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Yamareco

記録ID: 6594941
全員に公開
講習/トレーニング
箱根・湯河原

(地蔵堂)鷹落場〜矢倉岳(万葉ファミリーコース経由)

2024年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
15.4km
登り
996m
下り
1,015m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:39
合計
5:24
6:16
22
6:38
6:41
55
7:36
7:36
33
足柄峠・万葉公園尾根道
8:09
8:15
29
8:44
8:58
27
9:25
9:26
20
9:46
10:00
14
10:14
10:15
85
(当初計画ルート)地蔵堂から山伏平(渡渉有)
時間5:52 距離 8.3Km 登り785m 下り784m 体力度3
(渡渉断念、修正ルート)地蔵堂から山伏平(万葉ファミリーコース経由)
時間7:17 距離12.0Km 登り955m 下り954m 体力度3

(出会った人数)
断念した渡渉ポイント(渡渉された方々) 4名
山伏平〜鷹落場 1名スライド
矢倉岳山頂 矢倉沢から 2名
      山伏平から 7名
矢倉岳〜山伏平 3名スライド
足柄峠・万葉公園尾根道〜地蔵堂への下り分岐地点 4人家族
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
地蔵堂駐車場 約30台/無料 トイレ有(洋式水洗)
 無舗装だが踏み固められ、地面にロープで駐車区画あり(夜間は分り難い)
駐車場へのアクセス
 神奈川県道78号線を「夕日の滝・地蔵堂」に向かって進み、旧道に入る。
 正面に見えた「地蔵堂」を左に入り、更に茶屋を左に下ったところ。
混雑具合
 朝6時到着時は自身+1台、登山開始時(約15分後)には全部で6台。
 11時40分の下山時には、車両16台、2輪車7台でかなり余裕あり。
コース状況/
危険箇所等
・前日の雨が流れた痕跡があり、僅かに泥濘状態だったが回避可能なレベルだった。
・当初計画していた地蔵堂から矢倉岳(山伏平)への最短ルートはスタートから30分後に渡渉点があり、トレッキングシューズでは水浸しになることを避け、「足柄万葉公園」方向へと向かう万葉ファミリーコースへと変更した。
(原因)前夜登山靴への交換を思いついていたが、最終的に交換しなかった。
(反省)迷ったら、安全重視の選択を選ぶようにする
(考察)ベテランならシューズを脱いで裸足で渡る?(水量はくるぶし少し上)
    登山靴組はサッサと渡っていました。
・足柄峠・万葉公園尾根道に出て、山伏平へ向かう途中は「この先、崩壊あり」となっていました。
 一カ所目は崩壊地を下方および対岸へ渡るための固定ロープが張られていました。
 (直ぐ隣の)二カ所目は短い崩壊で足元を慎重に対岸の赤布を目指しました。
 (崩壊地ではありませんが)沢に工事現場用足場(鉄板)が渡され上部にロープが張られている個所もあり、それぞれ集中して対応しました。
・鷹落場は鳥手山への途中にあるが、「鳥手山方面難路注意」の案内があった。
 但し、鷹落場までは、指導標こそ無かったが、踏み跡明瞭、木に赤矢印4カ所、そして、足元を木や枝で使ってルートガイドが続いていた。
県道78号線から入って「地蔵堂」の左に進みます。
県道78号線から入って「地蔵堂」の左に進みます。
食事処の左下の遊具のある公園の手前の広場が駐車場です。未舗装ですが、1台毎の駐車区画を示すロープが埋まっています。
食事処の左下の遊具のある公園の手前の広場が駐車場です。未舗装ですが、1台毎の駐車区画を示すロープが埋まっています。
洋式水洗トイレもあります
洋式水洗トイレもあります
食事処の前には「地蔵堂BS」があります。
小田急山北線・大雄山駅を結ぶバスは(平日より本数の多い土日でも)9時台2本、15時台1本しかありませんので、タイミングを合わせるのが難しそうです。
食事処の前には「地蔵堂BS」があります。
小田急山北線・大雄山駅を結ぶバスは(平日より本数の多い土日でも)9時台2本、15時台1本しかありませんので、タイミングを合わせるのが難しそうです。
「地蔵堂」で安全登山祈願を行います。
「地蔵堂」で安全登山祈願を行います。
計画ルートよりも近道が案内されていました。
計画ルートよりも近道が案内されていました。
万葉ハイキングコース(万葉公園、矢倉岳)に入って行きます
万葉ハイキングコース(万葉公園、矢倉岳)に入って行きます
石橋は叩かずに渡ります。
石橋は叩かずに渡ります。
一登りするとお茶畑がありました。ここは神奈川県ですが万葉公園は県境にあるなど、静岡県は直ぐそこです。
一登りするとお茶畑がありました。ここは神奈川県ですが万葉公園は県境にあるなど、静岡県は直ぐそこです。
(写真はブレブレですが)右下の沢に降りると「矢倉岳」とあります。
(写真はブレブレですが)右下の沢に降りると「矢倉岳」とあります。
昨夜の雨で多少増水しているようですが、登山靴の方は「くるぶし」辺りまでの水をものともせずに渡渉していきます。
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昨夜の雨で多少増水しているようですが、登山靴の方は「くるぶし」辺りまでの水をものともせずに渡渉していきます。
(私は)ハイキングコースに戻って先に進みましたが、再び「矢倉岳」の案内も出てきて安心して先に進みます
