ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 659589
全員に公開
ハイキング
奥秩父

小楢山と乙女高原_眺望いまいちツツジたっぷり

2015年06月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.3km
登り
666m
下り
533m

コースタイム

焼山峠5:50 - 6:50一杯水 - 7:10小楢山8:00 - 8:20幕岩8:40 - 8:50大沢ノ頭 - 9:10小楢山9:20 - 10:00焼山峠10:05
<車移動>
10:15乙女高原グリーンロッジ駐車場10:20 - 10:40ヨモギ頭 - 10:45ブナじいさん11:00 - 11:10ツツジのコース入口 - 11:40グリーンロッジ駐車場

天候 晴れときどき曇り(標高1700m〜2200mあたりにガスが発生しやすかった)
15℃〜23℃

過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速・勝沼IC => 国道140 => 県道206 => 焼山峠駐車場(無料・バス停有)
焼山峠駐車場は舗装されている。15〜20台は可能。
トイレは道路の真向かいにある。

乙女高原はグリーンロッジ駐車場(無料・舗装無・30台は可能)とグリーンロッジの20m手前の道路隣接駐車場(無料・舗装・15台は可能)
トイレはグリーンロッジ駐車場にある。

コース状況/
危険箇所等
●焼山峠→小楢山山頂
小楢山の標高差は約200m。アップダウンはあるものの緩やかで歩きやすい。防火林帯なのか樹木が広く伐採されているのでわかりやすい。

●小楢山→幕岩・大沢ノ頭
通常の山道。踏み跡はしっかりしているし、道標も多く歩きやすくて危険箇所もない。
幕岩は4mほどの鎖がある。手がかりがあるので鎖なしでも大丈夫。上がってから岩頭のほうにわたるところが切れていて斜めになっているのでここは注意。

●乙女高原
登山道というよりかは遊歩道。藁が引きつめられていて歩きが心地いい。

焼山峠。この先を行くと大弛峠(金峰山方面)で、左の道路が乙女高原方面。右が駐車場。
 
2
焼山峠。この先を行くと大弛峠(金峰山方面)で、左の道路が乙女高原方面。右が駐車場。
 
乗合バス  焼山峠  栄和交通
  
乗合バス  焼山峠  栄和交通
  
塩山駅へは 15:20 と 16:35 です。
  
塩山駅へは 15:20 と 16:35 です。
  
木々の間から日が差してきたゾ。
  
1
木々の間から日が差してきたゾ。
  
小楢山景観保存地区 小楢山登山口
  
1
小楢山景観保存地区 小楢山登山口
  
子授地蔵。由来が記されていました。
「夫婦に子供が授からないとき、子授地蔵様を誰にも見られないように一体持ち帰り、子が授かるよう毎日お祈りをし、子が授かったら二体にして元に返し祀っておく」
 
9
子授地蔵。由来が記されていました。
「夫婦に子供が授からないとき、子授地蔵様を誰にも見られないように一体持ち帰り、子が授かるよう毎日お祈りをし、子が授かったら二体にして元に返し祀っておく」
 
防火林帯なのか広い登山道です。
 
4
防火林帯なのか広い登山道です。
 
日が当たります。このとき山頂がちょいとモヤっているとは思いもしませんでした。 >_<
1
日が当たります。このとき山頂がちょいとモヤっているとは思いもしませんでした。 >_<
的石のところで旧道と新道に分かれます。まっすぐが新道。右が旧道。
2
的石のところで旧道と新道に分かれます。まっすぐが新道。右が旧道。
サルオガセ
アヤメ 
ちょこちょこ見かけました。
 
5
アヤメ 
ちょこちょこ見かけました。
 
一杯水。全然出ていませんでした。
ここで山頂へ向かう路とトラバースする路とに分かれます。もちろん山頂へ向かいます。
     
一杯水。全然出ていませんでした。
ここで山頂へ向かう路とトラバースする路とに分かれます。もちろん山頂へ向かいます。
     
やがてレンゲツツジがちらほら。

3
やがてレンゲツツジがちらほら。

そして山頂までレンゲツツジのオンパレード。
  
8
そして山頂までレンゲツツジのオンパレード。
  
なかには小ぶりで朱色っぽくなくてヤマツツジかなっていうのもあるけど、あっちこっち咲いているんでわけが分からなくなってしまう。 
とりあえずツツジということで納得です。
   
3
なかには小ぶりで朱色っぽくなくてヤマツツジかなっていうのもあるけど、あっちこっち咲いているんでわけが分からなくなってしまう。 
とりあえずツツジということで納得です。
   
これはレンゲツツジ!!
  
8
これはレンゲツツジ!!
  
