金剛山
- GPS
- 03:28
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 649m
- 下り
- 618m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 4:21
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
先週の日曜日、私はちょっとした冒険心を起こし、独りで金剛山への登山を決行したのである。久しぶりの登山であったので、胸の高鳴りとともに、不安な気持ちも抱えつつであった。その登山が非常に楽しく、充実したものであったので、今週は妻を誘い、再び金剛山を訪れることにしたのである。
金剛山は、私が小学生の頃、遠足で耐寒登山をした思い出深い山である。昭和の時代、先生に引率され、同級生たちと雪に覆われた山をアイゼンをつけて登った経験は、今でも鮮明に記憶している。
懐かしさとともに、大人になって再び挑戦するのだと思うと、胸が躍った。今回は妻と一緒に登るので、より楽しい登山になるだろうと期待も膨らませた。
登山当日の朝、早起きをして準備を整えた。前回の登山で得た教訓を生かし、保温ポットにお湯を入れて持参したのである。山頂で好みのインスタントラーメンを味わうという小さな贅沢を、妻にも体験してもらいたかったのだ。
前回は思ったよりも暑かったので、今回は薄着で臨んだが、なんということか、今度は逆に寒い思いをすることになった。山は天候が変わりやすいと聞くが、まさにその通りであった。
登山口に着くと、先日よりも多くの登山客がおり、一緒に登り始めた。妻と二人、にぎやかな集団の中で、それぞれのペースで歩を進めていったのである。
幸いにも、今日は天気に恵まれ、木漏れ日が登山道を照らし、小鳥のさえずりや心地よい風が私たちを迎えてくれた。前々日の大雨でルートは濡れていたが、そんなことは気にせず、自然の美しさを満喫したのである。
ほぼコンクリートの、初心者向けの登山道を1時間ほど登ると、山頂のキャンプ場に到着した。ここは、ポケモン GO が流行った頃に訪れたことがあり、妻も懐かしさを感じたようである。
さらに歩を進めると、大阪最高峰の展望台にたどり着いた。そこからは、関西空港や大阪平野の素晴らしい景色を一望することができ、妻も感動を隠せない様子であった。
そして、1時間50分かけて、ついに金剛山頂の広場にたどり着いたのである。そこで、我々はカップヌードル カレーとおにぎりという、素朴な昼食を広場で楽しんだ。
山頂では、1時間ほど休憩をした。広場には、カップラーメンを食べている人が多く、妻もその一人であった。山頂で食べるラーメンの美味しさに、妻も満面の笑みを浮かべていた。
下山は、登りとは別のルートを選んだ。文殊谷ルートは狭くて急な下り坂で、慎重に進まなければならない。集中力を高めて、一歩一歩降りていき、妻と声を掛け合いながら、無事に下山することができた。
そして、15時。二人で無事に下山ルートの最終ポイントに到着したのである。
今回の登山は、楽しく充実した思い出深いものとなった。妻と一緒に自然を満喫し、山頂でラーメンを食べながら、不思議と絆が深まったように感じたのである。
自然の中で過ごした時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれた。また近いうちに、金剛山に登りたいと思う。次は、もっとたくさんの仲間を誘ってみようかと、そんなことを考えながら、家路についたのであった。
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