空沼・湯の沢遡行 〜四姉妹の誘いを振り切り沢はじめ

2015年06月14日(日) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 12.6km
• 登り: 767m
• 下り: 765m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:25

8:35 スタート地点（駐車）
8:58 9:00 林道崩壊（入渓）地点
9:40 9:40 二つ目マンホール
11:15 11:15 大滝（高巻き）
11:40 11:45 林道合流（遡行終了）
11:58 12:43 万計山荘
13:44 13:47 空沼岳登山口
14:00 ゴール地点（駐車）

天候

くもり、時々日が差す

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道崩壊のため、入山届の小屋までは車入れず。1km手前に駐車スペースあり。途中まで乗り入れて路肩に駐車している車もいるが、駐車可能台数は少ない。

コース状況／危険箇所等

湯の沢全般
土砂崩れによる、ゆるんだ岩、砂利が多いので安定するまで足の置場に注意。
大滝の高巻きもかなりゆるゆる。

写真

6/14 8:34

すばらしく車が多かったが、万計山荘の山荘開きだったからですね。友の会の皆さんいつもありがとうございます。

6/14 8:52

林道を進むがすでにところどころ抉れている。

6/14 8:57

更に進むと林道が丸ごとぶった切られている。昨年の大雨の強烈さを物語る。のでここから沢に降りちゃう。

6/14 8:58

降りちゃった。2015シーズン沢スタート。

6/14 9:02

すぐに一つ目のマンホール（？）。前回はここから入渓した気がする。

6/14 9:03

出口にはいい感じに流木が引っかかってる。通れないほどではない。

6/14 9:07

いい感じ。ひと安心。

6/14 9:09

なめ感。

6/14 9:13

癒し系。

6/14 9:18

仕方のないことですが、崩れまくり。

6/14 9:23

前半にもこういう好ましい流れがある。

6/14 9:40

2つ目のマンホール（入口側）。覗くと出口が詰まってるので一度林道に上がって乗越す。

6/14 9:42

2つ目のマンホール（出口側）。そのうち塞がっちゃうんじゃなかろうか。

6/14 9:42

マンホールの先、以前から広めだった気がするが、なんかもう整地された駐車場みたいになってる。月8,640円くらいの。

6/14 9:56

大崩れアンド倒木。

6/14 10:20

じっと我慢の子。で越えていくと、、、

6/14 10:31

だんだん核心部感が出てきます。

6/14 10:38

こんなに広い池があったかな？

6/14 10:41

基本的に優しい小滝。

6/14 10:43

右からでも左からでもお好きなように。

6/14 10:50

6月はまだ水量多め。

6/14 10:56

いよいよ樋状の滝へ。

6/14 10:59

水の勢いが強いし、冷たくなってきたので突っ張って越える。

6/14 11:10

大滝まで来ると大きな雪渓が待っていた。雪渓に乗って巻きポイントまで抜けたが、溶けたら倒木と砂利の感じがまた変わるかも。

6/14 11:16

高巻きちう。ずるずる。

6/14 11:30

高巻き終わった後も結構水量ある。もうすぐ着くという頭があるので、意外と長く感じる。

6/14 11:41

やっと林道合流へ。次回はこの上も詰めてみたい。
メット外してさっさと万計山荘へ。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

ツェルト(1) ロープ(8mm×20m) カラビナ(3) スリング(3) 沢靴 沢靴下 沢タイツ(1) 上着 防寒着 着替え 行動食 非常食 ハーネス(1) ヘルメット(1) 救急セット

感想

taxi

　現在世界最高のアタッカー陣と言えばFCバルセロナのMSNことメッシ、スアレス、ネイマールであることは論をまたないが、それと同様の破壊力を持つのが映画「海街ダイアリー」の四姉妹こと綾瀬、長澤、夏、広瀬の4トップである。異論は認める。そして夏帆さんの苗字は夏じゃない。

「海街ダイアリー」のなにが素晴らしいって、カンヌで賞を獲った是枝監督の作品という事で、「決して四姉妹目当てではないのですよ。是枝監督が自らの作家性を保ちつつ商業性とどう折り合いをつけていくのか、実に興味深い。」っていうエクスキューズが使えることですよね。いちいち理由をつけないと映画も見に行けないわたしのような人におすすめ。

朝起きて、映画でも見て呆けっと過ごすか、としばし悩んだが空沼の林道が大崩壊していたので、札幌近郊No1癒しの沢こと湯の沢がどうなっているか確かめることにした。四姉妹は諦めた。止めてくれるな。

結果から言えば、土砂の流出で地形が変わった個所、新たな流木が邪魔する箇所はあるものの、後半の小滝連続、象徴的な樋状の滝はしっかり残っているし、何より手ごろな長さと初心者にも優しいグレードは変わることがなかった。中盤のちょっとダレる感じも含めて。広瀬すずさんに「沢に連れてって。」と言われたら、天気の良い日にのんびりとこの沢を案内したい（末っ子推し）。