三方ヶ峰と池の平湿原


- GPS
- 03:25
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 450m
- 下り
- 445m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
浅間連山(でいいのかな?)の三方ヶ峰に登ってきました。三方ヶ峰なんて最近まで知らなかったけど、ここんとこ山選びに使っている『ふるさと120山』の東御市のところに載ってました。で、今回はこの三方ヶ峰を軸に、池の平湿原と篭ノ登山を巡る計画を…。実際のところ篭ノ登山は割愛しましたが…。
10時頃に地蔵峠に着きました。駐車場は車が一杯でビックリ!満開のレンゲツツジ目的の人かな。湯ノ丸山方面は賑やかだろうなあ…。賑やかそうな湯ノ丸山とは反対方面の三方ヶ峰を目指します。高峰温泉への林道に絡みながら登山道が付けられています。あんまり歩かれてる感じではないですね。それもそのはず、池の平の近くまで車で行けるんですもん…。知らんかったというか、そう言われればそうか…って感じです。でも、それだとほとんど観光だし、駐車場は有料(500円)だしということで、ごまかしておきましょう。
パッとしない道だったけど、林道から大きく離れて本格的に登り始めてからはいい感じに。花がポツポツと出てきます。道が尾根っぽくなると樹林が低くなって明るくなってきました。さらに登ると露岩となり、間もなく見晴岳に到着です。頑丈な柵の向こうにはコマクサの群落。最近はしおれかけたコマクサしかお目にかかる機会がなかったけど、今日のコマクサは生きが良くてプリプリです!久々にキレイなコマクサ見ました。
見晴岳は三方ヶ峰より55m高いけど、地形図には載っていません。なんでだろー?里からだと三方ヶ峰の方が目立つのかも…?見晴岳というだけあって見晴しは良さそうです。天気が良ければ『良いです!』と断言できたかもですが、今日は残念ながら雲の多いお天気。青空は見えません。割と近くに見えるはずの八ヶ岳も全く見えず…。下界は何とか見えてました。下界側は一気に約1500m落ちているので高度感あります。逆に反対側は緩々の山並み。
少し休憩して三方ヶ峰に向かいます。左に池の平湿原が気持ちよさそうに広がっています。でも、なんだか全く色がないなあ…。何か花とか咲いているんだろうか…?70m下って30m登ると三方ヶ峰。呆気なく登頂!三方ヶ峰にもコマクサがありました。地蔵峠〜見晴岳は人っ子一人いなかったけど、ここらまで来ると人はそこそこいます。有料駐車場からの人だろな。
池の平湿原に降りていきます。途中から木道になりました。木道と湿原はマッチしますね。降りてみると湿原というより笹原です…。ほぼ乾燥してますね〜。水分があるのは鏡池だけのような…。パンフレットには『高山植物の宝庫』って書いてあるけど、ホンマかいな…?まあ、夏になると色々と咲き出すのかも。
この池の平湿原、周囲をグルリと緩やかな山で囲まれています。見るからに火山の地形ですね。湿原が火口で三方ヶ峰や見晴岳は外輪山に当たると思われます。かなり角が取れてる感じなので、だいぶ古い火山っぽいです。湿原の北にある緩やかな山が外輪山の最高点かや?そこから池の平湿原に降りていく斜面が疎林で滑ると気持ちよさそうです。そのうち行ってみるべ!
池の平湿原はただ笹原の中の木道を歩くだけで終わってしまいました。もう少し何かあると思っていただけに残念。その代わり見晴岳の前後が良かったので、それで埋め合わせということで…。だらだらと登って、コマクサなんてないコマクサ峠へ。ここに有料駐車場やらトイレやらあって、観光のベースになっていました。
時間はお昼過ぎ。篭ノ登山はどないしましょ?時間がないわけではないけど、天気はパッとはしませんわね。せめて天気良ければアレだけど、もうみんなダレダレムードが漂っています。てなわけで、篭ノ登山はやめて地蔵峠に戻るとします。見どころがなくてかったるい道だったけど、身体に優しいダラダラ下りで助かりました。
温泉東御市の湯楽里館へ。サンラインから少し入ってて、場所はわかりにくいですね。湯楽里館は初めてだけど、なかなかでかい施設。地ビールレストランや物産センターもありました。温泉も500円のわりにケチってない印象でよかったです。ただ、下山後の温泉となると、近くに登る山が少ないなあ…。
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