番所山と重山 照葉樹の荒れ山からときどき紀伊水道の展望
- GPS
- 04:44
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 494m
- 下り
- 500m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 5:24
天候 | 晴 北から寒風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
重山へは神谷ビーチの駐車場(無料)を利用。どちらもきれいなトイレがあります。 なお、糸谷海岸の公衆トイレで若い(高校生くらい?)の男女数人が清掃の講習中でした。 どういう立場での清掃かわかりませんが、とてもありがたく頭の下がります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
番所山から青少年自然の家までは照葉樹林の下の自然石の石段道ですが、 その先はあまり歩かれてなく、やや荒れ気味です。 特に大引の分岐から山頂展望台までは、石ゴロや崩れに倒木、猪の掘り返しまみれで、 はっきり言って荒れ放題です。 重山も、神谷集落から山頂の海寳寺まではあまり歩かれていない、照葉樹の下の急登ですが、 山頂から糸谷集落への下りは生い茂るシダに呑み込まれそうな道で、 集落が近くなると、山道なのか枯れ沢なのかわからないほどです。 |
その他周辺情報 | 白崎海岸から車で約20分、由良湾対岸の方杭漁港の先の温泉館『海の里』みちしおの湯で 日帰り入浴(600円)や飲食が可能です。 ※みちしおの湯(紀伊日高温泉)で、21年3ヶ月連続毎月新湯入浴を継続中。 今月はちょっと危なかった😅 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ココヘリ
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
このところ雨の日が多く山に行けずフラストレーションたまり気味(^^;
20日もbuhikoさん企画の入道ヶ岳が当日朝出発間際で中止になったばかり。
ということで、ちょっと北風冷た過ぎだけど、ゆる山にけっこう入れ込んで出発。
紀伊水道を見渡す草原の尾根に野生の水仙が海の青をバックに咲き乱れ(るには遅いかな)、
山頂からも紀伊水道の大パノラマが広がり…
という、下調べもない勝手な妄想とは程遠く、
椿など照葉樹のトンネルが続いてまったく展望のない、荒れ気味の道を黙々と登り降りして、
まるで畑のような水仙自生地と何ヶ所か森の切れ目から箱庭のような海を眺めるハイクでした。
それでも咲き残ったスイセンの花もその脇で咲き誇る小菊は美しく、
箱庭のような海の展望も雄大ではないけれども青い海と複雑に入り組んだ岬と入り江が美しく、
山ではないけれど、白崎の白亜の石灰岩とその先に広がる太平洋まで続く海の青さは、
エーゲ海の自称にも頷いてしまうほど美しく(本物のエーゲ海知らんけど)て、
それなりに満足な山行になりました。
そういえば、車内泊して翌日巡るはずだった章魚頭姿山からの雑賀崎は日本のアマルフィを自称。
こちらもセットで行きたかったなあ。
※重山の山頂に立つ海寶寺は、小さいながらも古い石仏や五輪塔が並ぶ平安時代創建の古刹。
その昔、西国三十三ヶ所札所を決める日に、和尚が朝寝をして札所からもれてしまい、
寺の建つ山が朝寝山と揶揄されるようになり、それが変化して重山になったとか…。
寺の周囲に異様に多く一升瓶が並ぶのはその時の酒か? って、その頃まだガラス瓶はない😁
朝寝した哲仏和尚を偲んで麓の檀家衆が飲み明かすのかも。知らんけど。
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