(私は)ハイキングコースに戻って先に進みましたが、再び「矢倉岳」の案内も出てきて安心して先に進みます
広い斜面を登っていきます。赤布や指導標も大きく左右にありますが、踏み跡もはっきりしないところも多いので「直登」しながら補助的に赤布や指導標を目で追います。
広い斜面を登っていきます。赤布や指導標も大きく左右にありますが、踏み跡もはっきりしないところも多いので「直登」しながら補助的に赤布や指導標を目で追います。
見えない位下まで大きく崩壊しています
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見えない位下まで大きく崩壊しています
広い斜面が終わって「足柄峠・万葉公園尾根道」に出ました。次の「山伏平」へ向かいます
広い斜面が終わって「足柄峠・万葉公園尾根道」に出ました。次の「山伏平」へ向かいます
「この先崩壊あり」と書かれていますが、通行禁止とまではなっていないようです
「この先崩壊あり」と書かれていますが、通行禁止とまではなっていないようです
第一崩壊地) 下って、更に対岸に渡るためのロープが張られています。
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第一崩壊地) 下って、更に対岸に渡るためのロープが張られています。
下って、更に対岸へ
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下って、更に対岸へ
連続して出現する(第二崩壊地)
ここにはロープもありません。
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連続して出現する(第二崩壊地)
ここにはロープもありません。
対岸の2本の木に巻きつけられた赤テープを目指して慎重に進みます
対岸の2本の木に巻きつけられた赤テープを目指して慎重に進みます
更に5分程進むとロープと工事現場の足場(金属製)に助けられて先に進みます
更に5分程進むとロープと工事現場の足場(金属製)に助けられて先に進みます
次々と現れるリスク。。。「丸太橋」?
次々と現れるリスク。。。「丸太橋」?
「安心してください」丸太を束ねて幅のある橋になっています。
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「安心してください」丸太を束ねて幅のある橋になっています。
目指す矢倉岳
本日唯一の華
切株に「頂上マデ45分ガンバ」の表示があり力をもらいました。
切株に「頂上マデ45分ガンバ」の表示があり力をもらいました。
山伏平に到着
細いベンチに「あと25分」と書かれています。
細いベンチに「あと25分」と書かれています。
矢倉岳山頂に行く前に「鷹落場(三角点)」を目指します。その先にある「鳥手山方面難路注意」とありますが、通行禁止では無いので先に進みます。
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矢倉岳山頂に行く前に「鷹落場(三角点)」を目指します。その先にある「鳥手山方面難路注意」とありますが、通行禁止では無いので先に進みます。
難路どころか、一部の坂を除いて多くの部分で、このように両側が木や枝が置かれたガイドルートが続いています。
難路どころか、一部の坂を除いて多くの部分で、このように両側が木や枝が置かれたガイドルートが続いています。
幹に赤い矢印も4カ所で見かけました。
幹に赤い矢印も4カ所で見かけました。
ガイドルートに導かれて鷹落場のピークに到着
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ガイドルートに導かれて鷹落場のピークに到着
二等三角点「鷹落場」
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二等三角点「鷹落場」
山伏平に戻りました
山伏平に戻りました
坂を上りきると「小さなベンチ」が用意されていました。
坂を上りきると「小さなベンチ」が用意されていました。
山頂広場に到着
振り向くと「ミツマタ」と「富士山」の共演
振り向くと「ミツマタ」と「富士山」の共演
矢倉岳の山頂標識
矢倉岳の山頂標識
2023年12月11日の日付が入った新しい「手作り山頂標識」
2023年12月11日の日付が入った新しい「手作り山頂標識」
誰も居ない貸し切り山頂からの富士山
誰も居ない貸し切り山頂からの富士山
三度、山伏平
(赤布、指導標、踏み跡を意識しながら、広い斜面を自由に下っていきます。
(赤布、指導標、踏み跡を意識しながら、広い斜面を自由に下っていきます。
振り返って矢倉岳
振り返って矢倉岳
再び崩壊地)帰路はロープで登りです。
再び崩壊地)帰路はロープで登りです。
石橋に戻ってきました
石橋に戻ってきました
「地蔵堂BS」への近道を示すショートカット路を進むとゴールです。
「地蔵堂BS」への近道を示すショートカット路を進むとゴールです。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン ショート丈靴下 薄手グローブ 雨具 日よけ帽子 トレランシューズ ザック 行動食×3 クエン酸入り飲料1リットル ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック 山と高原地図ホーダイ スマホ内コンパス スマホGPS 筆記用具 ファーストエイドキット ツェルト カメラ ココヘリ
共同装備
(在宅家族)いまココ

