栃木の山/三毳山

2024年03月20日(水) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 16.5km
• 登り: 348m
• 下り: 344m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:48

9:58 岩舟駅
10:24 10:26 下津原交差点
10:42 10:43 万葉自然公園かたくりの里管理棟
11:25 11:35 三毳山
11:39 11:43 みかも山公園西口分岐
12:10 12:14 中岳
12:20 12:24 三毳神社
14:46 佐野駅

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

◆往路
湘南から東京上野ラインで小山で両毛線に乗り換えて岩舟駅下車。
6:56 茅ヶ崎→9:05 小山 9:28→9:49 岩舟
◆復路
佐野駅から両毛線に乗車。
14:57 佐野→15:12 栃木 15:47→16:54 東武日光

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
道標も多いが枝道が多い点は注意が必要かもしれない。
園地として整備されており危険個所も少ないが、登山道を外れると急崖地も多々あり注意は必要。
◆登山ポスト
登山ポストは周辺には見られなかった。

写真

3/20 9:49

岩舟駅に到着。

3/20 9:50

駅から西南西に三毳山が展望できる。

3/20 9:56

岩舟駅。100年以上前に開業した歴史ある駅とのこと。

3/20 9:56

駅の観光マップにも三毳山は記されている。

3/20 10:00

踏切を渡り岩舟駅を振り返る。

3/20 10:00

北側には岩船山が雄々しい。

3/20 10:04

ちょうど東行きの両毛線が走って来ましたよ。

3/20 10:04

菜の花と三毳山。

3/20 10:10

南側にはこんもりとした杜。古墳かと思ったら三峯神社らしい。

3/20 10:13

庚申塔がある辻。

3/20 10:17

これは古墳とのこと。案内板によると甲塚古墳で7世紀初頭の豪族の墓だろうと。

3/20 10:19

北側に見えるのは馬不入山から大明神山の尾根だろう。

3/20 10:28

慈覚大師誕生の地の道標と横断幕に惹かれてそちらへ。慈覚大師ってどんな方でしたっけ？

3/20 10:30

誕生の地には誕生寺と名付けられている。

3/20 10:31

実物大以上の青銅像もある。慈覚大師は天台宗を大成させた人物とのこと。山形の立石寺を開いたのも慈覚大師だそうだ。

3/20 10:41

慈覚大師誕生の地から10分で三毳山の北側登山口に到着。万葉自然公園かたくりの里らしい。駐車場は有料となっている。みかも山公園のその他の駐車場は無料なんだろう。

3/20 10:43

かたくり群生地の標識に導かれる。

3/20 10:45

ハイキング道とかたくり群生地への径はここで分かれる。当然かたくり群生地に向かいますよ。

3/20 10:46

ステージがある？奥には鹿除けゲートがある。

3/20 10:47

縦横にルートがあるようだ。

3/20 10:47

ベンチがあってちょうど良いので小休止とする。ステージの奥にはFlower Festivalって書かれたボードが立てられている。

3/20 10:47

三毳山の全体図。カタクリが見られるのはここの辺りだけだったんだ。北側からアプローチして正解だった。

3/20 10:50

ミニバンが来たよ。高齢者の送迎をやってるのかな？

3/20 10:52

と思ったらリアハッチが開いて「さのまる」が現れたよ。

3/20 10:53

ステージでトークショー？が始まった。

3/20 10:56

さのまる輪投げ中。ジャンプパフォーマンスではかなり力をセーブしてたかも。

3/20 10:57

さのまると一緒にかたくり群生地まで歩いて行くのもあるが時間も惜しいので先にゲートを抜けて来ましょう。

3/20 10:58

整備された歩道が続くが既に周囲はかたくり群生地のようだ。

3/20 10:58

カタクリが咲き群れている。

3/20 10:59

こちらにもカタクリ。

3/20 10:59

あちらにもカタクリ。

3/20 11:01

少し下から見上げるようにした方が良いのかも？マクロモードも使う方が良いか。

3/20 11:02

どれも美人に見えてしまう。

3/20 11:04

アズマイチゲもあちらこちらに群れている。

3/20 11:05

アズマイチゲとカタクリ。

3/20 11:07

これもカタクリ。

3/20 11:08

