桜を求めて歴史を辿る、南禅寺から三井寺へ!大文字山・長等山。
- GPS
- 06:08
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 672m
- 下り
- 636m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:05
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今回は山の会の例会で、桜を求めて南禅寺から三井寺へ、大文字山から如意ケ岳、長等山を辿るトレイルです。
京都地下鉄・蹴上駅に集合。ちらほら咲いてる桜を見ながら、”ねじりまんぽ”を抜けて南禅寺へ。三門をくぐり水楼閣の脇の静かな石畳を詰めて奥の院へ。続く、緩やかな山道を南禅寺山から京都一周トレイルの分岐を経て大文字山へ進む。
大文字山の山頂は多くのハイカーでに賑わっていたので火床まで下り、京都市街を一望しながら早い昼食を取る。
食後、大文字山へ登り返して静かな杉の林道を軽快に進み、雨乞い?の雨社大神に立ち寄り、如意ケ岳へ歩を進める。
如意ケ岳の山頂は航空管制の建物があり、フェンス横の山道を登りアスファルト道へ出る。少し進みガードレイルの隙間から急坂を下り、緩やかなアップダウンを繰り返して三井寺の裏山の長等山へ。
長等山の山頂から琵琶湖を一望後、下って三井寺の裏から境内に入る。
桜はまだ、二分咲きでしたが,広い境内を微妙寺から大師堂、三重塔、一切経堂、弁慶の引き摺り鐘を見て国宝の金堂へ。
堂内には三井寺所蔵の平安時代から鎌倉、室町、安土桃山、江戸時代の数多くの国宝、重文の仏像などが安置されていて、三井寺1300余年の長い歴史に触れることができました。
金堂から下って仁王門を出て右折して進み、長い階段を上り観音堂へ。夜桜の観光スポットの観月舞台を見て、高台へ登り琵琶湖と大津市街地を一望。石段を下り琵琶湖疎水の脇を通り旧市街地を辿りJR大津駅へ。
今回の南禅寺から三井寺への尾根道は静かで歩きやすく、おそらく、三井寺と由縁のある後白河法皇はじめ歴代の天皇や紫式部、清少納言、小野小町などの歌人、空海、最澄、円空などの高僧がかつて三井寺へ通った道では?
また、東海道と北國街道が交差する要衝である大津を経て上洛するのに源頼朝、足利尊氏、織田信長、徳川家康なども通ったかな?
こんなことを想像しながら歩いていると、桜はまだ、二分咲きでしたが、十分に楽しい一日でした。
三井寺は最高でした!
【カバー写真】
南禅寺三門
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