コヤマノ岳〜武奈ヶ岳〜釣瓶岳〜地蔵峠／青空と霧氷

2024年02月24日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,380m
• 下り: 1,192m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:50

8:00 比良駅
8:50 8:50 イン谷口
9:50 9:50 青ガレ
10:40 10:40 金糞峠
12:20 12:20 コヤマノ岳
12:30 12:30 コヤマノ分岐
12:50 12:50 武奈ヶ岳
14:30 14:30 釣瓶岳
15:20 15:20 イクワタ峠
16:20 16:20 地蔵山
17:50 17:50 畑バス停
17:50 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR比良駅〜イン谷口：徒歩
畑バス停〜JR近江高島駅：高島市コミュニティーバス（江若バス）

コース状況／危険箇所等

青ガレ〜金糞峠間、標高750m辺り、谷の右岸に大規模な崩落地あり。ここは、なるべく足早に通り過ぎることをお勧めする。

写真

2/24 10:01

JR比良駅前から望む比良山系。徒歩でイン谷口へ向かう。（私のカメラの時間は、2時間ずれている。何度直しても元に戻ってしまうので、もう諦めている。そのつもりで見ていただけたらと思う。）

2/24 11:33

大山口過ぎた辺り、ここのところの季節外れの暖気で、雪はすっかり溶けてしまったようだ。

2/24 11:40

谷の堰堤を流れ落ちる水、日差しの明るさに春の兆しを感じる。

2/24 12:03

青ガレを少し上がった岩場から、琵琶湖を望む。

2/24 12:03

青空に筋雲がきれいだ・・

2/24 12:09

枯れ枝にも、春の芽吹きを感じてしまう。

2/24 12:24

右岸の崩落地を過ぎ、大岩を登った所から、もう一度琵琶湖を遠望する。ここまで、ほとんど雪が無かった。

2/24 13:55

コヤマノ岳南尾根を登り始めても、雪は、うっすら2〜3cm程度。

2/24 13:58

標高1100m辺りのブナの木、薄い雲に隠れた太陽を見上げる・・

2/24 14:07

コヤマノ岳山頂が近づくと、枯れ枝にうっすらと霧氷が付き始める。

2/24 14:10

山頂が近づくにつれ、霧氷の厚みが増してくる。

2/24 14:10

霧氷の間にのぞく、うっすらとした青空・・

2/24 14:10

2/24 14:11

薄い雲と、霧氷が、レースのカーテン越しの柔らかい太陽の光のように見える。

2/24 14:11

薄い雲が晴れて、青空が、だんだん鮮やかになってきた。

2/24 14:14

2/24 14:14

コヤマノ岳稜線に到達、ここから、何だか霧氷の厚みが違う。

2/24 14:15

2/24 14:15

コヤマノクラウンのシンボルツリーを蔽う、霧氷の白さが眩い。

2/24 14:15

近づくと・・

2/24 14:16

ぶ厚い霧氷を纏った、コヤマノクラウンが見えてくる。

2/24 14:16

一晩中どれだけ、冷たい風が吹きつけたら、これだけの霧氷が成長するのだろう・・

2/24 14:17

霧氷の白いカーテンが、太陽の光を和らげてくれる。

2/24 14:19

琵琶湖と、青空と白い雲をバックに、霧氷の白さが映える。

2/24 14:19

2/24 14:20

トゲトゲの細かい繊維のような霧氷の結晶・・

2/24 14:22

頭上を蔽う霧氷を見上げる・・

2/24 14:23

霧氷に蔽われた、コヤマノのブナの森を歩く。

2/24 14:25

2/24 14:26

霧氷に透ける太陽・・

2/24 14:26

青空も、霧氷に透ける・・

2/24 14:26

頭の上・・

2/24 14:27

2/24 14:27

次から・・