かたくり群生地のほぼ最上部のようだ。

3/20 11:09

上の方では未だ蕾のカタクリも多い。

3/20 11:10

最後に見た開花したカタクリ。

3/20 11:11

シカと言うよりイノシシ対策なのかも。ゲートを出てかたくり群生地は終了。

3/20 11:14

整備されているハイキング道だけど急登で小粒の石が多くて滑りやすい。

3/20 11:17

尾根に出た。尾根に出ると東北道を走るクルマの音が聞こえる。

3/20 11:24

結構岩々しい尾根だ。且つ思っていた以上に急登。

3/20 11:26

アンテナが見えて来た。山頂のようだ。

3/20 11:27

三毳山山頂。青竜ヶ岳とも呼ばれるようだ。西側に展望が開けている。冠雪した山は榛名山か。

3/20 11:27

眼下には東北自動車道と佐野SA。こんな位置関係だったんだ。

3/20 11:28

榛名山。

3/20 11:28

奥白根方面。残念ながら雲が多くて。

3/20 11:30

薄っすらと男体山。手前の尾根の鋭いピークは諏訪岳か。

3/20 11:31

下りも急です。

3/20 11:39

ここは間違えてみかもハーブ園の方に歩いて行ってしまった。何しろそちらが登っていたんで。辻毎に道標は設置されていた。

3/20 11:45

車道に出た。東屋がある。車道を突っ切って中岳方面へ。

3/20 11:48

前方に見えるのが中岳か。

3/20 11:48

三毳山を振り返る。上り下りが急だっただけにピラミダルな山容だ。

3/20 11:52

花籠岩。

3/20 11:52

なかなかの好展望地。

3/20 11:54

再び四辻。ここにも東屋がある。みかもの関跡らしい。

3/20 11:56

車道の脇からは階段上り。

3/20 11:58

階段を上りきると犬石。関所の役人（威奴=いぬ）が見張っていたから犬石らしい。

3/20 12:00

気が早いツツジ。

3/20 12:01

これも犬石。犬が伏せた姿に見えるからとか。

3/20 12:02

またまた車道に出合う。ここの休憩小屋は階下にトイレもあった。

3/20 12:07

また登る。

3/20 12:11

三毳山中岳山頂に着いた。

3/20 12:11

中岳山頂標識。

3/20 12:14

中岳から少し下ると開けた場所に出たがパラグライダーの離陸ポイントのようだ。

3/20 12:15

モノレールまで設置されている。担いで登る必要なし。

3/20 12:15

みかも山公園ハング・パラグライダー場フライトエリアルール。入門コースもあるのかな。

3/20 12:16

これは蠟燭岩。

3/20 12:19

再び登ってお社が見えて来た。

3/20 12:20

三毳神社。

3/20 12:20

晴れていれば大展望なんだろう。ちょっと残念。

3/20 12:20

計画ルートと違うけれどあちらの山を通って下ろうか。

3/20 12:22

下って行くと車道が見えて来た。

3/20 12:23

すごいクネクネ道。

3/20 12:24

ここにも休憩場所。自動販売機もある。

3/20 12:26

この階段を登ると今度は天狗岩らしい。

3/20 12:28

晃石山でもこんな岩が見られた気がする。

3/20 12:28

階段を登ると向こうに岩が立っているのが見える。あれが天狗岩だな。

3/20 12:29

天狗岩。

3/20 12:30

天狗岩の天辺。

3/20 12:31

天狗岩の東側にはお社がある。最乗寺の守護神道了天狗を祀っていて渡良瀬川舟運信仰の一つとのこと。

3/20 12:33

天狗岩の先にはトーチカのような？

3/20 12:33

中はがらんどう。あれ？上には上がれないの？と思ったら対面を出たら左に階段があった。

3/20 12:34

屋上は最高の展望台。

3/20 12:35

右奥に男体山、左奥には奥白根。さっきよりもはっきりと望める。

3/20 12:36

奥白根の左は錫ヶ岳だろうか。まだたっぷりと雪がありそうだ。

3/20 12:36

袈裟丸方面。こちらも是非行ってみたい山域。

3/20 12:38

展望台を出て尾根を行くと謙信の鞍掛石があった。これも三毳山の名石の一つ。

3/20 12:39

その先にはこんな下山口が用意されていたがオジサンにはちょっと厳しいので戻って巻き道を行くことにする。

3/20 12:40

斬新な下山方法。

3/20 12:41

下山口からの出口は意外と近かった。

3/20 12:42

ここが公園マップに出ていた冒険砦のようだ。

3/20 12:43

子ども達には結構人気スポットかもしれないけれど付き合わされるママさん達は大変だなぁ。毎日登山だよ。

