[歩き応えのある岩場] 毛無山〜十二ヶ岳〜節刀ヶ岳〜鬼ヶ岳

2015年06月06日(土) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,246m
• 下り: 1,232m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:09

7:30 毛無山登山口バス停
7:33 7:35 文化洞駐車場
8:53 8:57 毛無山
9:16 9:18 一ヶ岳
10:51 12:09 十二ヶ岳
12:58 12:58 金山
13:06 13:07 節刀ヶ岳
13:17 13:17 金山
13:31 13:42 鬼ヶ岳
13:54 13:54 雪頭ヶ岳
15:32 15:33 漁眠荘前バス停
15:39 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八王子IC - 魚眠荘前BS駐車場： 車　約1時間
魚眠荘前BS - 毛無山登山口：車　約10分

コース状況／危険箇所等

全体的に(丹沢や奥多摩と比較して)指導標はそれほど多くありませんが、
登山口や分岐ポイントにはしっかり案内が出ていて、迷うことはありません。

■毛無山登山口 - 毛無山
前日の雨の影響か毛無山までの登りは滑りやすい所がありました。
私自身、地図を見ながら歩いていたら、足を滑らせておもいっきり転倒して
しましたので、ここは慎重に歩かれると良いと思います。

■毛無山 - 十二ヶ岳
毛無山からの稜線は、一ヶ岳、二ヶ岳、…と番号が付けられた小さなピークが
連続します。
岩があるだけで岳といえるか微妙な七ヶ岳というのもあったりしますが、
基本は岩場のアップダウンが連続しますので、ゆっくり行くと良いでしょう。
なお、キケンな岩場にはロープがありますので助かります。

■十二ヶ岳 - 金山
こちらも、岩場の連続です。一人が通過するのに時間を要す場所があります。
こちらも危険な場所にはロープ、ハシゴがあり、安心感があります。

■金山 - 節刀ヶ岳
なだらかな稜線でとても歩きやすいです。節刀ヶ岳の直前だけ岩場が
ありますが、こちらはロープが不要なレベルです。
なお、節刀ヶ岳は山頂より、この手前の岩場のほうが眺望が良いです。

■節刀ヶ岳 - 鬼ヶ岳
とても歩きやすい稜線です。岩場も特にありません。稜線の眺望も良いです。

■鬼ヶ岳 -魚眠荘前BS
雪頭ヶ岳を通って麓までは長い樹林帯の下りです。
ここも一部滑りやすいところがありますので、要注意です。


※毛無山登山口の駐車場について
　山と高原地図には毛無山登山口(西湖東端)にPマークがありますが、
　登山口横の広場は工事中になっていて、車を停められません。
　今回はゴール地点の魚眠荘前BS(西湖西端)の駐車場に車を停めました。
　この駐車場から毛無山登山口まで車で約10分です。歩いた場合は、
　恐らく1時間程度と思います。

