いわき 小名浜・豊間海岸・塩屋崎・新舞子浜〜勿来駅からいわき駅

2024年02月23日(金) 〜 2024年02月24日(土)

• GPS: 28:15
• 距離: 52.8km
• 登り: 290m
• 下り: 296m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:41

距離 28.8km 登り 152m 下り 153m

9:01 勿来駅
10:54 10:55 岩間海岸(きみと)
11:12 11:14 小浜港
12:55 13:27 小名浜港(いわき・ら・ら・ミュウ)
14:05 14:10 潮見台
14:21 14:22 番所灯台
14:33 14:47 いわきマリンタワー
15:42 岸浦バス停

2日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:20

距離 24.0km 登り 151m 下り 143m

7:55 岸浦バス停
8:19 8:21 江名公園
8:49 8:50 豊間海岸(震災慰霊碑)
9:20 9:35 塩屋崎灯台
9:45 いわき震災伝承みらい館
11:03 新舞子浜
13:15 いわき駅

天候

＜1日目＞❄
＜2日目＞🌤

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

＜1日目＞
🚃町田0519→0549東神奈川　JR横浜線　↓
🚃東神奈川0556→0621品川　JR京浜東北線　↓
🚄品川0645→0858勿来　特急ひたち　4,840　+ 　2,140(チケットレス割引)

🥾
起点：勿来駅
終点：岸浦バス停

🚌岸浦→いわき駅前　新常磐交通　800　⚠IC不可

💤(泊)ホテルB4T

＜2日目＞
🚌いわき駅前→岸浦　新常磐交通　800　⚠IC不可

🥾
起点：岸浦バス停
終点：いわき駅

🚄いわき1518→東京1743　特急ひたち　↓
🚃東京1750→1803新宿　JR中央線　3,740　+ 　2,550(チケットレス割引)
🚃新宿1821→1853町田　小田急　387

コース状況／危険箇所等

・防潮堤に沿って歩道／サイクリングロードが整備されていて、道々に公園なども多くある。

その他周辺情報

○コース中の有料施設
・いわきマリンタワー　330
・塩屋崎灯台　300

写真

2/23 8:56

朝一番の特急ひたちで、勿来駅。
勿来(なこそ)は知らないと絶対読めない地名。

2/23 9:00

勿来駅は2度目。
前回は南側に下って磯原まで歩いたけど、今回は北側に向かう。

2/23 9:01

駅前の源義家。
何を見上げているのだろう。

2/23 9:15

海に出ると、防潮堤。
サイクリングロードが整備してある。

2/23 9:16

堤防を越える階段が所々にあって海が見える。
これから歩く北側。

2/23 9:17

こっちは以前歩いた五浦がある南側。

2/23 9:31

蛭田橋で蛭田川を渡る。

2/23 9:39

須賀海岸。

2/23 9:54

中田川水門。

2/23 9:55

鮫川を挟んで向こう岸に見えるのは勿来火力発電所。

2/23 10:26

鮫川大橋を渡って大きく迂回。

2/23 10:34

発電所のある佐糠町。

2/23 10:36

向こう岸に中田川水門。
真っ直ぐ行ければ10分もかからないだろうに、30分くらいかけて大きく迂回した。

2/23 10:42

岩間海岸。

2/23 10:49

背後にはとても大きな発電所。

2/23 10:54

防災緑地に突然現れる卵。
「きみと」というモニュメントで、東日本大震災の記録がタイムカプセルとして地下に埋められているらしい。

2/23 10:58

岩間海岸の終端は断崖絶壁。

2/23 11:01

岩間海岸と、広〜い防災緑地公園。

2/23 11:11

さっきの崖を迂回して、小浜漁港。

2/23 11:16

川を覗くと岩の層。
小浜漁港から先は海側に道がないので、しばらく海沿いを離れる。

2/23 11:44

柵の向こうに石油タンク。

2/23 11:55

小名浜港の石油備蓄基地。

2/23 12:00

港湾地区は広々とした道路。
でも海側は立入禁止。

2/23 12:10

藤原川を渡る。

2/23 12:11

小名浜は工業地帯。
古そうな工場があった。

2/23 12:13

もくもくと煙を上げる煙突がたくさん。

2/23 12:50

港湾施設から一転して水族館が現れる。

2/23 12:54

そして、いわき・ら・ら・ミュウという商業施設。
レストランもたくさんあるようなので昼食にする。

2/23 13:01

かんぱち丼。

2/23 13:27

小名浜港。
向こうに見えるのは小名浜マリンブリッジ。

2/23 13:28

裏手の公園にこんなベンチがあった。

2/23 13:31

駐車場もいっぱいでなかなかの盛況ぶり。

2/23 13:35

こっちは小名浜の漁港。

2/23 13:41

変わった形のトンネル。
でも潜らずに崖沿いを行く。

2/23 13:45

マリンタワーが見えてきた。

2/23 13:50

東日本大震災の津波浸水の高さ。

2/23 13:51

松下海岸。

2/23 13:57

三崎公園の駐車場の近くにある広場。
地面に何か書いてあるけど近すぎてわからん。
向こうにマリンタワーが見える。

2/23 13:59

三崎公園を海沿いに行く。
脇を覗くとけっこうな崖。

2/23 14:05

潮見台。
ここが意外と面白いところ。

2/23 14:06

上ではなく通路を奥に進むと...