3/20 12:44

下りはこんな感じ。大岩は夫婦岩。

3/20 12:49

この先がわんぱく広場の様子。汽車ポッポの音が聞こえる。

3/20 12:53

わんぱく広場。

3/20 12:53

広場に入ってすぐ脇に下って行く径がある。

3/20 12:58

東北道の脇まで下ると十海龍神社があった。ここの桜の開花は近い。

3/20 13:00

東北道を潜る。

3/20 13:01

抜けた先は三毳山を周回する道路で結構クルマの通行も多い。

3/20 13:12

なので畦道へ。振り返るとプチ縦走して来た山々が全部望める。

3/20 13:40

駅に向かう途中「食堂だんち」さんでラーメンと餃子。青竹手打ちの麺で優しい味です。

3/20 14:44

佐野駅に到着。それ程登っていないのに荷が重いせいか結構疲れました。

撮影機器：

moto g100 SIMフリー MOTOROLA

RICOH WG-7 リコー

感想

tadomasa

栃木百名山の一つの三毳山はカタクリの花で有名だそうだから訪れるならその季節と思っていましたが今日がその日。花曇りで肌寒く展望は得られない一日でしたが、その分カタクリとアズマイチゲの饗宴が楽しめました。勿論下山後は佐野ラーメン。そう言えばさのまる君にもお目に掛かれました。

折角なので前に大平山・晃石山を登った時に利用した岩舟駅から三毳山を経て佐野駅までの赤線繋ぎをと欲張った。岩舟駅から田んぼの中の径を歩き三毳山を目指す。何しろそこに見えるから間違うことは無いだろうけど道標はあるけれどとちぎ花センターと慈覚大師誕生の地が行き先となっている。途中では庚申塔や古墳があり歴史ある街と感じさせてくれる。結局慈覚大師の誕生の地にも立ち寄って（ヤマレコアプリからアラートを頂戴するが）から北側登山口になる万葉自然公園かたくりの里に着いた。ボランティアの係の方も多くいて駐車の整理とか案内とかに当たってくれていて賑やかだ。途中にハイキング道を右に分けるがかたくり群生地に向かう。

何だかステージがありベンチも休憩に適当なんで小山駅で買ったサンドイッチを頬張っていたらミニバンが現れハッチから「さのまる」君が現れた。佐野市のFlower Festivalのイベントのようだ。「さのまる」君もかたくり群生地に行くようだったがそれに付き合ってるとこちらの時間が無くなるので早々にしてゲートを潜るとかたくり群生地はもうそこだった。一面に広がるカタクリの花を何に例えて良いか解らない位に群れ咲いていて、余りに想像以上だったので驚いた。中禅寺湖畔千手ヶ浜のクリンソウを見た時と同じように開いた口が塞がらない感じ。この中から自分のスペシャルな一輪を探すなんてとても無理だと思うが、一眼レフを構えている人はそれが出来るんだろうな。確かにコンパクトデジカメより一眼レフを持ってくるべき時と場所だったかも。薄桃色のカタクリに混じって純白のアズマイチゲも美しい。

かたくり群生地の上部出入口のゲートを潜ると勾配も急になり尾根に出ると岩っぽさも現れる。20分程で三毳山山頂に出た。山頂からは西側に大展望が広がり眼下に東北自動車道が走っている。東北道を走っている時には三毳山なんて全然意識しなかったが佐野SAの向かいの山だった訳だ。三毳山から南に縦走すると所々で分岐を過ぎながら中岳を経て三毳神社に出る。三毳神社からは南側の展望が素晴らしい。今日は残念ながら見通しは効かないが。計画では神社から南に下ることにしていたが西側にも一つピークがあるのでこれも越えて行こうと思ったらここが最高の展望箇所だった。花の季節に来るのも良いが冬の凛と冷えた日に来たらまた格別な展望なんだろう。そこから先はすっかり園地になっていた。

三毳山から下り東北道を潜るともうすっかり平地、不思議なほどに平地だ。左手にイオンモールが見えるがその南にプレミアムアウトレットがあるようだ。クルマに乗って移動していると全く土地感が付かないものだ。駅に向かう最短ルートはGoogle Mapで探すのが良いが、途中に最短ルートから少し逸れるが食堂があるので覗いてみると空いていたので立ち寄り佐野ラーメンと餃子を頂いた。駅に向かう途中のお寺に祖父母の墓があるので寄って行った。ちょうど彼岸に祖父母の墓参りもできたし良きかな。佐野は法事とアウトレットしか来たことが無かったが、大平山や足利の山を歩き、三毳山を歩いたことでより身近に感じられるようになった気がする。

コメント

iEucalyptus

数年前に訪ねた時は、北口から入山し、いきなり開けた斜面一面を彩るピンクの絨毯か・・と
思うカタクリの群生に、ため息がでました。
周回コースは割愛したので、今回の記録を見ながら関東平野の展望や奇石の数々など
季節を楽しめるコースにも興味が湧きますね。
うつむく姿のカタクリは可憐です。