千葉 房総のやま110（魚見根山） 尾根を辿って高塚山へ

2024年02月24日(土) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 14.6km
• 登り: 395m
• 下り: 419m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:21
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:21

8:17 千倉駅
8:49 8:53 高家神社
9:36 9:36 忽戸の薬師堂
9:43 9:59 魚見根山
11:47 11:47 分岐
11:54 12:08 高塚山
12:18 12:21 龍護山
12:59 13:04 一等三角点大川
14:13 14:31 道の駅ちくら・潮風王国
14:38 大川バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

「サンキューちばフリーパス（3,970円）」利用2日目
https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2878

往路
JR　1,980円相当
0547千葉→0624木更津（内房線君津行）
0647木更津→0813千倉（内房線安房鴨川行）

復路　2,310円相当
路線バス　日東交通　館山千倉白浜線　330円相当
https://www.nitto-kotsu.co.jp/pdf/shiratikutate20230401.pdf
1449大川→1506千倉駅
JR　1,980円相当
1523千倉→1629君津（内房線木更津行）
1635君津→1719千葉（内房線快速東京行）
※路線バスのバス停は道の駅から離れたR410沿いにある。
道の駅にあるバス停は高速バス用のものとなる。

フリーパス交通費合計：4,290円
1日目：1,360円
2日目：4,290円
→2日目だけで元が取れましたが、2日合計で1,680円分お得になりました。

コース状況／危険箇所等

魚見根山
麓の荒磯魚見根神社の社裏に山道が続く。標高が低く距離が短いこともあるが、ルートは極めて明瞭で迷うことはなさそう。ただし、地図にない分岐もあり複数の登山口があるのかもしれない。山頂北側にも踏み跡があったが、麓は藪が深そうだった。山頂からの眺めは良い。前日の雨のせいか、靴裏が泥だらけで重くなった。

高塚山
地図上の北東側の破線ルートを辿った。千倉町川口地区から入って少し辺りで地図上の道を辿れず、大きく迂回している。元の道の状態が分からないが、倒木や土砂崩れなどで道が失われているのかもしれない。破線ルートに合流してからも全体的に倒木が多く、踏み跡が不明瞭なところもある。ピンテは少なく地図を確認しつつ進むことになる。高低差以上に厳しめのルートとなる。

龍護山
高塚山の山頂下から分岐する。高塚山からは下り基調となるが、相応に倒木がある。踏み跡は比較的明瞭。

一等三角点「大川」
高塚山から南西方向の尾根を辿る。ピンテは比較的多いが、倒木が多く道も悪い。全体的に見通しが利かないので地図を確認しつつ進む必要あり。下山時に使ったルートも、人が歩いていないことを実感する。麓は湿地帯になっており、取りつき部は藪を抜けることになり、ルートは非常に分かりにくい。

