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Yamareco

記録ID: 6590422
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

烏帽子岳 ☆途中撤退😢☆

2024年03月27日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:10
距離
9.2km
登り
1,014m
下り
1,006m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:45
休憩
0:17
合計
8:02
7:54
127
10:01
10:01
27
11:25
11:25
9
11:34
11:36
59
地蔵平
12:35
11:35
82
撤退地点
12:57
12:58
38
セキナギ(上部)
13:52
13:53
59
14:52
14:56
0
14:56
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩打峠登山口
全体で20台近く駐車できそうだが訪れたのは自分の車一台のみだった。
ここに至る林道に積雪や凍結はありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
核心部は地蔵平、大岩を巻くように進む足場の狭い箇所はロープが雪に埋まっており滑落しないよう確実に足場の確保が必要。
標高1,600m辺りから登山道が雪に覆われるようになり登山道整備用の物置が設置されている箇所で往復アイゼンの脱着を行った。
その先でも地面が露出する箇所がある。
セキナギ(下部)から先、トラバース気味に付けられた右下がり急傾斜登山道は完全に雪に埋まり膝くらいまで沈む、さらにその先腰まで沈む箇所もあり体力を消耗した。
核心部通過はアイゼンで行きたかったのでワカン装着を遅らせたがこの判断はどうだったのか。
前日里は大雨、標高の高い場所は雪だったと思われるが雨でクラスとしたいやらしい雪だった。
あくまで初心者の感想です、今後日々刻々と登山道の状況もかわるので参考までに・・・。
この日は朝から良い天気です。
家の近くから望む烏帽子岳です。
上部に雪があるのがはっきりわかる!
2024年03月27日 06:59撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 6:59
この日は朝から良い天気です。
家の近くから望む烏帽子岳です。
上部に雪があるのがはっきりわかる!
登山口駐車場から望む仙丈ヶ岳m北岳、間ノ岳、農鳥岳。
広い駐車場に終日おいらの車一台のみでした。
2024年03月27日 07:47撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 7:47
登山口駐車場から望む仙丈ヶ岳m北岳、間ノ岳、農鳥岳。
広い駐車場に終日おいらの車一台のみでした。
登山口
雪は消えてます。
2024年03月27日 07:51撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 7:51
登山口
雪は消えてます。
標高1,400m辺りから雪が現れます。
2024年03月27日 08:34撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
6
3/27 8:34
標高1,400m辺りから雪が現れます。
標高1,550m地点の登山道整備用の物置。
往復ともこの場所でアイゼン脱着しました。
この先でも時折雪のない箇所がありました。
2024年03月27日 09:17撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 9:17
標高1,550m地点の登山道整備用の物置。
往復ともこの場所でアイゼン脱着しました。
この先でも時折雪のない箇所がありました。
5/10より先の定点観測地点。
「烏帽子岳展望地」
2024年03月27日 09:59撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 9:59
5/10より先の定点観測地点。
「烏帽子岳展望地」
セキナギに差し掛かる標高1,700m地点で踏み抜きが始まる。
2024年03月27日 10:03撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
7
3/27 10:03
セキナギに差し掛かる標高1,700m地点で踏み抜きが始まる。
頭上には美しい霧氷!
予想外の霧氷の登場におっさん大喜び!
2024年03月27日 10:14撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 10:14
頭上には美しい霧氷!
予想外の霧氷の登場におっさん大喜び!
樹間越しの北岳。
枯れ葉を落とした木々の枝の隙間から南アルプスの美しい眺望が望めています。
2024年03月27日 10:26撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 10:26
樹間越しの北岳。
枯れ葉を落とした木々の枝の隙間から南アルプスの美しい眺望が望めています。
飯島ルート分岐
2024年03月27日 10:29撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
4
3/27 10:29
飯島ルート分岐
霧氷〜♪
小さな海老の尻尾〜
2024年03月27日 10:40撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
9
3/27 10:40
霧氷〜♪
小さな海老の尻尾〜
まさかこういうものが見られるとは〜♪
2024年03月27日 10:59撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 10:59
まさかこういうものが見られるとは〜♪
青空に白いサンゴ〜♪
2024年03月27日 11:00撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
10
3/27 11:00
青空に白いサンゴ〜♪
いや〜、楽しい!
2024年03月27日 11:00撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 11:00
いや〜、楽しい!
定点観測地点
セキナギ上部、南アルプス一望と手前の岩山に霧氷の樹木が展開してます。
2024年03月27日 11:25撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
17
3/27 11:25
定点観測地点
セキナギ上部、南アルプス一望と手前の岩山に霧氷の樹木が展開してます。
地蔵平到着!
2024年03月27日 11:34撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
9
3/27 11:34
地蔵平到着!
地蔵平を過ぎたところで雪の急坂を前にワカン装着。
ラチェットベルトに交換してあるやつ。
ベルト緩み対策したのは3年前、その後使い倒してないのでまだ恐る恐るですが無事使えました。
2024年03月27日 12:10撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 12:10
地蔵平を過ぎたところで雪の急坂を前にワカン装着。
ラチェットベルトに交換してあるやつ。
ベルト緩み対策したのは3年前、その後使い倒してないのでまだ恐る恐るですが無事使えました。
標高2,500m付近で撤退。
セキナギ上部まで戻り再び南アルプスの絶景眺めています。
鋸岳と甲斐駒ヶ岳。
2024年03月27日 12:57撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
15
3/27 12:57
標高2,500m付近で撤退。
セキナギ上部まで戻り再び南アルプスの絶景眺めています。
鋸岳と甲斐駒ヶ岳。
仙丈ヶ岳。
2024年03月27日 12:57撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 12:57
仙丈ヶ岳。
北岳、中白根山、間ノ岳、農鳥岳の南アルプス3,000m級カルテット。
2024年03月27日 12:57撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 12:57
北岳、中白根山、間ノ岳、農鳥岳の南アルプス3,000m級カルテット。
大好きでよくお世話になっている塩見岳。
2024年03月27日 12:57撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 12:57
大好きでよくお世話になっている塩見岳。
悪沢岳、荒川中岳、赤石岳たちは雲がお邪魔でした。
2024年03月27日 12:58撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 12:58
悪沢岳、荒川中岳、赤石岳たちは雲がお邪魔でした。
上から霧氷を見下ろして・・。
2024年03月27日 12:58撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 12:58
上から霧氷を見下ろして・・。
南アルプス全景眺めたら下山再開です。
2024年03月27日 12:58撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
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3/27 12:58
南アルプス全景眺めたら下山再開です。

