高瀑ノ滝から南尖峰と西ノ冠岳は超密度の濃い山行!


- GPS
- 10:52
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,844m
- 下り
- 1,840m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 10:41
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
物凄い悪路です!車高の高いオフロード車じゃないと、どれだけゆっくり走っても前のバンパー下やらクルマの底をぶち当てて壊れます!下手をすると亀になるかも?(>_<) |
コース状況/ 危険箇所等 |
高瀑ノ滝までもロープなどが各所にある、高瀑ノ滝から上は命懸け(崖)です!木の根や笹も命綱に使います! 西の冠岳の西尾根は藪漕ぎ・崖登りなど何でもありのホントのバリルート!先端の岩峰の先は??下の尾根も色々探ったが道は無いようです! 高瀑ノ滝から西ノ冠岳の間はバリルートです、ルーファイと自己責任負えない人は立ち入らないでください!尾根から降りたら何か起きても携帯は繋がりません! 高瀑ノ滝までの渡渉地点も、今日くらいよりもっと増水すると渡渉できなくなります! |
その他周辺情報 | ☆第73番温泉札所「京屋旅館本館」 http://onsen88.info/index.cgi?Sshop=86 ☆第74番温泉札所「湯之谷温泉」 http://onsen88.info/index.cgi?Sshop=88 http://yunotani.cside.com/ ☆四国温泉88箇所巡り http://onsen88.info/ ☆四国この食堂この一品88箇所巡り http://shokudo88.info/index.cgi ☆四国堰堤ダム88箇所巡り http://dam88.info/ ☆四国の駅と車窓88箇所巡り http://eki88.info/ ☆四国酒蔵88箇所巡り http://sake88.info/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
shichi7さんから日曜はどうします?ってきました!、日曜は天気イマイチなので土曜日に高瀑ノ滝から行った事のないルートで西の冠岳行きませんか?
返事は即OK来ました!
高瀑ノ滝登山口までの林道、今年始めに行ったが超悪路!普通のクルマで行ったら壊れます!そのために買ったジムニーの出番です!
前のバンパー下や腹を擦る深い水逃がし溝も、いっぱい落ちてる落石もこれで大丈夫かな?!
石鎚山ロープウエイとの分岐で4時に待ち合わせして、高瀑ノ滝登山口までガタゴト揺られて1時間ほどでやっと到着!(>_<)
私の用意が手間取り、5時12分から登山開始です!
梅雨時なので渡渉地点の水量多かったですが何とか無事通過!
ここは落差130mもあるのだが、夏場はちょろちょろらしい高瀑ノ滝も、今日は素晴らしい豪快な瀑布です!水しぶきで風が吹き下ろしていました!
ここから西の冠岳には滝の右側を登りますが、初っ端から凄い崖登り、古そうなロープに木の根、使えそうなモノは全部利用して落っこちないように登りますが、アニーちゃんはロープは掴めないので何カ所かリードで確保して引き上げます!
ここには沢を登るのと尾根を登るルートがあるようですが、崖登りに気を取られ、沢への分岐は見逃したので尾根ルートで登ったがこちらは凄い急傾斜!岩と深い笹が交互に現れ薄い踏み跡を探しながら8時30分!二の森手前の縦走路にやっとたどり着いた!
時間もまだ早いので石鎚山に行ってみる事にしました!縦走路は綺麗に草刈りがしてて歩きやすい!一時間で弥山に到着!今日はヤマレコ友達が何人も来てました!
早めの昼食を食べてから南先鋒まで行って、天狗岳の飛行石に乗って記念撮影!弥山から降りているとsin-kazamaさん達がお子さん連れで登って来てました、最近ニアミス続きでしたが、今日は会えましたね!アニーちゃんが子供さんを脅かしてごめんなさい!
面河分岐から西の冠岳に登って西尾根ルートを探索、最先端の岩峰まで藪漕ぎ崖登りでマーキング探しながら行ってみたがその先は???どう見ても降りれそうな所は見つからない!
未踏ルートの下りで深追いは危ないので少し戻って下に降りて尾根のルートを探ってみたがこちらにも降りれそうな気配無し!遭難を避けるべく戦略立て直しで谷に降りて高瀑ノ滝上の沢ルートに変更!