このときは日が差していなかったけど、むしろよかったかもしれない。しっとりしていい色合いなんだよね。
 
 
6
このときは日が差していなかったけど、むしろよかったかもしれない。しっとりしていい色合いなんだよね。
 
 
小楢山山頂。
ちょっとモヤってます。
  
1
小楢山山頂。
ちょっとモヤってます。
  
山梨百名山
 
標高1713mで、その昔夢窓国師の修行の地と言われておりました。この山の頂は東西二峰にわかれ、東峰はゴン鉢を伏せたような形から權鉢山の名があり、西峰は奇岩怪石が塁々とし滝もあり深山高山の気分を満喫するに充分である。此の山は、水楢・小楢が多く俗字をもって小楢山とあてはめたが、夢窓国師が此の山に命名したのは、古那羅山であった。東峰からも、西峰からもすばらしい展望に恵まれ、展望は申し分ないハイキングコースである。また、山頂からは、「富士山」「奥秩父」「南アルプス」「八ヶ岳連峰」等が見ることができ、魅力の山となっています。
1
標高1713mで、その昔夢窓国師の修行の地と言われておりました。この山の頂は東西二峰にわかれ、東峰はゴン鉢を伏せたような形から權鉢山の名があり、西峰は奇岩怪石が塁々とし滝もあり深山高山の気分を満喫するに充分である。此の山は、水楢・小楢が多く俗字をもって小楢山とあてはめたが、夢窓国師が此の山に命名したのは、古那羅山であった。東峰からも、西峰からもすばらしい展望に恵まれ、展望は申し分ないハイキングコースである。また、山頂からは、「富士山」「奥秩父」「南アルプス」「八ヶ岳連峰」等が見ることができ、魅力の山となっています。
山頂から北西方面にレンゲツツジの群生地です。
 
1
山頂から北西方面にレンゲツツジの群生地です。
 
モヤっていますが、とりあえず収まります。
 
12
モヤっていますが、とりあえず収まります。
 
これから向かう大沢ノ頭。
  
これから向かう大沢ノ頭。
  
方位盤に山名が記されているんだけど、少し淋しい。
  
1
方位盤に山名が記されているんだけど、少し淋しい。
  
白樺とレンゲツツジ
  
1
白樺とレンゲツツジ
  
小楢山景観保存地区の案内板の裏に山脈のデッサンがありました。うまいなぁ・・・。落書きといえばそうだけど、ここまで書き込んでいるとはなまるをあげたいね。
2015年06月13日 07:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
6/13 7:41
小楢山景観保存地区の案内板の裏に山脈のデッサンがありました。うまいなぁ・・・。落書きといえばそうだけど、ここまで書き込んでいるとはなまるをあげたいね。
ひとまず山頂をあとにします。
  
ひとまず山頂をあとにします。
  
左に下って行くと母恋し路で保健農園フフに至ります。
 
1
左に下って行くと母恋し路で保健農園フフに至ります。
 
幕岩への鎖場
  
2
幕岩への鎖場
  
鎖場を上がったところです。岩頭まで行かないと眺望はいまいち。
 
5
鎖場を上がったところです。岩頭まで行かないと眺望はいまいち。
 
岩頭まで来ても、雲で眺望は別の意味でいまいち。見えているのが小楢山。
 
3
岩頭まで来ても、雲で眺望は別の意味でいまいち。見えているのが小楢山。
 
この先に金峰山が見えるはずなんだけど・・・
 
1
この先に金峰山が見えるはずなんだけど・・・
 
この女性はフフから上がってきたそうです。幕岩で話し込んでしまいました。また、どこかの山で会いましょう。
 
1
この女性はフフから上がってきたそうです。幕岩で話し込んでしまいました。また、どこかの山で会いましょう。
 
大沢ノ頭。やっぱり眺望がいまいちなので、すぐ折り返し。
 
大沢ノ頭。やっぱり眺望がいまいちなので、すぐ折り返し。
 
山頂かトラバースか・・・。とりあえず山頂に向います。
 
山頂かトラバースか・・・。とりあえず山頂に向います。
 
山頂は晴れ間なんだけど・・・
2
山頂は晴れ間なんだけど・・・
青空も出てきてはいるんだけど・・・
さぁ 下りるとしよう。
  
3
青空も出てきてはいるんだけど・・・
さぁ 下りるとしよう。
  
見えている石が的石(まといし)
  
2
見えている石が的石(まといし)
  
旧道と新道の合流
 
1
旧道と新道の合流
 
カエデの葉です。今度は赤くなったころに来ます。
 
3
カエデの葉です。今度は赤くなったころに来ます。
 
焼山峠。ここで乙女高原へ車移動。歩くと往復で1時間ぐらい。今回は車移動にします。
 
 
1
焼山峠。ここで乙女高原へ車移動。歩くと往復で1時間ぐらい。今回は車移動にします。
 
 
■乙女高原のマップ
森のコース→ブナじいさん(今回は必須)→ツツジのコース→湿原→現在地
 
 
■乙女高原のマップ
森のコース→ブナじいさん(今回は必須)→ツツジのコース→湿原→現在地
 
 
グリーンロッジです。まだ開いていません。
 
グリーンロッジです。まだ開いていません。
 
登山口にもレンゲツツジ。
1
登山口にもレンゲツツジ。
キンポウゲ
 
よく整備されています。
 
1
よく整備されています。
 
ヨモギ頭 
1725m
「ブナじいさん」です。ここに来たことのひとつに「ブナじいさん」に会うってこともありました。
  
4
「ブナじいさん」です。ここに来たことのひとつに「ブナじいさん」に会うってこともありました。
  
いや・・・。なんかやっと会えたゾって気がします。
  
6
いや・・・。なんかやっと会えたゾって気がします。
  
なんにもしゃべらないけど、いっぱい語ってくれました。
 
2
なんにもしゃべらないけど、いっぱい語ってくれました。
 
ブナじいさんの根元はふかふかでした。秋になると子供たちが落ち葉をせっせと運んで、ブナじいさんの根元にかけるんだそうです。根元の土を作るためとのことです。 --- 子供たちに好かれているブナじいさん。
  
