三ツ峠・マルチトレーニング

過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
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計画書
(更新時刻:2013/05/15 13:56) |
感想
久しぶりに燃えた三ツ峠トレ。
2日目、htok(L)-ゆーま(F)、わる(F)で12ピッチこなしました。二人とも登りは特に問題なし。後はいろいろな作業に慣れるため数をこなすのが重要かなと。
■登ったルート
岳ルート1p目→岳ルート2p目→V字ロック3p→V字ロック4p→懸垂下降1pで中央カンテ2pの取り付き
中央カンテ2p目→中央カンテ3p目→中央カンテ4p→懸垂下降2pで登山道まで
リーダーピッチ→No.10.5クラック→No.15クラック→No.18クラック→懸垂下降3pで登山道まで
一般ルート→雨で撤退、懸垂下降1pで登山道まで
■時間をロスする原因
・ロープのセンターマークがはっきりしていないと、1本で懸垂下降するときに中央を探し出すのに時間をロスする。ロープの末端も目立つマーキングが欲しい。末端を確認して作業するときにやりやすい。
・懸垂下降に移るときにロープのもつれをほどくのに毎回時間がかかった。何かいい方法はないものか。常にロープのどちら側の末端が束の上なのか意識しておくこと。絡まっているのに無理に引っ張ると結び目になるので早い段階でふわっとさせる必要がある。末端がループをくぐっていない限り完全に結び目になることはない。結び目みたいになった場合はできるだけそのループを開いて大きくして、ロープの塊よりも大きくすれば自然とほぐれるはずである。ダブルロープの2本を別々に束ねる場合、1本だけ先に束ねていくよりも、2本をそれぞれ別の人が同じスピードで束ねていくと絡まりにくい。
・フォローのアルパインヌンチャクの整理はビレイ点に着いてからのほうが良い。ビレイ点でやることが無い時間にやったほうが効率がよい。
・フォローがA0しやすいようにランナーを掛けることも重要である。3人での登攀の場合、ランナーの回収は最後の人に任せてもよい。真ん中の人がランナーを回収すると最後の人はA0しにくい。(ロープの流れが悪くなるという理由で)ロープを掛けなかったとしても、フォローのA0のためにランナーだけを垂らしてもよい。
・ルートが混んでいるときには積極的に別ルートに転進する。そのためにはナチュプロをつねに一揃い持っておくべき。フォローは回収技術、ナッツキー必須である。
・カラビナやロープスリングについてはある程度の残置覚悟のほうがスピードと安全性が上がる場合がある。懸垂下降の支点が空くのをただ待ってたのは無駄だったと思う。本気でスピードを上げたいときには残置をしてでも待ち時間をなくすべき。カラビナとロープスリングの残置はしょせん1500円くらいのものである。一番痛んでいるビナを選んで捨てビナとすれば装備の新陳代謝にもなる。ビナのゲートを閉じるためにテーピングを少しナッツキーなどに巻きつけておく。
・ランナーやロープにカムが引っ掛かるのを防ぐために、カムはハーネスの後ろのギアラックに置くのがよい。
・3人で登る場合、それぞれのビレイ点でも左ロープの人が左側、右ロープの人が右側というのを守ったほうが良い。登りだしの方向を考えて次に出やすい側に先に登ってもらうようにするほうが良い。
■次回トライしたいこと
・肩にロープを振り分けて懸垂下降するときに、ロープを右に引っ張り出していく。このときそのまま右に引っ張り出すと必ず絡んでまとめてどさっと落ちてしまい失敗する。一旦左側に外し次に右側に外すというように横着せずにひと手間加えるとほぼ失敗なくロープを繰り出すことができる。何よりも首をやけどせずにすむ!
・懸垂下降でロープを投げ下ろさずに担いで降りる方法を別の方法を試す。
今回はいつも通り、肩に振り分けて少しずつ降ろしながら懸垂下降した。ガイドはコイルで肩と脇の下にたすき掛けに巻いて(コンテのときような状態から)ロープを繰り出しながら降りる方法を取っていた。そちらのほうが絡まりにくく、ロープを出しやすいようだ。
・ロープを2本まとめて末端を結ぶかばらばら結ぶか。これまで両方まとめて結んでいたが、ルベルソ等で懸垂する限り、一本一本のロープの末端結びで確実に停まる。全員がルベルソ、ATCガイドならバラバラのほうが絡みにくい。
・懸垂のバックアップをもっと早くセットする方法として、カラビナからロープを外さずにカラビナをくるくる巻いていく方が早いかも。バックアップ用のロープスリングは巻き数がもう1回少なくていい。巻き数を減らすためにもっと短いループで十分かもしれない。
ワルです。
トレに2日目から参加させていただきました。
久々の三ツ峠で不安先行してました。
オールフォローとはいえ、外岩はボルダー意外にがて意識が
未だ消えず…
登りルート
岳ルート1p目→岳ルート2p目→V字ロック3p→V字ロック4p→懸垂下降1pで中央カンテ2pの取り付き
中央カンテ2p目→中央カンテ3p目→中央カンテ4p→懸垂下降2pで登山道まで
リーダーピッチ→No.10.5クラック→No.15クラック→No.18クラック→懸垂下降3pで登山道まで
一般ルート懸垂下降1pで登山道まで
※とくさんコピー
最初から余裕なく岳ルートが特にしょっぱく感じた。
そこをスムーズに登るとくさんは流石、支点を作るスピードや2本
のロープを上手く流すのは凄いと感じた。
個人としての登りは慣れがまだまだ必要と感じる。
力みすぎや、ハイステップで登ってしまう癖が抜けず
しっかり、足や持てる岩を冷静に見て楽に登る事が下手。
フォローでの登りでも、カナビナ回収で戸惑う場が1p1回はあった。
回収後の収納もちょっと雑だったかな?と感じた。特に長いスリングは
もっと丁寧にたたむべき。
とくさんの感想を読ませて頂き、この点はたしかに2人フォローでの登り
なら、待ち時間で整理した方が効率がたしかに良いと思った。
なるべく、作業を先読みして1+2フォローでの行動を早く行おうと試みたが
下降時に作業を迷ってしまい時間ロスをした。
また、ロープを絡ませないコツがまだつかみきれない。
とくさん指示が出るまで行動がとれてなかった。
また、バックアップをとっての下降では、このバックアップの効きが
強すぎて下降スピードが遅くなっていたのでこの下降に関してが当面
の課題だと感じる。
ギアに関しても、タイオフやカムをとくさんはフル活用していた。
今回、カムは用意しなかったが、これは練習が必要だと感じた。
次の三ツ峠ではトライしたい。
またタイオフしやすい、細いスリングも買いたいし、太いビナでは
使いにくい箇所が何箇所もあったので細めのビナも追加購入が必要と感じた。
最後に、今回とくさんの感想が非常に参考になりました。
次回に活かせるように、しっかりこの内容を実践したい。
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