2/23 14:06

海の上に飛び出ている。

2/23 14:06

けっこう高度感あって怖い。

2/23 14:07

こんな感じで海に飛び出ている。

2/23 14:08

上に登って展望台。

2/23 14:08

天気が惜しいな〜

2/23 14:08

こっちは小名浜側。

2/23 14:09

三崎公園も見渡せる。

2/23 14:21

先に進んで番所灯台。
東日本大震災で被害に遭って建て替えられたとか。

2/23 14:25

道々に崖の景色が垣間見える。

2/23 14:32

そして、いわきマリンタワー。
せっかくなので寄っていく。

2/23 14:37

このタワーは屋上に行ける。
しかも柵がちょっと低めでなかなか怖い。

2/23 14:37

マリンタワーから三崎公園。

2/23 14:37

こっちは小名浜港。

2/23 14:37

こっちはこれから歩く方向。

2/23 14:40

室内の展望台もあるけど、屋上の方がいい眺め。

2/23 14:41

階段で下りることができる。
途中に船とか海に関する展示がある。

2/23 14:45

生き物ですらない顔出し。

2/23 14:47

外観だけでなく意外と特徴あって楽しいタワーでした。

2/23 14:55

三崎公園を出て、神白川水門。

2/23 14:56

三崎公園がある岬。

2/23 14:57

堤防に囲まれている学校。

2/23 15:09

再び堤防沿いの道。

2/23 15:09

やっぱり天気が惜しいな〜

2/23 15:15

いろんなところで防潮堤とセットの防災緑地がある。

2/23 15:26

ここの堤防はずいぶん高い。

2/23 15:35

造船所に新しい遊覧船があった。

2/23 15:36

そして、中之作港。

2/23 15:41

もう30km近くも歩いたので本日はここまで。

2/23 15:42

というわけで、近くにある岸浦バス停。

2/23 16:46

バスでいわき駅へ。

2/23 16:51

いわき駅。
今回の宿もまた駅直結。
昨年できたばかりのJRのホテル。
手持ちのSuicaがルームキーになって、従業員にも会わずにチェックイン／チェックアウトできてしまう。

2/23 17:20

駅近くの店で夕食。
リブロースステーキ。

2/23 20:58

ホテルの部屋からいわきの夜景。
低めの階だった...

2/24 6:54

さて翌朝。
朝7時前にチェックアウト。

2/24 6:55

今日は一転していい天気。
寒いけど。

2/24 7:54

バスに乗って昨日の終点の岸浦バス停。

2/24 7:57

中之作港からスタート。

2/24 8:00

さっそく海沿いの防潮堤を行く。

2/24 8:12

道端に転がっているこれは何だろう。

2/24 8:17

江名港。
小さな港。

2/24 8:18

港の脇にある高台に上がってみる。

2/24 8:19

江名港の眺め。

2/24 8:21

片隅に、海の神と山の神を祀る祠。

2/24 8:22

高台は公園になっている。

2/24 8:32

再び海へ。
ここは二見ヶ浦。

2/24 8:32

とても広い砂浜。

2/24 8:37

向こうに塩屋崎の灯台が見える。

2/24 8:40

豊間海岸。

2/24 8:49

東日本大震災の慰霊碑。
豊間地区は8mを超える津波で壊滅的な被害だったそうで、85名もの犠牲者が出たとか。
周辺は新しい家とか売地になっている空き地が多い。

2/24 8:58

海岸にあった「海を見る」というタイトルの像。
魚屋みたいな服装で漁師とか漁業関係者かな。
万感の思いが滲み出る、シンプルだけどとてもいい像。

2/24 9:03

それにしても広い砂浜。

2/24 9:07

塩屋崎灯台がすぐ近く。

2/24 9:14

塩屋崎灯台への登り口。

2/24 9:17

階段をひと登りして灯台の入口。
営業開始は9時からだったので、ちょうどいい時間だった。

2/24 9:19

塩屋崎灯台。

2/24 9:20

日本に16ヶ所しかない登れる灯台のひとつ。

2/24 9:21

というわけで、103段の階段で灯台の上。
けっこうな強風...

