことないですが、霧降高原の階段とどっちのほうが段数多いのでしょう?
そんなこんなで高尾山山頂には11時すぎに到着。平日お昼前なのにすでに人で賑わっていて、ベンチは全て埋まっていました。
山頂以外のベンチは全然空いていたのですが、お昼ご飯はやっぱり山頂で食べたかったので植木のフチに座ってお昼ご飯。
ちょうどそろそろ出発しようとした頃、小・中学生の集団がやってきて、一気に人口密度が増しました。お昼前に到着してよかった…。
下りは、せっかくの山登りなので一番山登りっぽい稲荷山コースで。
平日で人も少なく、でも人気の山なので全くいないわけでもなく、ひとりぼっちの不安を抱えることも急かされることもなかったので、調度いい感じに歩けました。
でも勿体ないことに下りは写真をあまり撮らなかったので、もうちょっとスローペースで下りてもよかったかな…。
そして、難なく高尾山口駅到着。前に来たことあるはずなんですが、凄く綺麗な駅なんですね!
と言うのも、実は十年前くらいに一度高尾山に登りに来たことがあったのですが、今ほど登山に興味はなく(でも山は好きでした)なんとなく行ってみた程度だったので、その時の記憶があまりないんですよね〜。
そういえば、入浴施設があるらしく送迎バスが駅に来ていました。
汗かいたしちょっと寄ってみたいとも思いましたが、そこ行ってたら確実にサラリーマンの帰宅ラッシュとぶつかると思ったので、大人しくそのまま帰りました。
でも、次に来たとき土日祝だったら是非利用したいです…!
今回は高尾山ということで人気のある山で、道は整備されまくってるし道標も沢山あったので、道迷いはありませんでした。
どっちの道に行けばいいか分からないという場所は少しありましたが、道幅が広いほうとかより整備されてるほうに進んだら合ってました。
あと、高尾山登山で小仏方面にも行く予定があるなら、小仏方面から高尾に出るほうが下りの階段の数は多いので、上りの階段が苦手な人は高尾を終点にしたほうが登りやすいかもしれません。
私の場合、絶対小仏より高尾のほうが楽だと踏んでいて、下りが楽なほうが安心だし交通の面でも都合がいいと思ったので、小仏から高尾に行くことにしました。
高尾駅〜小仏行きのバスも少ないので、高尾から小仏に下りてきたとしたら、運が悪いと一時間くらいバスを待たなくてはいけなくなるしね…。
タイムは今回は6時間くらいでしたが、それくらいかかるのは想定内だったので、寧ろそれ以上じゃなかっただけでも良しとします。
ガイドブックにある時間だと3時間20分。やはり2倍かかってしまう私…。
でも、そんなにかかる理由が少し見えてきました。
まず、ガイドブックのタイムにはお昼ご飯及び途中休憩の時間は含まれていません。多分これだけでもプラス2時間になる要因かと。
それと、写真撮影の時間ですね。
1回何かに狙いを定めると、同じ場所で同じものを何枚も撮ったりするからですね…。
でも、山登りは元々写真撮影がしたくてはじめた趣味なので、その時間は絶対譲れません。
そういえば、谷川岳のときは道に列ができるほど人がいっぱいだったので、急かされててあまり写真撮れなくてだいたいガイドブックのタイムの通りにいったんだと理解しました…。
そして、毎回恒例の筋肉痛ですが、今回は太股よりふくらはぎにきました。
いつも次の日には回復してる部位なので意外だったのですが、今回は二日経った今でもパンパンです。下り階段のオンパレードのせいかな??
太股よりそっちにきたほうがまだ私生活に支障が出にくいのでまあいいと言えばそうですが、全身の筋肉痛を総合すると金時山のとき以上の筋肉痛になったのはちょっとびっくりです…。
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