感想

今回も東京の西側に午後用事があったので、神奈川の山へ途中、東名・中井PAで30分も休憩してしまったため地蔵堂駐車場には計画30分遅れで到着。先着1台の2台目となった、準備をしている15分の間に徐々に増え、出発時には6台となっていたが、30台キャパなので余裕の状態。下山時は四輪16台+二輪7台だがゆったりとした状況だった。
駐車場を出て、地蔵堂にて安全登山の祈願を行い。直ぐに「矢倉岳」を案内する指導標が「うどん店」の前にあり、指示に従って進んだが、ヤマレコルートを短縮するショートカット路でした。帰りにはショートカット路の出口側に「地蔵堂バス停」を示す矢印がありましたので、この路が地元推奨のルートのようです(短い距離ですが)。
石橋を渡って、陽当たりの良いお茶畑の脇を通って先に進むと、真っすぐ進むと「万葉ハイキングコース」、下ると「矢倉岳」の指導標。当初計画通り「矢倉岳」に向かいましたが、降り立ったところは沢、昨夜の雨でやや増水しているようで、先行していた2名の方が渡ろうか迷っています。私は、少し上流に辿ってみましたが、直ぐに支流にぶつかり、渡る場所は無さそうなので渡渉を諦める決断をしましたが、更にいらした2名の登山者が登山靴でスタスタ渡って行きます。それを見た先行のお二人の片割れの方も登山靴で渡っていましたが、くるぶしより上まで水がありました。私はトレランシューズでしたので、やはり諦めてその場を後にしました。
登り返して、万葉ハイキングコースを進みます。

