皆子山
- GPS
- 05:06
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 521m
- 下り
- 517m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:54
天候 | 曇り時々時晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
火打谷右岸・左岸尾根ともに危険兼個所なし、薄い踏み跡ありで迷うことは少ない |
写真
感想
皆子山の冬の西尾根に行って来た。yamanekoさんの歩いたコースを参考にさせて戴いた。ありがとうございます。
今年は雪が少なさそうで、皆子谷源頭の素晴らしい雰囲気の場所を散策が出来るのかが気掛かりだった。百井からヒノコの分岐を過ぎて、大見へ向うと直ぐに広場があった。GPSで確認するとどうもこの広場が火打谷出合周辺のようだ。
登る準備をし始めると、車2台が来て広場に止めた。そして、此処が登山口ですかね?と初めて来た登山者のようだ。10名くらいが準備を始めた。この広場のすぐ北側に小さな谷があるので、これが火打谷らしい。谷の左側(ここが火打谷右岸尾根だ)に僅かに踏み跡らしいのがみえるので急斜面であるが、何時ものことと喘ぎながら登る。混交林の疎林で邪魔な藪も木々も少なく快適に高度を稼ぎ773m地点で休憩していると、10名パーテイーが登って行った。整然と登っている様子から、何処かの山岳会のようだ。
標高800mをこえると落葉樹の疎林で下る予定の左岸尾根らしきものも見えて来た。積雪は少なく、持ってきたスノーシューやワカンは背中だ。火打谷源頭部の930mピークに立つと皆子山と蓬莱山が雲の下に現れた。右には琵琶湖も見えている。皆子山までは北へ行ってから西尾根最西端をぐるっと回り込むように疎林を進む。右下に見える皆子谷左股は積雪が少ないようで、帰路散策を考えているが悩ましい。小さなアップダウンを繰り返していると、皆子谷右股源頭を俯瞰出来、シンボルツリーの山毛欅の立木が見えるが雪面からカヤ?が頭を持ち上げている。するとすぐに皆子山であった。3連休の中日であるが誰もいない。積雪の無さに諦めて別の山に向かったのだろうか?武奈ケ岳と峰床山が雲の下で薄暗い中に佇んでいる。
風がすこし冷たいので、右股源頭に降りて風の来ない木の根元でランチとした。幸いと雲から陽が零れてきた。先ほどの10名パーテイーが下を通って、皆子へ向かった。そして直ぐに山頂から引き返してきて、我々のすぐ下でランチを始めた。ここ右股源頭部は散策にもランチにも最適な場所なのだ。真っ白な雪原の向こうに琵琶湖が陽ざしに輝いている。近江大橋まで見えるほどだ。普通のこの時期では右股の積雪は物凄く多くて、大きなカールのような雄大な緩い谷を散策したい場所だ。だが今日は積雪量は10〜30cmほどでスノーシューが肩の上にあるくらいだとその気持ちにはなれないのが残念至極だ。
帰りがけに、やはり左股に降りてみたいと稜線から緩い谷に向けて降りていくが少ない積雪は足元がやや不安定で、途中から926mピーク方向へショートパスをしようとすると小沢を2本横切るが水が流れているのには驚いた。小沢への急斜面を降りて対岸の草付の上の雪をだましながら滑らないように登ると926mピークのすぐ東の稜線に出てついさっき通った踏み跡に出た。
そこからは稜線の疎林で北西尾根分岐の赤テープが幾つもつけられた木々を右に見て進むとしばらくで930m火打谷源頭ピークだ。
今日はここから南尾根を下って889mPを越えて840mの緩いピークから火打谷出合を目指して左岸尾根を下る予定なのだ。5,6年前の4月初旬に、この南尾根を登った時にはミツバツツジが沢山咲いていたことを思い出して進むが、コースの記憶は何もない。840mピークから火打谷左岸尾根の落葉樹の疎林を下っているといつの間にか檜の植林となって右の火打谷に沿って急傾斜の細い尾根になって、下に車が見えるようになった。最後の斜面は檜の葉が沢山積もったフカフカ地面で道はないが、一気に駈け下りる雰囲気で車の前に降立った。丁度その時に10名パーテイーが川上から下山してきた。今日は登下山口とランチがほぼ一緒というハイクで、それ以外の登山者には一切逢わない静かなハイクであった。
”八”、”永”、”竹”
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