2/24 14:28

次へと・・

2/24 14:30

ため息の出るような、

2/24 14:30

美しい霧氷が続く・・

2/24 14:32

コヤマノの森を抜けて、眼前に武奈ヶ岳が見えてくる。

2/24 14:32

枯れ木の野に、霧氷の白い花が咲く・・

2/24 14:33

少し振り返り・・

2/24 14:34

前を見ると、ブナの木越しに、武奈ヶ岳。

2/24 14:42

武奈ヶ岳への登り、背後を振り返ると、真っ白な霧氷に蔽われたコヤマノ岳と蓬莱山が見える。

2/24 14:43

コヤマノ岳は、全山が、巨大な霧氷のドームのようになっていた・・

2/24 14:44

一本の針葉樹と蓬莱山

2/24 14:44

山頂手前で、みごとな霧氷の向こうに琵琶湖と青空が・・遙かに白い伊吹山も見える・・

2/24 14:47

もう一度、コヤマノ岳と琵琶湖・・

2/24 14:50

武奈ヶ岳山頂稜線に到達、分厚い霧氷の向こうに、京都北山の山並み・・

2/24 14:53

武奈ヶ岳山頂には、多くの人が。

2/24 14:54

釈迦岳と琵琶湖。

2/24 14:55

目の覚めるような白の霧氷と、

2/24 14:56

背景の暗い山並みが、

2/24 14:56

鮮やかなコントラストと、

2/24 14:56

深い陰影を感じさせる・・

2/24 14:57

霧氷の釣瓶岳。

2/24 14:58

北西の季節風の当たる、西側斜面が真っ白だ・・

2/24 15:00

朽木谷を挟んで、京都北山の山並みが重畳と連なる・・

2/24 15:01

2/24 15:01

さあ、大勢の登山者を後に、誰もいない北稜を下ろう。

2/24 15:02

青空をバックに、見上げる霧氷・・さらに分厚くなっている・・

2/24 15:03

山頂直下のブナ林へ・・

2/24 15:05

何という分厚い 霧氷・・

2/24 15:05

霧氷の重さで、垂れ下がるブナの枝・・

2/24 15:06

そのぶ厚い霧氷越しに、青空と琵琶湖・・

2/24 15:06

重く垂れさがるブナの枝・・

2/24 15:07

霧氷の合い間から、わずかに覗く琵琶湖と青空・・

2/24 15:07

2/24 15:07

頭上を蔽う、霧氷の森を抜けていく・・

2/24 15:07

2/24 15:09

釈迦岳と琵琶湖が見える。

2/24 15:13

霧氷の森を抜けて、後ろを振り返る・・

2/24 15:15

前方に釣瓶岳、稜線の西側斜面だけが、白く霧氷に蔽われている。

2/24 15:17

2/24 15:22

霧氷が、少し薄くなってきた。

2/24 15:29

足元には、吹きだまった雪が50cmくらい残る。

2/24 15:34

その上を歩く。

2/24 16:03

標高1000m、細川越を過ぎ、釣瓶岳へ登り返す。ナガオの稜線が見える。

2/24 16:04

釣瓶岳手前のコル、

2/24 16:04

霧氷の向こうに、釣瓶岳山頂が見える。

2/24 16:05

青空と雲をバックに、霧氷の枝を広げる木・・

2/24 16:21

釣瓶岳山頂手前の、霧氷の樹林。

2/24 16:21

稜線東側の眺め。

2/24 16:25

もうすぐ山頂・・西側の眺め。

2/24 16:28

釣瓶岳山頂、西側のブナ林。

2/24 16:29

釣瓶岳山頂1098mから、霧氷の枝越しに、北の眺め・・

2/24 16:30

少し下って、畑の集落と蛇谷ヶ峰が見える。

2/24 16:30

山頂を振り返ると、霧氷のブナ林・・

2/24 16:30

山の裾野に、安曇川の野と琵琶湖・・

2/24 16:32

霧氷の枝越しに、双コブの蛇谷ヶ峰。

2/24 16:32

稜線を下る。

2/24 16:33

さあ、山頂直下のブナ林へ・・

2/24 16:34

枝を広げたブナの大木の霧氷・・

