鴫内山 - 今期最後の雪山は残雪期を過ぎて融雪期だった。

2024年03月25日(月) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 10.0km
• 登り: 893m
• 下り: 871m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:57
• 休憩: 2:29
• 合計: 8:26

8:34 駐車地
8:39 8:39 取り付き
9:17 9:27 休憩
9:35 9:35 P775
9:49 9:58 鉄塔
10:54 10:54 分岐点
11:08 11:27 1200m地点
12:24 12:24 百村/鴫内分岐
12:30 13:37 鴫内山
13:40 13:40 百村/鴫内分岐
15:02 15:26 鴫内山登山口（大蛇尾木綿畑線）
14:03 14:03 P1265
14:21 14:21 P1123
14:41 14:52 鉄塔
15:03 15:03 林道出合い
15:09 15:09 那須岳展望台
15:17 15:26 自転車回収
15:37 駐車地

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

コース状況／危険箇所等

登った尾根の標高970mまでは、地形図に破線がありますが登山道ではありません。また、標高650mまでの尾根筋はトゲのあるヤブです。できれば標高670mまでブル道を利用したいところです。標高700m以降は背の低い笹となり歩行に支障はありません。ちなみに破線の痕跡は確認できませんでした。
標高970mで乗った尾根からは一応登山道ですが、道型の窪みには雪が10cmほど溜まっている状態で、分岐点までなるべく雪を外して歩きました。
分岐点からはほぼ一面雪となり何日か前のスノーシューの跡がありました。おかげでルートは明瞭なのですが、ソコを歩くと50%以上の確率で踏み抜くので、10cmの踏み抜き覚悟で50%に賭けるか、確実に20cm沈む方を選ぶか悩ましかったです。どっちにしろ辛かったですけど。
標高を上げるにつれて踏み抜く確率は徐々に減ってはいくものの、山頂まで30%を下回ることは無かったです。そりゃそうでしょ、山頂の気温は10℃だったんですから。
下山ルートの下りは南斜面なので、ほぼ雪が無く助かりました。
P1123以降で出てくる急斜面は綺麗な九十九折れの道でしたし、全体的によく整備された登山道だと感じましたが、鉄塔に至るルートが判り辛かったです。九十九折れで降りて行った後、巡視路を登り返して鉄塔に至るようですが、尾根筋で向かった方が下るだけなので良いのではないかと、チョット解せない感じでした。
登山口に出た後、気になったハイキングコースを進んでみると「那須岳展望台」という場所に出ました。う〜ん穴場かも。コースは更に延びていましたが、下っていくので進むのを辞め引き返しました。鴫内一本杉森林公園に続くのかなぁ。ちょっと気になる〜。

