福見山から明神ヶ森（三本杉から福見寺経由で往復）

2024年03月16日(土) [日帰り]

• GPS: 15:24
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,237m
• 下り: 1,079m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:22
• 休憩: 0:22
• 合計: 7:44

7:16 スタート地点
10:15 10:33 福見山
11:39 11:43 明神ヶ森
15:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三本杉の標識が立つ車道の路肩に駐車しました。

写真

3/16 7:25

新宮神社の社殿と松山市の天然記念物に指定されている三本杉。

3/16 7:42

標石に刻まれた「福見寺道登十八丁」に従い、分岐を右へ。

3/16 7:45

風化の具合から藩政時代のものと思われる丁石。

3/16 7:57

ここにも立派な丁石。

3/16 8:12

十二丁。こちらは比較的新しい標柱状の丁石。

3/16 8:17

十一丁。

3/16 8:28

福見寺への標識で左に折り返す。この少し手前から広い道を直登してもよい。

3/16 8:33

尾根を乗り越える辺りに八丁と刻まれた新旧の丁石と「福見山登道」の標識。

3/16 8:36

708.1mの四等三角点（今治谷）に立ち寄る。中央奥に見えるのはこれから向かう福見山。ちなみに、西には木々の間越しに松山市街から興居島が覗く。

3/16 8:58

杉の木に抱かれた丁石。

3/16 9:01

五丁。川之江村の文字が見て取れる。

3/16 9:06

四丁の丁石。種字はお釈迦様だろうか。

3/16 9:08

こちらも四丁の丁石。

3/16 9:11

三丁。

3/16 9:16

二丁。

3/16 9:19

一丁。ここからお寺までの竹林は、イノシシの掘り起こしが凄まじい。

3/16 9:27

福見寺の境内。俵飛山は飢饉の際に俵が飛んできて人々が助かったという言い伝えから。寺の脇にある桜の古木は蕾が膨らんでいてもうすぐ開花しそう。

3/16 9:35

鰐口の上に見える天井絵も当時は見事だったろう。

3/16 9:36

歴史を感じさせる五輪塔。

3/16 9:40

桜の古木の裏に倒れた道標。

3/16 9:41

蔵王堂。

3/16 10:11

福見山山頂手前のピーク。ここから右（南東）に向かう。

3/16 10:16

福見山の山頂。少し手前に国調（地籍調査）で設置された新しい標石（地籍三角点）があるので間違わないように。

3/16 11:26

大きなブナのそばに音田林道への分岐。

3/16 11:28

陽光を浴びて気持ちの良いブナの林。ただ、シカの食害で至る所ツルシキミが群生している。

3/16 11:40

明神ヶ森山頂。10年前の写真ではスズタケに覆われていた山頂も現在はシカの食害で立ち枯れたササが僅かに残る。

3/16 11:53

昭和5年11月に設置された境第162号の標柱の脇に立つ2つの木のもとに腰掛けて昼食。

3/16 12:56

ここから左の林道に下りて、福見寺まで林道歩き。路面の石はごろごろして歩きにくいけど、思った以上に広葉樹林が多く心地よい。

3/16 13:26

文政元年の銘がある立派な鳥居。脇には丁石などがある。

3/16 13:30

林道から見上げる福見山。

撮影機器：

Xperia 10 II SO-41A docomo SONY

感想

yamanetengu

途中でスマホが誤動作して帰路に一部ログが消えてしましましたが、累積高度は往路も帰路も同じです。また、帰路のコースタイムには昼食休憩等も含まれていますので、正確な歩行タイムは他の方の記録を参考にしてください。
全体に杉の植林が多いので花粉症の方は注意。明神ヶ森が近くなると少しだけシャクナゲやミツマタがあるので花期は楽しめそう。明神ヶ森の山頂手前のブナの林は新緑や紅葉の時期が良さそう。林床のツルシキミは赤い実時が見事だと思う。
この日は私と同い年だという健脚のソロハイカーと出会いました。明神ヶ森からの帰りにブナ林ですれ違い、福見寺で追い抜かれてしまいました。
ちなみに、高縄山系もシカの食害が著しく、明神ヶ森のブナ林や福見山の広葉樹林にはシカの糞や足跡などの痕跡が多い。特に、福見山から南に延びる尾根は密度が高い。