右に左に岩を飛び越えながら下へ下へと降りて行き滝の上部に到達!ここから目印に積んでるケルン?を左に上がって元の登山道に無事合流!
ここからが今日の締めの激降り!私達は登るのに苦労して,降りるのはもっと苦労しましたが、今日のアニーちゃんは絶好調で梯子もロープも使わずさっさと下まで降りてった!
高瀑ノ滝で小休止したのち、今日は何気に遠く感じた登山口へ16時前に無事帰着!
久々に密度の濃い山行は何とか遭難もせず無事終了でした!
スマホなので見にくいですが涼しげな動画をどうぞ!
今回の企画は、地図読みトレーニング第何弾だっけ?
高瀑の滝から西の冠岳ルートへと行こう!と決まり、4時に待ち合わせ。
石鎚林道入り口付近に私の車をデポしてnekojigenさんのジムニーでたかたる休憩所を目指します。
ガッタンゴットンと車が大きく揺れて酔いそう…普段は車に酔わない自分でも、ここの悪路はダメです。あと10分続いたらどうなっていた事か…
何とか持ちこたえて駐車場に到着し、すぐに登山開始。
前回は冬に来たため雪が融けてしまうと景色も一変しており、「こんな階段あったっけ?」(雪に埋もれていただけでしょうが)状態で、ちょっと新鮮。
沢沿いに歩いていくのが水が流れる音が心地よくて涼しく感じる。
1時間20分程で高瀑の滝へと到着。
冬に来た時の氷瀑とはまた違う凄さを感じます。
いや〜〜〜今日はいいもん見れた!さぁ帰ろうか!
とは、ならずに西ノ冠岳へと滝の右側より登って行きます。
いよいよここからが、今日の本番。
ひたすら急登!
四国三大急登の筆頭格、相栗峠の急登が延々と続く感じでしょうか。
ロープ、笹、木、利用できるもんは何でも掴んで登って行きます。
かなり脚にきました(^o^)
石鎚山から二ノ森への縦走路に這い上がってみるとまだ8時20分頃。
時間的に早いので石鎚山まで行きましょうとなり、弥山までやってくるとsin-kazamaさんのグループが石鎚山に登って来ていたので、ご挨拶。
弥山にザックをデポして南尖峰まで行き、写真撮影などしながら弥山へと引き返し、いよいよ最後の一番ヤバい感じがする西ノ冠岳から西へと延びる尾根を伝って、高瀑の滝方向へと下山です。
まずは二ノ森方面への縦走路から分岐して西ノ冠岳山頂へと向けて藪漕ぎしていくと西ノ冠岳山頂を書いていたと思われる小さな木板を発見。
ピークを踏んで、ここからが本番。
西ノ冠岳の先端へと、「nekoさん、マジですか!?ここ行くんですか!」
という感じで進んで藪漕ぎして行きますが、そこから先は…
どう見ても無理!ロープで降りるにはリスク高過ぎるし、降りて見て万事休すじゃイカンので引き返します。
最近のトレーニング不足なのかどうか、脚にかなりきてるので引き返すのもちょっとつらい。
引き返す途中にルンゼに踏み跡があり、谷へと降りて行けるようです。
あ〜、ここか〜!って喜んで降りて行きますが、何せ急傾斜で笹に足が絡って何度か転倒。完全に治っていない右足首を2度程捻ってしまい、かなり痛い。
半べそになりながらも、降りて行くと踏み跡も笹に隠れてルートロストです。
ここでの判断として、
・谷へと降りて行き、谷沿いを降りていくのか?
・尾根に復帰して尾根沿いに降りていくのか?
結論は、尾根に復帰して降りて行くという事で尾根沿いに降りていきますが、傾斜がきつくて、このまま降りて行くとかなりマズイ事になりそう。
地形図を見て、「今がここら辺なので、ちょっとこのままではマズいかな〜」という事で、トラバースして谷へと降りて行くことに。
谷に降りてから地理院地図には記載されている沢沿いの登山道を探すけど、それらしき道が無い。
人が通らなくなり、消えてしまったのか?