装備

MYアイテム
Q_B
重量:3.56kg

感想

この時期特に登りたい山が思い浮かばないのだが新たなシーズンに向けて体調を整えておきたい。
好天予報のこの日を無駄にすまいと近所のいつもの山”烏帽子岳”にトレーニングのつもりで登ってきた。

前日は当地域は大雨。
おそらく烏帽子岳は標高の高いところは雪であったろうと思う。

過去にも積雪期には何度も登っているがこの日のような積雪や雪質の状況は初めて、6/10過ぎてから踏み抜き地獄にはまって体力消耗した。
頻繁にアイゼンとワカン使い分ければよかったのかもしれないが面倒と思いアイゼンを通したのが失敗なんだろうかねえ。🙄

8/10の狭くて怖い岩のトラバースはワカンでは心もとないのでどうしても12本爪で行きたかったし、その手前のセキナギ上部では腰まで沈んでワカン履かなかったこと後悔したし・・・。
8/10過ぎて雪の急斜面ではワカンの威力にずいぶん助けられた。
但しそれもいっときで積雪量や地形が変わるとむしろ邪魔になる。
まだまだ道具がうまく使い分けられないおっさんなんです。
「どうすればよかったんだろう?」今も悩んでいます。🧐

撤退考えた最初はまだ標高1,700m辺りで踵に違和感、まるで靴擦れのような痛み、アイゼン、スパッツ、靴を脱いで確認したら靴下がすり減ってかかと部分”網状”、ファーストエイドキットの絆創膏を踵に貼ってとりあえず解決。
靴下も重要な登山道具だと再認識しました。😅

最初の撤退ピンチを切り抜けたおっさんでしたが思うように進まないので心のなかでは撤退覚悟してました。
「”セキナギ上部”の絶景見たら撤退しよう!」
セキナギ上部に付いたら「8/10 地蔵平まで行っ撤退しよう!」
地蔵平着いたら「行けるとこまで行っちゃおう!」
と結局標高2,050mまで粘っての撤退でした。

最初はいつものワクワク感もなく歩き始めたのですが標高1,800mを超えた辺りで予想外の霧氷は随分嬉しかったし、樹間越しに見える、そしてやがてセキナギ上部で展開する南アルプスの絶景は見事でした。
しんどいながら撤退地点を先送りしながら夢中で一歩一歩登っている時間も結構楽しい時間でした。
朝もっと早く出かけていれば山頂まで行けたかもとか考えつつ「楽しかったなあ!」と振り返っております。

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