ファイル

V鴫内山.jpg

計画ルート図
（更新時刻：2024/03/25 17:55）

写真

3/25 8:34

4年ぶり2回目の鴫内山です。
雪が消えないうちにと来てみたが、果たして・・・

3/25 8:37

破線を辿りたかったが見当たらず、近くの林道（支線）を進んでみる。

3/25 8:43

ヤマレコアプリからルート離脱の警告を受け、強引に古いブル道に入ってみたが、トゲのヤブで散々な目に合う。

3/25 8:54

悪態をつきながら徘徊していると何となくの道型。破線に出たのか？

3/25 9:02

尾根を乗っ越すので違うようだ。
意を決して左の尾根筋をがむしゃらに登る。

3/25 9:06

めでたくヤブからは解放されたが、悲しいかな目の前がブル道の終点だった。（上手く歩けばヤブに悩まされずココまで来れるようです。）

3/25 9:15

急登は承知の助。ヤブが無ければ問題なし。

3/25 9:18

ひとしきり登り切ると綺麗な笹尾根に変わった。

3/25 9:38

背丈はせいぜい膝程度。

3/25 9:46

タマ〜にテープあり。歩く人がいるのかな。

3/25 9:50

鉄塔着。
奥が下山時に降りる尾根だろうか。

3/25 9:50

北には那須連山。

3/25 10:02

巡視路の分岐を右へ。

3/25 10:05

尾根筋を登っていた巡視路は、ほどなく右に降りて行った。直進する。

3/25 10:10

人か獣か、踏み跡あります。

3/25 10:20

標高970m付近で、以前歩いたルートに合流。

3/25 10:23

抉れた登山道には雪が吹き溜まっている。（意外と深く10〜20cm）

3/25 10:29

なので、努めて雪が無い場所を歩いた。

3/25 10:40

大岩通過。

3/25 10:54

分岐点通過。

3/25 10:54

先週末のモノかな。スノーシューの踏み跡あり。
ただこれが、かなりの高確率で踏み抜くんですよ。

3/25 10:59

木の間から目指す鴫内山が見えたが、絶望的に遠く高い。とは言え周回しないと。。。

3/25 11:09

ありがたや〜。迷わず休憩。
ここが標高1200mということは、あと標高差213mか、、、チョット元気出る。

3/25 11:23

ココからは那須連山の眺めが良い。裏那須はまだ真っ白だ。

3/25 11:43

時々踏み抜かないのが、ホント厄介で疲れる〜。

3/25 11:46

1250m地点通過。

3/25 11:59

あと100m。ガンバ。

3/25 12:07

ココの急登は雪も深く、ロープがありがたかった。

3/25 12:17

最後の急登を何とかクリア。

3/25 12:24

山頂目前の分岐に到着。
1200m地点から1時間か、意外と来れるもんだな。

3/25 12:27

山頂まで100m。
この区間が一番雪深かったけど、ウイニングウォークといきますか。

3/25 12:30

到着〜。
気温はナント10℃。雪が腐るはずだ。

3/25 12:33

いつものカップヌードルを食べ、コーヒーとタバコ2本でマッタリした。

3/25 13:37

古倉山まで90分は無理〜。倍以上掛かるでしょうね。
ましてや大佐飛山なんて夢の夢だ〜。

3/25 13:41

下山ルートは未踏です。
スノーシュー跡とテープを確認しながら進みます。

3/25 13:43

陽当たり具合で残雪量がだいぶ違う。
凍結が無いので下山時も滑り止めは使いません。

3/25 13:44

このルートは案内板が充実していますね。500mごとに設置してあった。

3/25 13:48

薄っすら高原山でしょうか。

3/25 13:50

南向きの斜面なので雪なし。ラッキー。

3/25 14:08

ココは北向き斜面なので雪あり。アンラッキー。

3/25 14:13

標高1200mから下に雪はほぼ無かった。

3/25 14:16

中間地点ですね。

3/25 14:24

見事な九十九折れの登山道ですが直降可です。

3/25 14:33

アソコが九十九折れの着地点のようです。

3/25 14:35

そのまま綺麗な道を降りて行ったら別の尾根に乗っていた。引き返す。

3/25 14:37

九十九折れの着地点まで戻って来た。
どういうわけか、進んでしまった右の下りではなく、左の登りが正規ルートのようです。どして？

3/25 14:39

納得いかないまま登って行く。

3/25 14:41

無事に予定の鉄塔に到着した。
九十九折れをショートカットしたせいで気付かなかっただけで、尾根筋を下るような登り返さない正しいルートが別にあったのかもしれない。

3/25 14:53

ココも迷わず直降。

3/25 15:02

無事下山です。

3/25 15:02

ココに出てきました。

3/25 15:04

自転車をデポした時に、林道の峠で見た鴫内一本杉森林公園が気になって寄り道してみる。

3/25 15:05

現在進入禁止の車道ではなく、この踏み跡を行ってみる。

3/25 15:05

ハイキングコースみたいです。

3/25 15:07

どこまで続くのかな。

3/25 15:09

と突然、那須岳展望台の案内板がある広場に出た。
人里から離れているし悪くないね。穴場と言っていいかも。

3/25 15:10

ハイキングコースはさらに続いていたが、下っていくので諦めました。恐らく鴫内一本杉森林公園に向かうのではないでしょうか。

3/25 15:17

登山口まで戻り、デポしてあった自転車で駐車地まで標高差200mを下ります。

3/25 15:31

日陰にはまだ雪が。。。冷え込んだ早朝は凍結注意ですね。

3/25 15:37

今回も辛うじて計画ルートを歩き通すことができました。が、体力は確実に落ちてるぞォ。

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

感想

kinoe

辛うじて3月2回目の山行は、今期（たぶん）最後の雪山です。

登る尾根は、ヤマレコでの実績は無いものの地図上では一応破線となっていて、その区間だけがVRになりますが、標高970m辺りで登山道に合流してから先は最後まで登山道なので、雪の状態が予想外に悪くなければ十分歩き通せるはずと考え計画しました。

コース状況で書いたように、序盤のヤブとスノーシュー跡の不規則な踏み抜きに苦戦しましたが、決して急がず着実に歩を進めることで、概ね計画通りに遂行できたと思います。

相変わらず休憩が多く、ランチでは1時間以上もマッタリするスタイルですが、私はコレで良いんです。もちろん体力的な理由もありますが、これからも単に登頂を目指すのではなく、マイペースで山を自然を楽しもうと思います。