奥州街道21（黒沢尻→石鳥谷）

2024年03月21日(木) [日帰り]

• GPS: 08:17
• 距離: 30.2km
• 登り: 68m
• 下り: 35m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:17

距離 30.2km 登り 74m 下り 39m

8:16 スタート地点
16:33 ゴール地点

天候

曇り一時雪（吹雪いた時も）

アクセス

利用交通機関：

電車

In:JR北上駅
Out:JR石鳥谷駅

コース状況／危険箇所等

奥州街道の21回目。
黒沢尻宿から北上し、花巻城の城下町花巻宿、そして花巻空港横を通過し石鳥谷宿までです。
後半は、長大な直線路で非常に疲れます。

JRによる分断と、工業団地造成の夜分断があります。
所々歩道のない区間がありますので注意が必要です。

この区間は、北上川が形成した河岸段丘のヘリを歩いているのがわかる区間でもあります。

そして、二子一里塚、成田一里塚と、量塚が残っている美しい一里塚を見ることができます。

★追記
　花巻通過は間違っていると思います。
　過去の狩猟を参考に、城内を通過していますが、実際は西側の吹張町を北上だと思います。

その他周辺情報

コンビニは北上市街地を出ると、そんなに多くはありません。
トイレは駅やコンビニが中心になりますが、村崎野駅にはトイレがありませんでした。また、途中の伊勢神社のトイレが冬季閉鎖など、公園等にトイレがあっても、この時期は使えない、というところもあります。
自販機は適宜。