2/24 16:35

これを見上げる・・

2/24 16:35

霧氷の向こうに、安曇川の野と琵琶湖・・

2/24 16:36

振り返る、霧氷と青空の対比・・

2/24 16:36

西側斜面の霧氷。

2/24 16:37

青空に、筋雲と霧氷・・

2/24 16:38

一旦下り、前方の小ピークを越えて行く。

2/24 16:39

右手後ろの霧氷と青空、そして雲・・

2/24 16:42

釣瓶岳を振り返る・・

2/24 16:45

1050m辺り、北の眺め。

2/24 16:46

両側に、蔽い被さるように、霧氷が・・

2/24 16:46

2/24 16:48

杉の大木の、片側だけに、分厚い霧氷のヴェール・・

2/24 16:49

そして、その向こうの青空・・

2/24 16:52

標高1000m、残雪の丘・・

2/24 16:59

しだいに、霧氷は薄くなり始めた。

2/24 17:08

標高950m、下ってきた稜線を振り返る。

2/24 17:16

イクワタ峠から、釣瓶岳を振り返る・・

2/24 17:33

900mを過ぎ、霧氷は消えた・・

2/24 17:35

標高860m辺りの丘、北の眺め。

2/24 17:36

緩やかなアップダウンの稜線を下る。

2/24 17:45

谷間の残雪に、日が当たる。

2/24 17:51

もうすぐ、笹峠。

2/24 18:23

地蔵峠へ向かう稜線から、空を見上げる・・筋雲が美しい・・

2/24 18:40

地蔵峠の下りの山道。

2/24 19:30

夕方5時30分、森を抜けて、畑の集落に入った。

2/24 19:35

棚田の畔に、フキノトウ・・春は近い。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT4 パナソニック

感想

arajin

　雪は少なかったが、目の覚めるような、分厚い、真っ白な霧氷に蔽われた比良山系・・久しぶりの青空の下の山歩きだった。
　武奈ヶ岳山頂は、大勢の登山者で賑わっていたが、北稜〜釣瓶岳〜イクワタ峠まで踏み込む人は少ない。静かな稜線で、美しい青空と霧氷の景色を、思う存分、楽しむことができた。

コメント

キバラー

あの日は週末唯一の好天だったとはいえ、比良も冷たい強風だったのではないでしょうか。
霧氷の写真に魅了されました。
サムネイル状態の全体で見渡すとどれもよく似た霧氷写真に見えたのですが、一枚一枚開いて拝見すると、カレンダー写真にするならあれもいいな、こっちも良いなと、それぞれ全てが異なる魅力を持っていて、どれひとつとて似通ったものがないことに気づきました。
私ならさっき撮ったシーンと似ていてくどくなるから撮らなくていいかぁと間引きしてしまいそうになります。
場所、場所で違うもんですね。

arajin

　キバラーさん、この日、車窓から見えた比良は、大雪でも降ったかと思うほど、真っ白でした。何日か続いた季節外れの暖気と雨で、積雪は10ｃｍもないだろうと、チェーンスパイクしか用意せず、想定外の積雪であれば引き返すつもりでした。
　ところが、1000ｍを越えても積雪は数ｃｍ、金剛山と変わらないくらいしかありません。湖西線の車窓から見た山の白さの原因が、雪ではなく、とんでもなく分厚い霧氷だと分かったのは、コヤマノ岳に着いてからでした。だから、私にとっては、うれしい誤算でした(笑)。
　霧氷の写真は、あっ、きれい・・と思うと、つい何枚も撮ってしまいます。帰ってから、似たような写真は削除したらいいや・・と思うのですが、いざ、写真のデータを整理しようとすると、切り捨てることができなくなってしまいます。その日の山行の、ひとつながりの場面、場面が思い出されて、写真を削除すると、その場面に感じたものが失われてしまうような気がしてしまうからなのでしょうか。まあ、我ながら、もうちょっと何とかならないのかな・・と思ってしまいますが(笑)。だめですね。