ブンゲン MTB
- GPS
- --:--
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,439m
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
帰り JR近江長岡駅 |
その他周辺情報 | 湖国バスは2024年現在乗合タクシー(まいちゃん号)になっており、しかも甲津原行きは平日のみの運行に縮小されている。 |
写真
感想
「近江百山」で紹介されているのを見て興味を持った。「射能山」と書いて「ブンゲン」とフリガナしてあるところや、山頂近くは笹原を薮こぎして到達した記述を読んで非常に冒険心をそそられた。当時はまだ登山歴2年程で、今だと考えられないが「薮山」とか「薮こぎ」というワードに魅惑的で憧れのようなものを感じていた。この登山の次に登る山も、同じく近江百山で最難関の薮山である三国岳(滋賀・岐阜・福井の三県境)を選んだが見事に惨敗、ハチやヘビの襲撃を受けて自転車をその場に捨てて下山するなど散々な目に遭っている。
【2009年7月20日敗退記】http://rk77273.web.fc2.com/sangokudake2.html
【2012年4月15日再挑戦】http://rk77273.web.fc2.com/sangokudake3.html
しかし、いざブンゲンに登ってみると笹原の中にも明確に踏み分けられた道がついており、あっけなく山頂に到達した。しかも山頂から反対側の下り道はスキー場のゲレンデとなっており、リフトに沿ってスイスイとMTBを押して下っていけた(傾斜が緩くなってからは乗車可能)。登りもこちらから登れば、簡単に登れる山ということだ。
夏なので基本的にスキー場は無人であるが、ロード乗りの男性(当時ローディなどという恥ずかしい呼び方が流行っていた)が酒を飲んで大声でしゃべっていたり、夏期休業中のレストハウスにあるウインチをブランコに改造して遊んでいたり(強風で吊っているワイヤーが暴れていて非常に危険な状態だった)、スキー場に隣接する広場では何台もの車がものすごい爆音を立ててドリフトしながらグルグル回っていた。今時珍しいヤンキーの集会だと思っていたが、改めて調べてみるとスキー場に併設されたオートパークでドリフト競技も行われておりJAF公認だそうだ。
こうして「薮山」への好奇心は満たされることなく、次回以降に持ち越しとなった。
(2024年4月12日記)
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