写真

3/21 8:18

北上駅からスタートです。
きょうは曇りです。

3/21 8:28

JTBのある交差点で街道に復帰。
北へ向かいます。

3/21 8:35

旧北上消防署
今は公民館です。

3/21 8:38

奥から手前に川がながれていたようです。
右下には『高成橋』の欄干があります。

3/21 8:40

黒沢尻宿は、松屋呉服店のあたりが本陣でした。

3/21 8:47

黒沢尻の名前が少し残っています。

3/21 8:51

北上線　本町踏切　1K387M
北上線を横切るのはここだけ。

3/21 8:57

陸橋には上がらず、左側の細い道に行きます。

3/21 9:05

ここでJRに分断されます。
奥に道が続いているのがわかります。
右手にある陸橋から迂回します。

3/21 9:10

反対側は雪道です。

3/21 9:26

二子一里塚
128里目　盛岡まで11里
東西両塚が残っています。

3/21 9:26

神社側が西塚

3/21 9:26

北上川側が東塚です。

3/21 9:32

早池峰山が青白く輝いています。

3/21 9:46

村崎野駅
中央の一里塚みたいなものは、除雪した雪が残っている場所です。
トイレは閉鎖されていました。

3/21 9:55

伊勢神社
ここにもトイレがありましたが冬季閉鎖でした。

3/21 9:59

ロータリーを左手に向かい、北上工業団地に入ってゆきます。

3/21 10:11

この辺から右手奥に街道が続いていたはずですが、工業団地造成で消失しています。
左手の道路からぐるっと迂回。

3/21 10:22

反対側、この辺りで街道が復帰します。

3/21 10:34

成田一里塚
129里目
盛岡まで10里
ここも東西両塚が残っています。

3/21 10:35

成田一里塚

3/21 10:35

こっちが東塚

3/21 10:36

こちらは西塚

3/21 10:38

そしてバス停はその名も「一里塚」

3/21 10:45

出羽三山とか観音様とか、いろいろ集められています。

3/21 10:48

花巻市に入りました。

3/21 10:57

ここにも出羽三山や観音様など

3/21 11:00

簡易郵便局のような雰囲気と思いましたが、やはり成田簡易郵便局跡地でした。
2003年8月1日に一時閉鎖になり、2006年3月30日にそのまま廃止でした。

3/21 11:03

秋葉山
火事があったんですかねぇ。

3/21 11:09

薬師神社
左下には天保2年の石

3/21 11:12

中央のぴょこんと突き出ているのが岩手山です。

3/21 11:14

花巻空港が近いので、時々着陸態勢中の飛行機が見られます。
これは札幌からのJAL2831便のようです。

3/21 11:17

人はまっすぐ

3/21 11:19

目の前には交通量が非常に多い国道4号線。
左手の横断歩道で迂回。

3/21 11:33

奥州街道の案内

3/21 11:34

名残の松
樹齢400年ほどの松です。
これはちゃんと補強しないと、崩れて倒れそう。

3/21 11:37

南城小学校の校庭に残された松

3/21 11:44

花巻市に入ると宮沢賢治ばっかりになります。

3/21 11:54

向小路同心屋敷跡
東西に15戸ずつ
街道警備や伊達藩との藩境警備などを行いました。

3/21 12:00

賢治命名の花巻大三叉路

3/21 12:00

賢治命名の花巻大三叉路

3/21 12:02

豊沢川を渡ります。
花巻城下、花巻宿に入って行きます。

花巻城下は、赤実線でたどる人が多いのですが、江戸時代も活用されていた花巻城内を通過するのは少し考えづらく。
おそらく、紫線の方ではないかと思います。
なんでみんな赤線に行くんだろう。
参考にしてしまった僕も城内に行ってしまった。

3/21 12:06

豊沢町一里塚跡

花巻城下に入るとすぐに一里塚がありました。
130里目
別名錦塚

3/21 12:10

宮沢賢治生家
1896年8月27日に生まれました。
当時の建物は1945年8月10日の空襲で失われました。
奥州街道はこの先で左折します。

3/21 12:14

花巻たばこセンターの角で右へ
（本来は直進だと思います）

3/21 12:19

花巻市役所の南側から東側に回り込みます。　
オオタニサンに並んで富士大学サッカー部！

3/21 12:22

花巻城大手門跡と時鐘

3/21 12:26

花巻合同庁舎前で左折し北に向かいます。
城から出ていく形になります。

3/21 12:28

ここはたぶん中央右手の道だと思うんですが。

3/21 12:34

花巻城本丸
横を街道が通過するのはありなのか？と思ったりします。
間違えていたようです

3/21 12:36

城を出て、北西側に花巻宿がありました。

3/21 12:42

花巻宿

3/21 13:15

花巻市一日市『スープカレンハウス　しっぽ』
お昼をいただきました。
美味しかった！

3/21 13:26

花巻信金の前を左折。
人によりすぐ右折する場合ともう一本先に行く場合とありますが、分岐する道のことを考えると、外側の気がします。

3/21 13:32

大外の道は、寺院があるのと、水準点がありかつて主要な道であったと推測されるのです。

3/21 13:38

前方左手が、初期の奥州街道ですが、追うのが難しいので、今回はあきらめます。
右手の方に街道が続きますが、私有地になっており、戻って迂回します。

3/21 13:46

右に曲がります

3/21 13:52

四日町交差点を左折します。　
このあとはとことんまっすぐです。
迷う人がいたら不思議なくらい。

3/21 13:58

釜石線をくぐります。
釜石線とクロスするのもここだけ。

3/21 14:07

釜石道と交差します。

3/21 14:20

街道は直進ですが、車が左折で、柵により直進できません。
一里塚は宮野目一里塚（再現）131里目です。

3/21 14:29

奥州街道は花巻空港のすぐ横を北上しますので、タイミングが合えば、こんなタキシングの風景も。

3/21 14:34

この横断歩道は渡ってはならぬ？？？

3/21 15:00

追分の碑
左側は明治
右側は享保9年
　右ハはやつ祢みち　←早池峰のことです
　左ハもりおかみち
本来は反対側にあった

3/21 15:15

花巻空港駅
花巻空港旅客ターミナルが空港の反対側に行ってしまい、「空港駅」というほど近くはありません。

3/21 15:24

石鳥谷地区に入りました、
このあと10分ほどふぶきになりました。

3/21 15:35

江曽一里塚
　
東塚が残っている。

3/21 15:38

着陸！これも札幌便かしらん。

3/21 15:41

逆ひば

3/21 15:49

右手県道　石鳥谷町内方面へ

3/21 15:54

読めますか？

3/21 16:27

石鳥谷宿
　

3/21 16:25

宿内に好地一里塚がありました。133里めかな。

3/21 16:28

石鳥谷駅に向かう交差点で離脱しました。

3/21 16:32

石鳥谷駅から帰りました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

faroe

前日の雪からは解放されましたが、空気がひんやりした一日でした。
後半は、吹雪で真っ白になったり。
　
石鳥谷まで来ると、いよいよ盛岡も近づいてきました。