それとも沢沿いに歩くのが登山道ルートなのか?
探したけど見つからないので、どうやら沢沿いに歩くのが地理院地図に記載されているルートだと考え、沢沿いに降りて行く事に。
ここまで来るのに、何度も転倒で足首痛めてるし、膝もかなり痛むし、脛は岩にぶつけえて血が出てるし…
濡れた岩で転倒して骨折でもしようものならエライこっちゃになるので、一歩一歩ゆっくり慎重に降りて行きます。
幸いにして水量も少なく、大きく迂回する必要も無く最初に登ってきた道に復帰。
ここまで来ると迷う心配は無いので、一安心。
ですが…今度は激下りです。
慎重に高瀑の滝、滝壺へと降りて来て一息つきます。
ここから駐車場までの下りも何気に長く感じましたが、無事に下山。
精神、体ともに疲れたけど、充実の登山でした。
もし西尾根にこだわり続けて降りていったら、どうなっていたか?
遭難の可能性は高かったと思います。
今回の山行では下りのバリルートの難しさと、迷った時に引き返す体力&気力の必要性、ルート選択のセンス、同行者の技量や体力も考慮したリスクマネジメントを行える知識と経験。
山の怖さと面白さを学んだような気がします。
久しぶりに山行で感じるこの気持ち。
「生きて帰れて良かった♪」です。
お疲れ様でした&ありがとうございました。
お疲れ様でした。
高瀑の滝に行くたびに、いつかは行ってみたい石鎚山へのルートですが、思っていた以上にキツそうですね。
道は分かりやすいでしょうか?
Abeeさん、ご覧いただきありがとうございます!
滝壺から右の尾根登りは今回が初めてでしたが、ある程度踏み跡やマーキングもあって尾根をひたすら登るだけなので迷いはしないと思いますが、滝口の高さくらいまでが凄い崖登りなので注意してください!
高瀑ノ滝の上から沢を登るルートは、西の冠岳の北尾根が降りれなくて中程から下りに使いましたが、昨日程度の水量では通れない深みなどは無かったです!中程から稜線迄は通ってないのでどんな状態かわかりませんが、西の冠コルの沢ルートの入り口は注意して通ったが見つけられませんでした!
西の冠岳から直接沢に降りるのは、笹の急傾斜から沢に降りるのが崖になってるのであまりお勧めできません、涸れ谷は落石が起きるるかも!
安全登山を楽しみましょう!
Nekojigenさん、凄いコース、お疲れ様でした。
私は、30年近く前、まだ普通のクルマでなんとかタカタルの滝の駐車場まで行けた頃、同じようなコースで行ったことがあります。
その頃は、タカタルの滝の上までは、登山道はわりとはっきりしていましたが、そこから稜線まで、笹やぶが深く、稜線まであと少しで断念して引き返しました。
今は、道路も登山道も荒れて、大変だったようですネ。ご無事でなによりです。
なお、西の冠岳の西側の岩場は、以前は「西冠ドーム」と呼ばれていて、岩登りのゲレンデだった、と聞いています。
下りに使わず迂回されたのが正解だと思います。
bergheilさんお元気そうで何よりです!
高瀑ノ滝登山道、昭和初期に登山道が整備されたらしいですね!その頃の名残りか、立派なコンクリートの橋などが残っていました!
冬の氷瀑や降雨後は素晴らしい名瀑なので、林道を直せばもっと訪れる人が増えるとは思いますが、今のままが隠れた名瀑で静かで良いかも?
高瀑ノ滝から二の森の稜線までのうち、滝口の高さまでは怪しい崖登りでしたが、そこから上は笹は深いものの踏み跡はありました!
西の冠岳から西の尾根を降りようとしたのですが私のレベルでは無謀でした!
やはりクライミングエリアですか?北アルプス屏風岩の四国版かも?(>_<)
ロープも持ってましたが、同行のshichi7さんが冷静に判断して撤退したのでよかったです!(^^)/
岩峰の間を降りて下から見上げるとオーバーハングになっていてあんなところを降りようとしたのかと思うと寒気がしました!(笑)
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