※計画作成時にこちらのルートも確認していましたが、トレーニングと言っても前回の膝痛もあるので無理に遠回りする必要は無いと除外していたルートでしたが、事前チャックが役に立ちました。
※遠回りルートを歩きながら、私のように素人では無く、山岳部などで技術を学んだ方なら、「濡れることもいとわず渡渉」「裸足になって渡渉」などしたのだろうか・・・などと考えながら進みました。 翌日、山岳部経験のある同僚に聞いたら「自分らは濡れてもいとわず渡渉していましたね」とのことでした。 私はやはり濡れたくないな〜

途中、概ね九十九折れにルートがある広い急斜面を登って行きましたが、左右の指導標の間隔が離れすぎていて視認できずに、時々正規ルートに戻りながらもほぼ直登で登り「足柄峠・万葉公園尾根道」と書かれた歩き易い登山道に出ました。ルーファイ出来ていなくても適当に登ってしまうところも素人丸出し。スマホのヤマレコ地図は時々立ち止まって見ながら歩いているので大きく外すことは無いのですが、地図や地形を読めない自分に不安を感じながらの行程です。
尾根道に「山伏平」や「矢倉岳」を示す指導標があり、安心しましたが、今度は「この先崩壊あり」となっていますが、文字やロープなど通行止めを示すものは何もないので先に進みました。
最初の崩落は下り方向と、その先、対岸方向にしっかりとロープが張られていて、下り方向は助かりました。第二の崩落はさらに目の前でしたが、狭い崩落であり対岸の2本の木に赤テープが巻き付けてあったので、注意・集中して先に進みます。主な崩落はここのことだと思いますが、その先も細く水量も少ない沢に渡された金属製の工事現場の足場板とロープや丸太を組んだ橋といった見た目スリルのある場所を通って、山伏平に到着。
山伏平の手前に切株に「頂上マデ45分ガンバ」と書かれていて、山伏平のベンチには「あと25分」と書かれていて励みになりました。
しかし、矢倉岳の山頂は後にして、先に鷹落場の三角点に向かいます。鷹落場の先にある「鳥手山方面難路注意」とロープが張られていましたが、目の前には全く問題の無い登山道でロープも大きく空いているところがあり、危険だったら引き返すと強く念じて先に進みます。結果、鷹落場まで危険個所は全く無く快調にピストンしました。

※最初は踏み跡明瞭、途中で4本の木に赤ペンキで大きな矢印、更に(なんと)広い尾根にルート両サイドを木や枝で示しているので、ビクトリーロードかと思ったほどです。鷹落場は若干尾根道を外れますが、ビクトリーロードはご丁寧に真っすぐ進む方向と鷹落場に立寄る方向の両方に示されていました。

こんなところに二等三角点があるなんて・・・満足です。
山伏平に戻り「あと25分」の表示にタッチして山頂を目指します。
やや急な登りでしたが20分で山頂。そして、誰も居ない広い山頂。最高です。
事前にチェックしたヤマレコの記録にあった、ミツマタの向こうに富士山を構図に写真を撮り、またまた満足です。
そのまま山頂で昼寝でもしたい気分でしたが、合計9名ほどの方々に山頂を明け渡して、遠回りルートを戻ります。帰路は崩落地も不安なく超えて、ルーファイに苦労した急斜面は下り方向だと指導標が視野に入り易く順調に下ります。膝の痛みも全くなく絶好調な山行でした。



(リハビリ状況)
前回の山行では戻ってきた脚力に膝が付いてこれずに下山に痛みが出た。
よって、今回はリハビリ前のスタイルである右膝サポーターを着用した。
山行開始2時間で「休憩を取ろうか」という気持ちになったが、渡渉を断念して遠回りのルートに変更したことによる心理的要因もあったようだ、結局そのまま歩き続け、地図確認(ヤマレコ)、メモ記入の数秒が小休止、行動食(パーフェクトエネルギー3000)の数十秒が大休止といういつものスタイルで進んだ。
矢倉岳の貸し切り状態の山頂ではザックを降ろして超休止15分の間に、ツムラ68で左ふくらはぎのツリ予防
全行程で痛みやツリも無く、快適な山行となった。
ヤマレコ計画7:17に対して5:40だったので、快調なのだと思います。

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