鴨沢〜雲取山ピストン

コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:22
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バスは数本程度しかありません。帰りも同様なので気をつけてください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 よく乾いていてとても歩きやすい道でした。 ◆鴨沢〜小袖乗越 少し舗装路を歩くと登山道に入ります。 石がゴロゴロしてやや歩きづらい道です。 スタート直後ということもあり、慎重に進みたいものです。 ◆小袖乗越〜堂所 乾いていて歩きやすい道です。 ◆堂所〜雲取山 ここから傾斜がきつくなります。段差も増えます。 勝負は奥多摩小屋からの相次ぐ急登です。 ◆下り 特に言うことはありません。 【トイレ】 鴨沢バス停と山頂にあります。 |
写真
感想
雲取山は11回目、前回は2013年10月14日でした。
この時は合計5時間46分で歩きました。
今回は登り3時間12分、下り2時間25分、合計5時間37分で歩きました。
まさかのレコードタイムによる復活となりました。
特に登りのタイムを見ると、いよいよ3時間切りが視野に入った気がします。
5週連続の登山で体はできていましたが、この歩きができるとは想定外です。
これで膵炎からの「完全復活」と言ってよいでしょう。
奥多摩駅からのバスは大勢の人が乗り込み、バス停にもたくさんの人がいました。
これだけの人を見たのは初めてのことです。
山中も含めて団体さんが多かった。
この日は朝から気温が高く、暑さを感じるほど。
例によって準備に時間をかけるので、ほぼ最後方からのスタート。
ただし緊張感が前回までと違いました。
序盤から呼吸に苦しみながらも意図的にペースを上げました。
行けるだけ行って、バテたらそれまで。
山頂まで行きたいですが、現状の体力を知りたかったのです。
ほどなくして呼吸は楽になり、あっという間に小袖乗越に。
物凄い光景を見ました。道まで車があふれている。
シーズンにしてもここまでは…まぁとにかく登りましょう。
前方を歩く人を次々とパスしつつ登ります。
途中団体さんを抜くときにさらにペースアップ。
明らかにオーバーペースと思っても行きがかり上仕方がない。
これはもう行くしかないと思いました。
堂所までは特に疲れることもなく歩きました。
パンを食べて休憩。吹き抜ける風が心地よい。
季節は完全に夏です。
堂所から少し登ると傾斜がきつくなります。
ここでやはり足にきはじめました。
まぁこれはしょうがない。登るしかないのです。
七ッ石山への分岐で再度一息入れ、さらに登ります。
巻き道は傾斜が緩いので楽でしたが、ブナ坂以降はさらにきつくなります。
しかし、一杯になりながらもペースは落ちません。
飛龍方面が見えてくると、一気に視界が開け、気持ちが軽くなります。
もうホント、ニコニコ。楽しすぎる!
奥多摩小屋でも休憩はなく、通過。ここから急登を登ります。
さすがにきついのですが、止まりません。止まっても意味はないからです。
こんな急登で止まっても休みにはならず、時間がかかるばかりです。
ならば一気に登るまで。
波状的に続く三連続の急登を一気にクリアし、小雲取山へ。
ここも通過。もう山頂は目の前です。
足はもう動かない。でも気力は十分。最後まで気持ちは切れませんでした。
避難小屋に荷物を置いて山頂へ。
いえーい!という気持ちでした(笑)
膵炎にかかってから半年あまり、そして1年7ヶ月ぶりに雲取山に戻ってきました。
会心の歩きでした。
山頂からは富士山こそ見えませんでしたが、周囲の山々などの景色が映えていました。
いやあこれだわこれ、ここにもう一度来たかったんだ。どうしても。
バスの時間もあって30分程度で下りに入りましたが、ずっと眺めていたかったくらい。
山頂にいる間に少し気分が悪くなったこともあり、下りは無理せず歩きました。
まぁさすがにこの暑さと目一杯の歩きで消耗していました。
ですから2時間半を切るのは不可能だろうと思ったのですが、切りましたね。
下りの歩きを“棒立ち歩き”に変えてから、足の痛みが生じにくくなりました。
膝の脇の靱帯に古傷がありますが、この日も痛みませんでした。
これならもっと長いところも歩けるでしょう。
これから梅雨に入り、僕は雨が嫌いなので例によってペースは落ちますが、
あまり間をあけずに梅雨明けまで何回か歩ければいいなと思っています。
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