14
ブナじいさんの根元はふかふかでした。秋になると子供たちが落ち葉をせっせと運んで、ブナじいさんの根元にかけるんだそうです。根元の土を作るためとのことです。 --- 子供たちに好かれているブナじいさん。
  
ぶなじいさん。会えてうれしかったです。
さようなら。また来ます。おたがい元気でいましょう。
)^o^(
 
4
ぶなじいさん。会えてうれしかったです。
さようなら。また来ます。おたがい元気でいましょう。
)^o^(
 
富士山が正面に見えるらしい。
 
2
富士山が正面に見えるらしい。
 
本日最後のアヤメ 
3
本日最後のアヤメ 
ツツジのコースの入口
  
1
ツツジのコースの入口
  
グリーンロッジが見えます。
 
1
グリーンロッジが見えます。
 
ここのレンゲツツジの群生地はみごと!!
3
ここのレンゲツツジの群生地はみごと!!
左側から
中ほどから
右側から
(もう、いいんじゃないか・・・)
1
右側から
(もう、いいんじゃないか・・・)
シカによる草原植物への食害調査をしています。
最近、いくつかの草原植物が急に減っており、シカによる食害が疑われています。そこで、このようなネットを張り、ネットの内とネットの外で植物の生育や開花がどう違うか調べることになりました。景観が悪くご迷惑をおかけしますが、乙女高原の自然を次の世代に譲り渡すための大切な調査であることをご理解ください。
1
シカによる草原植物への食害調査をしています。
最近、いくつかの草原植物が急に減っており、シカによる食害が疑われています。そこで、このようなネットを張り、ネットの内とネットの外で植物の生育や開花がどう違うか調べることになりました。景観が悪くご迷惑をおかけしますが、乙女高原の自然を次の世代に譲り渡すための大切な調査であることをご理解ください。
えーと・・・。クリンソウ。
12
えーと・・・。クリンソウ。
白樺のなかにツツジ
 
1
白樺のなかにツツジ
 
グリーンロッジの駐車場です。
 
1
グリーンロッジの駐車場です。
 
帰ります。
眺望いまいちだったけど
ツツジたっぷりで満足満足。
ありがとうです。
3
帰ります。
眺望いまいちだったけど
ツツジたっぷりで満足満足。
ありがとうです。
撮影機器:

感想

今回の目当てというか楽しみは、まずはレンゲツツジ、次に小楢山と幕岩の眺望、そして「ブナじいさん」に会うこと。いまいちだったのが眺望。この時季、どうかとは思ってはいたけどやはりモヤっていて雲も多かった。だけどあとのふたつは予定どおり。もっとも「ブナじいさん」は逃げもしない隠れもしないんだな。よっぽどのアクシデントがなければ予定どおりになるっていえばそうだね。でも、いきなり「ブナじいさん」って・・・なんだろうって思うかもしれない。これはこの名のとおりのブナの古木なんだけどね。乙女高原の北側にいます。
以前、ネットでたまたま見かけてそのうち行ってみようなんて思っていたんだけど、忘れていたり足が向かなかったりしていた。今回、縁あって「ブナじいさん」にまでつながったって感じかな。 でも「ブナじいさん」・・・どんな木なんだろうねと思っていたんだけど、近づいたらすぐに分かった。たしかに廻りの木より大きいんだけど・・そうだな・・うまく言えないな・・まさに「ブナじいさん」なんだよね。この名前をつけたひとも多分、この名前しか思いつかなかったんだろうな。乙女高原のほかにも「ブナじいさん」っていう古木があるようだけど、そのブナも「ブナじいさん」らしい古木なだろうな。
しばらく、ボーっと眺めたり触ったり見上げたり、この森のときの流れを想像したりして・・・いい一瞬を過ごさせてもらいました。ありがとうです。「ブナじいさん」。また来ます。それまで元気でいてください。

それとちょっとひとこと・・。レンゲツツジ。予定どおりでしたってことで終わらせてしまうのもなんだよね。今回は実にいい間だった思います。来週でも咲いているだろうけど、ピークは今回だったかな。小楢山も乙女高原も想定以上の咲きっぷりでした。ポツポツとあるのかなって思っていたんだけど、群生していたのにはちょっとうれしかったな。違いと言えば小楢山のツツジはシットリで、乙女高原は開放的。そんな感じでどちらもワクワクさせてくれるには充分でした。


  

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3125人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら