贅沢ピークイートat鉢伏山（松本市）

2015年05月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.1km
• 登り: 892m
• 下り: 888m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:20

7:20 スタート地点
9:30 9:35 前鉢伏山
9:55 10:30 鉢伏山
11:40 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扉温泉（松本市入山辺）からわさび沢の道をピストン。

その他周辺情報

扉温泉にはお宿が二軒、日帰り湯、食堂あり

写真

扉温泉を出発します。日帰り湯の無料駐車場がありますが、僕はカブなので林道脇の空き地とかに車体を突っ込んで停めてます。駐車場をハイカーが無断使用して良いかはわかりません。前日に問い合わせておくとかがベターすな。

この花、きれいすなあ。花を眺めることはこれまでなかったのですが、最近、「お前は花が似合う男だ」って言われたので。ですからこの日は花をたくさん眺めました。

明神館という素敵なお宿の先から右に入る案内板がありまして、そこから白樺林を抜けてわさび沢添いに歩きます。ミスト感いっぱいで、おいらのようなクズでも癒される気がします。

新緑の真ん中に居ます。

この花。帰りにもいっぱい眺めたのですが、なんなんですかこの...　創造主の成し給うた造形の妙。感嘆しましたわ。

沢沿いのきもちいトレイルです。ときどき沢を離れたり高巻いたりしますが。

気持ちいいのですが、頭上にはガスですよ。どよーん。穂高は見えるのでしょうか？　気持ちが低空飛行し始めてます。

トレイルは気持ちいいのですが、ガスが。槍穂のピークイートしに来たのに....。

林道終点に出ます。ここには昔、林業関係の小屋があったと聞いたことがあります。ここから沢を離れるので、ボトルに沢水を詰めていきます。おいら平気なんです。

ジグザグ行くと、また林道終点。林道を進むと前鉢伏に出るらしいのですが知りません。

尾根の道を行きます。

だんだん頭上が開けてきます。森林限界ではなくて「風衝草原」というらしいです。となりの美ヶ原も同じすな。

ななかまど。

ガスが....。穂高見えねえし。今日は北穂のピークイートが目的なのですが、無理そうですなあ。あああ、がぶんちょすしてえ。

あああ、ガスが。

鉢伏山山頂。ガスが。

三角点あります。

展望の無い展望台、って禅問答ですか？　ピークイートできねえ...。

展望の無い展望台。

白い大福をいただきます。晴れてれば、大福の彼方に前穂、奥穂、涸沢、北穂、さらにキレットと槍への稜線があるはずなんです。大福喰えても、ピークイートできねえ....

スパイダーを連れて来ました。え？　焼き大福？　まさかぁ。

お、諏訪方面が一瞬見えました。ガスが晴れてがぶんちょすできるのでしょうか？　え？　焼き大福？　ああ、ドラえもんがのびたに秘密道具紹介するあのシーンのテンションでお願いしますよ。

めでたい焼きぃ！　え？　これはがぶんちょすと同等に崇高な、放置民の重要なアイテムです。

というわけで、山頂を後にします。ツツジがお目当てなら来週以降ですね。

ほんと、この花。SUGEEEEEEEEE。

下山中に晴れて来たのでござる。え？　表題のピークイート？　それはもう、もちろん！

がぶんちょす！

がぶんちょす！　これは前鉢伏山。このあとの鉢伏山の方がちゃんとがぶんちょすできました。

感想

imalp

20代のことですが交際していたひとが僕のアパートを出て行く時に「あなたと居ると、こころがとっても疲れるの」と言い残していったことが忘れられないimalpですこんにちは。春の蝶ケ岳でお槍様のがぶんちょすがとても美味しかったので、鉢伏山から槍穂の稜線を眺めて、北穂をがぶんちょすしてやろうと出掛けてきました。

がぶんちょすは、つまりピークイートのことですが、山頂をがぶんちょすするわけでして、僕が尊敬する放置民のひとたちの儀式なんです。そこで今回は鉢伏山をおとのうた訳でして。

鉢伏山は冬に来るところなんですが、つまり風が無茶苦茶強いので、二つ目爆弾低気圧が列島を通過する時を選んでくると、耐寒気温マイナス50レベルのエム体験が叶うんです。そんな場所ですが、穂高の峰峰が見えるので、がぶんちょすを期待してさあ扉温泉からハイクアップを始めたんですが上の方はガスが巻いてるわ風もあるわで、結局穂高はまったく見えませんでした。すいません。

鉢伏山山頂では、いつもの大福の味わいに加えて、めでたい焼きを満喫しました。今後もときどき、山の上でめでたい焼きを味わいたい、と心に刻み付けながらの下山時間もとても満ち足りたものでした。そうそう、山でめでたい焼きを焼いてるおっさんが居ても、石などを投げつけたりしないでなま温かいこころで見守って（ガン無視して）ください。そんなこんなで春の終わりのなまあたたかいハイキングでした。おしまいける。

コメント

kanosuke

またまた調子にのって
imalpさん、こんばんは。
おやじコメですんません。

imalpさんのブログやレコは松本盆地出身者には郷愁を誘われてしまいます。
鉢伏山や高ボッチは安曇野を囲むぐるりの山々のその他大勢の脇役で、かつては見向きもしなかったのに、最近になって妙に気になっています。
年齢とともにやや年配の女性が気になってくるのと同じ現象なのでしょうか？
明神館からの沢沿いの道はとても気持ちがよさそうです。

創造主造形の妙の花はクリンソウですね。
いえ、ドラゴンボールのハゲ小僧じゃないですよ。
この花は日光方面によくでかける山友に教えてもらって見てみたいと思ってましたが、信州にもあったとは
2枚目の花はウツギっぽいなと調べたらベニウツギのようですね。
あ〜、しったかぶってしまったぁ。

imalp

kanosukeさん、ありがとうごじゃります
＞おやじコメですんません。
おやじレスですみません。

＞年齢とともにやや年配の女性が気になってくる
池波さんの鬼平シリーズに「みずみずしい色気にみちみちた女」
なんて表現がありますが、これは若い女性よりもむしろ
それこそ「脂が乗って熟れ切った大年増」が似合いますね。
湯浴みの場面では「湯玉がことごとく弾かれて」なんて。
え？　いえ、僕の経験ではそんな場面はただの一度も！

クリンソウ、ありがとうございます。
2週間調べていましたが解りませんでした。多謝。
＞ドラゴンボールのハゲ小僧
ハゲって、賛辞だと思うんですよ。
僕は「ハゲザイル」のメンバーでして、通年1ミリなんです。
無精で伸びて5ミリぐらいになると、メンバーから
「ロンゲやろゴルァ色気づいてんじゃねぇよタコ」って
壮絶な叱責を受けるんです。
で、ちゃんとバリカン入れると「いいね、ハゲ！」
褒めてもらえるんですよ。
いやあ、永久脱毛への道は険しいすなあ。