2/24 9:21

豊間海岸。

2/24 9:22

北側はこの後歩く薄磯海岸。

2/24 9:22

灯台は細長い崖の上にある。

2/24 9:23

灯台のレンズ。

2/24 9:25

いわきの名山、水石山。
まだ登ってない。

2/24 9:25

二ッ箭山とかがある方の阿武隈高地。

2/24 9:25

遠くに見える煙突は、広野火力発電所。
あそこからさらに10kmほど北に福島第二原子力発電所がある。

2/24 9:41

灯台から下りてきて、薄磯海岸に出ると、美空ひばりの像。

2/24 9:45

いわき震災伝承みらい館。

2/24 9:54

薄磯海岸の終端は白い岩が目立つ弁天岬。

2/24 9:57

安波大杉神社。

2/24 10:00

集められた石仏。

2/24 10:01

賽の河原の碑がある。

2/24 10:04

港に出て、崖の上が賽の河原かな。
行かなかったけど。

2/24 10:05

沼ノ内港。

2/24 10:07

反対側は岩が剥き出し。

2/24 10:09

沼ノ内海岸から新舞子浜まで、とても長い砂浜。

2/24 10:18

弁天川水門。

2/24 10:20

振り返って沼ノ内海岸。

2/24 10:30

滑津川水門。

2/24 10:31

滑津川が海に出る。

2/24 10:40

ひたすらに真っ直ぐな道。

2/24 10:45

新舞子浜。

2/24 10:55

海と反対側に、藤間沼。

2/24 10:58

新舞子浜の駐車場。

2/24 11:02

駐車場から先は柵がなくなる。

2/24 11:03

砂浜のステージ。

2/24 11:07

段々と木々が迫り出してきた。

2/24 11:16

そして、夏井川に出て堤防が途切れる。
今回の海岸歩きはここまで。

2/24 11:17

磐城舞子橋。
ここからは夏井川沿いに歩く。

2/24 11:32

夏井川サイクリング公園。

2/24 11:33

公園のパークゴルフ場の真ん中にある絵。

2/24 11:43

夏井川。
以前歩いた阿武隈高地の大滝根山が源流。

2/24 11:45

土手は焼いた跡。

2/24 12:15

ひたすらに川沿いを歩く。

2/24 12:32

白鳥がいた。

2/24 12:38

気持ちいい道。

2/24 12:49

ようやくいわき市街が見えてきた。

2/24 12:54

梅と平大橋。

2/24 13:12

そして、いわき駅のバスターミナル。

2/24 13:13

朝に乗った泉駅行きのバス。
バスで40分のところを5時間かけて戻ってきた感じ。

2/24 13:15

いわき駅に到着。
勿来駅から、1日目29km、2日目は24kmくらいで、合計53kmほど。

2/24 13:32

駅近くの店で昼食。
カレーピザ。

2/24 13:45

さらに、シーフードドリア。

2/24 14:55

帰りも特急ひたち。

2/24 15:03

いろいろ買い過ぎた。
ままどーるのチョコレート味、
クリームボックス、
じゃんがら、桃グミ、
意志の強いチーズケーキ...ってスプーンがない！

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

WashiTabi

2月2度目の3連休。
前回は西だったので、今回はなんとなく東北に行きたいな〜と思っていたけど、微妙な天気予報がもあってなかなか行き先が決められなかった。
で、困った時は水もの。
というわけで、今回もまた海岸歩き。

4年前に勿来から南側、五浦を経て磯原までの海沿いを歩いたことがあるので、今回は北へ。
いわきの海岸を、勿来から新舞子浜で夏井川に突き当たるまで歩き、あとは夏井川に沿っていわき駅まで。
50kmを超える行程なので2日に分けて歩いた。
直前だったこともあって海沿いに宿を見つけられず、いわき駅前に宿を取りバス移動とした。

東日本大震災から13年ほど。
高さがない沿岸部には全面的に防潮堤が造られているけど、防潮堤に沿って歩けるように整備してあり、さらには至るところに防災緑地の公園もあって、海の眺めも意外とあって歩き易かった。
初日は曇り予報だったはずだけど、午前中はずっと雨に近い雪が降り続いて天気がちょっと惜しかったけど、2日目には雲は多めながらも青空の見えるくらいにはいい天気だった。

全般的には漁港と広い砂浜、それらを分断するそれほど高くない崖、これを繰り返す感じ。
とても広い白い砂浜が多かったのが印象的。
主なみどころ
・勿来海岸と火力発電所の景観
・小名浜の石油備蓄基地と工場地帯の景観
・三崎公園の潮見台とマリンタワー
・広大な砂浜の豊間海岸と震災慰霊碑
・登れる灯台があある塩屋崎
・沼ノ内海岸と新舞子浜の広大な砂浜

○写真（Googleフォト）
https://photos.app.goo.gl/wFtGoJZJmhH31XoU7

○関連
・2018年02月　勿来から磯原　https://yamare.co/1377966