その他周辺情報

GOGO房総デジタルポイントラリー
https://gogobousou-pointrally.jp/

当レコのポイント対象
1.高家神社
2.道の駅ちくら潮風王国

写真

2/24 8:26

西側のP106方向。

2/24 8:29

天神様のようです。ちょっと寄り道。柵は手動で開け閉めできます。

2/24 8:31

揚島天神社。参拝します。裏側には目立った踏み跡はありませんでしたが、北方向の健田富士に行けるかも？

2/24 8:49

高家（たかべ）神社へ。日本で唯一、料理の神様を祀るそうです。

2/24 8:53

参拝します。境内もめちゃくちゃ綺麗でした。ここはGOGO房総デジタルポイントラリーのチェックポイントでもあります。

2/24 9:09

この辺で破線ルートに入ります。

2/24 9:11

民家裏に獣除けのゲート。開け閉めできました。

2/24 9:13

んー、マムシっぽい？刺激しないよう避けて歩きました。

2/24 9:14

前方に巨大な岩が。

2/24 9:14

ここにもゲート。南西方向に延びる破線ルートのようです。入口はかなり明瞭な感じ。

2/24 9:15

この礫石（つぶていし）は6m四方あるとのこと。表の看板に説明書きがありました。

2/24 9:21

こちらはかえる岩。

2/24 9:30

地図上は実線＝徒歩道だけど、誰も歩いてないなぁ。

2/24 9:36

忽戸（こっと）の薬師堂へ寄り道。目にご利益があるとか。

2/24 9:38

薬師堂から北東の鴨川方面。低いけど良い眺め。

2/24 9:41

南西方向に、これから向かう魚見根山。右端に、先ほどの薬師堂が見えます。裏側からも登れたかも？

2/24 9:44

荒磯魚見根神社。まずは参拝します。

2/24 9:46

初代後藤義光によるとか。初めて知りましたが、なかなか良い。

2/24 9:47

社の裏側から登れます。

2/24 9:50

山頂西側の展望台。微妙に木が被りますが、良い眺めでした。

2/24 9:53

魚見根山山頂と、四等三角点「魚見根」。こちらも素晴らしい眺望。

2/24 10:09

この辺りから、再び破線ルートへ突入。

2/24 10:10

最初は竹の回廊。

2/24 10:12

人工物のような水路。

2/24 10:13

両脇の斜面が迫ります。足場はぬかるみ。

2/24 10:15

川廻しか。中を流れる水の音が辺りに響いてます。と、ここでルートを外れていることに気付きました。引き返します。

2/24 10:24

破線ルートの辺りだけど、滑って全く登れません。迂回路を探します。

2/24 10:28

別ルートはそこそこに明瞭でした。傾斜の緩い＝等高線が広い方からアプローチする作戦。

2/24 10:42

進もうとしている南西方向。地図の通り、少し開けた感じです。

2/24 10:46

破線ルートに合流。かなり明瞭。

2/24 10:52

尾根道もありました。

2/24 10:59

北北東の鴨川方面。場所は分かりませんが、砂浜と青い海が見えます。素晴らしい。

2/24 11:08

P158付近

2/24 11:20

小ピークに祠がありました。文字は読み取れません。

2/24 11:32

この破線ルートで初のピンテ。

2/24 11:47

高塚山の山頂下の鳥居。ようやくまともな登山道に到着。

2/24 11:53

山頂には私だけでした。

2/24 11:54

高塚山山頂。社（奥の院）の裏側にあります。さらに北西側の破線ルート入口も確認しました。

2/24 11:57

東側の海。ベンチに座って小休止。後から2組3名のハイカーが上がってきました。

2/24 12:09

山頂下から別尾根を辿ります。

2/24 12:10

パッと見で12個くらいのピンテがあります。世の中にはピンテが大好きな人もいるのですね。

2/24 12:19

龍護山に到着。八大龍王を祀るようです。少し戻って、三角点方面へ向かいます。

2/24 12:41

倒木は気にせず、正面の枝葉をかき分けて進みます。

2/24 12:48

分岐点。下りで使う予定の大川堰方面は左。ひとまず正面の三角点へ。

2/24 12:50

急に竹が出てきた

2/24 12:57

ベベベベンチ！マジか。

2/24 12:58

一等三角点「大川」。

2/24 12:59

三角点全景。眺望はありませんが、ここにもベンチ。かつては人の往来があったということね。

2/24 13:15

先ほどの分岐を南へ下ります。この案内板では畑方面。

2/24 13:16

見た感じはフツーの登山道ですが、昨日の雨のためかめちゃくちゃ滑ります。かなり気を使い、慎重に歩きました。

2/24 13:19

またまた分岐。今度は写真左側へ。

2/24 13:21

それなりに荒れてる感じです。ほとんど人は歩いてなさそう。

2/24 13:23

跨いだりくぐったり。

2/24 13:28

何と平和なことか。

2/24 13:32

こういう景色は好きです。

2/24 13:36

木の間から、南南西方向に海が見えました。

2/24 13:45

最後まで気が（木が）抜けない。

2/24 13:50

右寄りの草むらを抜けてきました。左右には湿地帯。

2/24 13:52

北方向に、先ほどの龍護山が見えました。岩肌が見えてます。

2/24 13:54

地図上は実線の道なんだけどなぁ。

2/24 14:00

耕作放棄地なんでしょうね。奥から出てきてます。

2/24 14:13

道の駅潮風王国。買い物したかったけど、時間がなくて何も買えず。ポイントGET。

2/24 14:21

四等三角点「西汐入」。道の駅の芝生広場端っこにありました。蓋は開けられず。

2/24 14:38

路線バスは道の駅から離れてます。バスで千倉駅へ。

撮影機器：

Xperia 5 II SOG02 au SONY

感想

makovoo

　連休中の唯一の晴れ間は、房総のやま110の1座である魚見根山へ。千葉県内の電車アクセスでは最も遠いところの1つです。魚見根山だけではすぐに終わってしまうので、さらに南側の高塚山にも足を伸ばしました。前日の関東ふれあいの道と合わせて、サンキューちばフリーパスを利用しています。

　高塚山は南側麓の高塚不動尊からアクセスするのが一般的ですが、今回は北東尾根の破線ルートから入り、南西方面へ下りました。高塚山ではハイカー2組3名にお会いしましたが、皆様手ぶらで水も持たず散歩程度のようでした。今回通った高塚山前後の尾根は倒木も多く不明瞭なところもあり、距離と高低差以上に厳しめです。万人には到底お勧めできません。

　帰りの路線バスは事前調査が不十分で、バス停の場所が分からず。いつもはグーグルマップで調べますが、調べても出てこない路線でした。タクシー利用も考えましたが見当たりません。バス会社営業所に電話してざっくり教えてもらい、何とか間に合いました。