その他周辺情報

西湖の北岸の中央あたりに、西湖温泉いずみの湯があります。
大人900円、時間制限無しです。サウナもあります。
ゆっくりできて良いです。

写真

6/6 7:31

今日は河口湖と西湖の間にある毛無山登山口から出発です。
最初は曇っていますが、予報では天気は回復方向のはず。

6/6 7:33

指導標はそれほど多くありませんが、ポイントとなる場所にはキッチリ案内が設置されていて、迷うことはありません。

6/6 8:26

木ノコ。また秋に来たら大きくなっているのかな？

6/6 8:27

もう初夏ですので、花が多いです。今回もいろいろ撮影しました。

6/6 8:29

前日の雨で滑りやすい。というか、実際に滑ってコケてしまった…。雨上がりの山道は気をつけましょう！

6/6 8:40

ガスって眺望が無いので、自然と花の撮影に向かいます。赤い花は映えて良いです。

6/6 8:51

写真では朝露がすごいですが、山道には草が無いので濡れません。スパッツは無くてもOKです。

6/6 8:57

毛無山までは90分ほどで到着。
このときはまだ雲が多めでした。一瞬富士山が見えたり隠れたり。

6/6 9:21

では、次の十二ヶ岳を目指しましょう。歩き出すと、ん？
一ヶ岳、二ヶ岳があるってことは、12回アップダウンがあるということか？

6/6 9:29

予想通り、稜線はアップダウンの繰り返しです。
それも、結構な急斜です。ゆっくり行きましょう。

6/6 9:30

四ヶ岳では雲海と湖が見えました！
雨上がりはこの楽しみがありますね。

6/6 9:34

少しづつ天気も晴れてきました。今日は風が涼しくて心地よいです。

6/6 9:35

先に進むと、なにか、だんだん岩場が険しくなってなっていくような。ロープはあります。

6/6 9:52

今日は八ヶ岳に行ってきた！と言って良いものか。

6/6 10:24

吊橋も滑りやすくて、スリルがあります。

6/6 10:38

途中の岩場からは河口湖も見えます。

6/6 10:30

岩場を抜けて余裕が出てきたので虫を撮影。

6/6 10:46

新しい花はとりあえず撮影しておく。

6/6 10:53

十二ヶ岳に到着しました。真っ赤な祠。
いまさらながら、安全登山を祈願。

6/6 10:54

山頂の南側から西湖を眼下に見渡せます。
富士山は麓だけ…。これは次回に期待しましょう。

6/6 10:56

湖をズームするとカヌー。あれもいいなぁ。

6/6 10:56

湖岸の雰囲気は外国テイスト。西湖、悪くないですね。

6/6 11:12

そして今日のお昼は…厚切り牛タン！

6/6 11:19

旬のアスパラ。美味しいです。まずはベーコンと。

6/6 11:37

豚肉とチーズのアスパラもも美味しかった。ありがとう！

6/6 12:39

金山の手前の岩場。ここも眺望が良く、西湖が見えます。

6/6 13:07

節刀ヶ岳。山頂の眺望はイマイチですが。

6/6 13:07

節刀ヶ岳の山頂手前の岩場は視界が開けています。休憩するならこの岩場ですね。

6/6 13:07

節刀ヶ岳の岩場からは遠くに山中湖まで見えました。

6/6 13:34

最後のピーク、鬼ヶ岳。この岩が鬼のツノということかな？

6/6 13:38

鬼ヶ岳の西側にも稜線が続きますが、今回はここから雪頭ヶ岳を通って下山しましょう。

6/6 13:57

雪頭ヶ岳。山と高原地図にはお花畑と書いてあります。
蜂も蜜を吸いにたくさんやってきていました。

6/6 14:08

雪頭ヶ岳からの下りも最初は急な斜面がありました。慎重に下ります。樹林帯に入ってからは、長い長い下りです。

6/6 15:16

樹林帯を抜けて堤防を越えると麓に着きます。

6/6 15:25

最後も花。初夏は良いですね。

6/6 15:33

ゴールが駐車場なので、とてもは楽チン。お疲れさま！

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

11044

来月予定の北アルプスに備えて、岩場のあるこの十二ヶ岳で前哨戦です。

天気予報はあまり良くありませんでいたが、登り始めと最後は曇りで涼しく、
そして稜線上では晴れて眺望もGoodと、最高のパターンの気象条件でした。
涼しい風も程よく吹いていて、一番歩きやすい時期に来られました。

さて、天気とは裏腹に、稜線は一見易しそうですが、実際に歩いてみると
岩場のアップダウンが連続して、歩き応えがあります。
ただし、キケンな場所にはロープやハシゴがありますので、
ゆっくり登れば問題ありません。

一つ注意するとしたら、毛無山から十二ヶ岳での岩場を通過するのに
結構な時間を要すること。要のロープ場は落石を警戒して一人づつ2-3分を
要する場所もありますので、もし団体さんと同じタイミングになったら、
手前の岩場で休憩するなどして、時間を調整したほうが良いと思います。