神威岬と積丹岬
dahama
miminnga
体力度について
- GPS
- 02:35
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 324m
- 下り
- 326m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:40
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
柵内や遊歩道を歩いている分には危険箇所はありません。 |
| その他周辺情報 | 道道と国道沿いに何件か温泉があります。飲食店は、地域柄寿司屋や海鮮食堂が多数あります。 |
写真
さて出発しましょうか、気温22度ですが風が少し強めです。
海岸の突き当たりにちょうど念仏トンネルが見えるポイントです。岬の先端に行くために使われていた全長60mのこのトンネルは、海岸線自体が落石の危険があるため通行禁止なので、通ることができません。
8
門の脇から、さらに散策路を展望台に向かって登りつめると岬の全体像が見えます。何故か観光客の皆さんは、ほとんど登ってきません。もったいない！
1
雑な技術なのでピンボケて済みません。
ハァ〜、間近で見るとすごい迫力です。高所恐怖症の私は高い所から下を見ると脚が震えますが、下から高いものを見上げても足が震えることを初めて知りました。
3
子どもたちが小さい頃「ローソク岩だよ！」と教えても感性がストレートな子どもたちは「チンチン岩、チンチン岩！」と大喜び。実際そう思っても口に出せないのが大人です。
10
お風呂屋さんを営んでいた毛利さんの実家の跡地に引き継いで立てられた「宇宙の湯 余市川温泉」で汗を流して出発したのは、7時半を過ぎていました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
前夜「3バカの会（山スキー、登山、ランニング）」の、山スキーの納会の席上のやりとりです。私「明日で、夏山開始後ちょうど1年間、毎週1度も欠かさずに登ったり滑ったりしていたことになります。」、メンバー「ええっ！52週だから52回も？」、私「うーん、59回…」、メンバー「へー、普通だったら仕事や冠婚葬祭が入ったり、雨が降ったりで中々できることじゃないよね。でも、それって社会人としてどうなの？」、私「ごもっともです…（さらに冬以外は、毎月1、2回テニスの大会に出ているとは言えませんでした）」
というわけで、1年間の区切りとしてまとめてみますと、この1年間で59回の内訳は、ハイキング31回、雪山ハイク5回、ゲレンデ滑走4回、山滑走19回です。
天候の内訳は、晴れ49回、曇り8回、山頂からの眺望なし2回だけという驚異の晴天率でした。ただ、1年経った現在でも、低山ばかりウロウロしているので、依然として初心者のままです（笑）
テニス大会で痛めた膝の回復がイマイチなので、今回も前回に続きさらに負担の少ない「観光ハイキング」ということで、以前から激しく気になっていた岬めぐりを決行しました。
神威岬は、近頃の絶景本ブームやテレビで度々取り上げられ人気急上昇中です。積丹岬については、日本の渚百選の島武意海岸を抱える景勝地です。さらには、この近接する岬の中間に位置する海鮮料理店も併せて調査しましょう！というのが今回のポイントです。
家を出発したのが10時という相変わらずの遅い出発です。途中、余市で昨年登った「尻場山」が見えてきたので、妻に「あの山覚えている？」と訊いてみたところ、珍しく実在する「神威岳！」と答えます。
私「ブブーッ、それは小天狗から見えた山で、まだ登っていませーん！」っていうか、待てよ、そんなもの妻が覚えているはずがないので、「もしかして、これから行く神威岬とごっちゃになっていませんか？」、妻「ヘヘッ！そうかも…」（笑）
積丹の野塚の海岸線に出てからは、景色よりも点在する海鮮料理店に視線が引き付けられます。
ちょうどお昼時ということもあり、お店によっては駐車場から車が溢れていたり店先に行列ができていたりと、先週からウニ漁が解禁となったこともあってか大変な賑わいでした。
神威岬の後では、品切れや閉店する店もあるのでは、という焦燥感に打ち勝ち12時半にようやく岬の駐車場に車を滑り込ませました。
【 第1部 神威岬編 】
とても前置きが長くなってしまいましたが本編です。駐車場から、女人禁制の門の先の「チャレンカの小道」を通り、神威岬の先端まで約770mの遊歩道を進みます。
雰囲気としては、稜線歩きに近い感覚で楽しむことができます。門に戻ってから、左手に登る展望台を経由して駐車場に戻ると、全体で約2kmの道のりを1時間〜1時間30分もあればのんびり散策を楽しむことができます。
出発時、快晴で気温が22度と少し風が強いかな、という程度でこれ以上ないという絶好の条件です。
それだけに観光客も多く、老若男女に加え子どもから脇を抱えられた杖の方や車椅子の方まで、そして当たり前ですが皆さん普段着でハイヒールの方もいました。逆にトレッキング姿の私たちの方が、周囲から少し浮いていました（笑）
景色は、イチオシの積丹ブルー、丸い水平線、複雑な海岸線と豊かな起伏、振り返ると雄大な積丹岳と余別岳などの山々、そして看板にも書いてあった「美味しい空気」、どれをとっても最高でした。
