芦屋地獄谷、七兵衛山から住吉谷
- GPS
- 05:10
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 590m
- 下り
- 573m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:05
天候 | 晴 暑いくらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
阪急御影駅へ下山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地獄谷は少し迷うところがありました。 打越山から黒五谷道へショートカットしましたが、不明瞭で迷いやすいでしょう。 |
写真
感想
芦屋地獄谷に過去何度か挑みましたが、途中で何度も道に迷い、その度に中央稜向けてがむしゃらに登り、結局ロックガーデンの何たるかを知らずに40年過ぎました。(永っ!)今回ヤマレコ利用でようやく念願を果たせました。と言っても途中で知り合ったお二人の女性(いずれも単独行)と一緒に登れたんで、ずいぶん助かりました。
滝登りも岩登りも楽しかったです。途中3箇所ほどメタボチェッカーがありました。無事通れて良かったですが、キツキツでした。写真は1箇所しか撮ってませんが。なんか夢中に登ってるうちに、写真撮り損ねてました。ちと残念ですが。
中央稜まで登ったところで荒地山方向を目指すお二人と別れました。写真を送ってもらいました。ありがとうございます。
その後風吹岩でしばし休憩し、横池から七兵衛山、打越山越えて、五助堰堤の原っぱへ。ここに40年前に見つけた宝石のような池が、今も綺麗な水を湛えていました。対岸にスックと立つ二本の杉は、40年前は数メートルの高さしかなかったのに、今や20mはあろうかと言う大木に育ってました。この池は40年前は住吉谷ルートから外れた、静かな池でした。対岸の小さな杉二本、幹が赤みがかり、それが葉の濃い緑と引き立てあって、美しかったのを覚えています。
その後この池の右側に新しく登山道が整備されて、人が立ち入るようになって、対岸の杉の周りも荒れ、池の水も濁り、非常に残念に思った記憶もあります。後にそのルートは住吉谷のメインルートとなったことを知り、今に至ります。
今回このルートで五助ダムに来るべく、打越山からマイナールートで来て、久方ぶりにこの池に再開しました。池の広さは40年前とさほど変わらず、水の透明度も良くなっていました。杉の木は先程述べたように大きく育ち、周囲もすっかり落ち着いた雰囲気になっていました。ここを通る人はかなり多いはずですが、自然を荒らすことなく、大事に守っていてくれることに感謝の気持ちで満たされました。みなさんありがとう。
五助ダムの原っぱは、葦が茂って原っぱでなくなっていました。ここに26、7年ほど前にまだ幼かった息子と娘二人を連れてきて、猪の親子を眺めていたのを思い出します。瓜坊を4匹程連れた母猪が出てきたので、子供達に「静かに、声出さず、絶対に瓜坊を追いかけず、じっと見ときなさい。そのうちあちらから近づいて来るよ。」と。子供達はしゃがんでじっとしてくれてましたら、瓜坊達は目の前まできて歩き回ってくれました。母猪は息子の手に体を触れていったそうです。息子が嬉しそうに言っていたのを昨日のことのように思い出しました。
現状はあんな広い原っぱではなくなりましたが、これはこれでいいかも、と思います。
長々と思い出話にお付き合いくださりありがとうございます。今回は久々に落ち着いた良い山行になりました。
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