写真ではなかなか高度感などが判りにくいので、興味のある方はぜひ一度訪れて、実際に見ていただきたいと思いました。
昼食は、次の目的地の途中にある営業時間が長い「地域の一番人気店」を選びましたが、2時半近くに到着し40番待ちで食事にありつけたのが、1時間後の3時半近くでした。
そんな遅い時間なので、赤バフンウニなどの数量限定メニューなどは、残っているはずもなく普通のウニ丼をいただきましたが、待っている間にも獲りたてのものを配達に来ていたほどの新鮮さで、普段はウニを食べない妻も逆に少しあっさりしているのが口に合ったのか、完食していました。
【 第2部 積丹岬編 】
さて、ようやく積丹岬ですが、長文になってしまい文章をまとめる能力のなさに、申し訳ない気持ちと開き直ってヤケクソの気持ちが入り混じりながらもしつこく書き続けます（汗）。
積丹岬は、神威岬に比べると訪れる人も少なく、ゆっくりと適度な距離と起伏によってハイキング気分を充分に味わうことができましたので、ログはこちらのものを掲載しています。
トンネルを抜けるとそこは絶景の宝庫でした。まずは目に飛び込んでくるのは巨大な黒船にも見える屏風岩です。
海岸に下りるために、九十九折の階段を降りていくのですが、相当な段数があるために多くの人が、上からの展望を見て引き返していきます。
海岸に降りると、正面の前浜辺りで静かな雰囲気を楽しんでいる人がほとんどで、私たちのように海岸を端から端まで歩いている方は誰もいません。
たぶん海岸は大きめの石浜でとても歩きにくいことと、出岬からの景色があまり紹介されていないために、わざわざ見に行こうと思う方がいないためだと思われます。
まずは屏風岩方面に歩いていくと、大きな丸石で積まれた石垣がありその上方には、緑の斜面の合間に火山的な雰囲気の斜面が現れ、そのコントラストに目を奪われます。
次に出岬方面に目を転じると、今度は逆に緑の斜面から突き出た火山様の斜面が、背景の青空によってクッキリと浮き立たせられています。
引き寄せられるように近づいていくと驚きの山容が現れます。つたない私の写真で興味を持たれた方は、是非現地でご覧ください。ヤマレコユーザーならトレッキングシューズを履き階段を降りて5分も歩くとすぐに絶景ポイントに辿りつきます。
海岸の佇まいに後ろ髪引かれる思いで（後ろ髪ありませんが）階段を登り、今度は女郎子岩までの遊歩道を目指します。よく整備されているという事前情報でしたが、灯台以降の道のりは雑草がすっかり伸びきり、そのため誰もそちらへ行く人はおらず貸し切りで、登山路的な遊歩道でトレッキングを楽しむことができました。
後で知りましたが、熊が出没することがあるとのことで熊鈴が必携とのことでした、あとは雑草が伸び放題だったので長袖と長いパンツの方がいいと思います。
終点の展望台からは、最も美しいといわれる女郎子岩を見下ろすことができます。
結局、低山にも匹敵する充分な運動をすることができ、海の幸、海の絶景に接し、山の景色に見慣れた目には新鮮な感動を与えてもらいました。
山旅ロガーのデーターによると、標高111m、累積標高316m、行程6.4kmを2時間35分。これに神威岬の2kmの1時間10分を加えると、全行程8.4kmを3時間45分の行動時間でした。
金曜日には、妻の所用で湧別まで片道約275�辧�往復約550�卞�帰りで走りました。今回、神威岬まで片道約140�勹�復約280�卅�りました。この3日間で、北海道横断1往復約830�卅�ったことになります。
湧別に到着した時に助手席で目覚めた妻は、「遠いから来るのやめようかと思ったけど、来てみたら意外に近かったよね！」、私「助手席で半分以上寝ていたあなたは近く感じたでしょうけど、運転してきた私にとっては充分に遠かったですよ…」
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wada2021 さん
dahamaさん、こんにちは！
僕も日曜日に みさき さんにウニ丼を食べに行きましたが12:30頃に到着すると車を停める場所も全然無くて入口に行列が出来ていたので みさき さんを諦めて素通りして鱗晃荘に駐車出来たので無事にウニ丼にありつけました(^^)
何時も食べたら帰るので来年は岬巡りをしてみたくなりました！
綺麗な景色と丁寧な説明、ありがとうございます
konsaitoさん、コメントありがとうございます。私たちはみさきか中村屋のどちらかと思って到着すると、たまたまみさきの店先に1台分駐車場が空いたので、そのまま入れたら1時間待ちでした。この界隈は、どこのお店も獲り立てがドンドン入荷してくると思うので新鮮さでは大きな違いはないと思うので待ち時間が短いほうがいいと思います。
島武意トンネルをくぐる前に鱗晃荘の外のメニューを眺めると、種類豊富で次回はここで食べてみたいと思いました。
景色については、当初神威岬だけのつもりでしたが、前夜友人から島武意海岸も凄くいいから是非と勧められ、結果的に神威岬よりも気に入りました、私からも是非とお薦めします！
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