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Yamareco

記録ID: 6651672
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

三浦半島・岩礁の道☆晴天の干潮時にリベンジ

2024年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:39
距離
6.5km
登り
60m
下り
35m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:35
休憩
0:03
合計
1:38
15:13
12
松輪海岸
15:25
15:25
12
15:37
15:38
10
15:48
15:48
5
15:53
15:53
27
16:20
16:21
11
16:32
16:33
18
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
三浦海岸駅からバスで松輪海岸に
帰路は宮川町から三浦海岸駅に
バスの本数が少ないので要確認
コース状況/
危険箇所等
高波の時は通行困難であるが、干潮時は危険箇所は全くなし
松輪海岸へ
2024年04月13日 14:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/13 14:27
松輪海岸へ
瀟洒な建物は漁協直営の地魚料理店「松輪」
2024年04月13日 15:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/13 15:12
瀟洒な建物は漁協直営の地魚料理店「松輪」
入店してから40分ほどしてようやく運ばれてきた刺身定食
ここは店名の通り、待たねばならない(?)
2024年04月13日 14:51撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/13 14:51
入店してから40分ほどしてようやく運ばれてきた刺身定食
ここは店名の通り、待たねばならない(?)
食事を終えるとキャベツ畑の中を通って岩礁の道へ
2024年04月13日 15:34撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 15:34
食事を終えるとキャベツ畑の中を通って岩礁の道へ
2024年04月13日 15:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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海岸へ
2024年04月13日 15:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 15:40
海岸へ
小さな岬に
2024年04月13日 15:46撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 15:46
小さな岬に
水面から突き出た無数の岩が幻想的な光景を作り出す
2024年04月13日 15:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 15:47
水面から突き出た無数の岩が幻想的な光景を作り出す
干潮時であり、広々とした岩礁が広がる
2024年04月13日 15:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 15:50
干潮時であり、広々とした岩礁が広がる
海岸に近づいて
2024年04月13日 15:51撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 15:51
海岸に近づいて
小さな飛石が現れる
一昨年にはここは波がひいた時に一気に駆け抜ける必要があったのだが
2024年04月13日 15:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 15:54
小さな飛石が現れる
一昨年にはここは波がひいた時に一気に駆け抜ける必要があったのだが
ここまで波が押し寄せるとは到底信じ難い
2024年04月13日 15:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 15:54
ここまで波が押し寄せるとは到底信じ難い
毘沙門湾へ
2024年04月13日 15:55撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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毘沙門湾へ
湾を回り込む
2024年04月13日 16:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 16:04
湾を回り込む
再び岩礁の道へ
2024年04月13日 16:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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再び岩礁の道へ
岩には刻まれた独特の縞模様が特異な景観を作りだす
2024年04月13日 16:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 16:12
岩には刻まれた独特の縞模様が特異な景観を作りだす
波のない穏やかな海水面
2024年04月13日 16:15撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 16:15
波のない穏やかな海水面
岩壁の下
前回の高波の時はこの右手の岩壁をトラバースする他なかった
2024年04月13日 16:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 16:16
岩壁の下
前回の高波の時はこの右手の岩壁をトラバースする他なかった
この日は海水面は岩壁の遥か下に
2024年04月13日 16:17撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/13 16:17
この日は海水面は岩壁の遥か下に
広々とした岩礁
2024年04月13日 16:18撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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広々とした岩礁
入江を渡る小さな橋
2024年04月13日 16:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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入江を渡る小さな橋
入江の奥の盗人狩の特異な景観
2024年04月13日 16:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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入江の奥の盗人狩の特異な景観
入江を振り返って
2024年04月13日 16:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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入江を振り返って
地層の幾何学的な縞模様
2024年04月13日 16:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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地層の幾何学的な縞模様
通過してきた海岸を振り返る
2024年04月13日 16:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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通過してきた海岸を振り返る
ハマダイコンと菜の花の鮮やかなコントラスト
2024年04月13日 16:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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ハマダイコンと菜の花の鮮やかなコントラスト
宮川町のバス停に到着するとバスが定刻に到着する
2024年04月13日 16:55撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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宮川町のバス停に到着するとバスが定刻に到着する

感想

三浦半島の南岸はリアス式海岸が続き、海岸沿いに岩礁の道というハイキング・コースがある。ハイキング・コースとはいっても道が作られている訳ではなく、入江を渡るための小さな橋やコンクリート製の小さな飛石が作られている場所があるものの、それ以外は岩礁の上を気儘に歩くようになっている。

ここを訪れたのは一昨年の四月であったが、折下、台風が通過した後の高波が強く、途中の毘沙門湾から先の盗人狩の手前で撤退を余儀なくされたのだった。この日は午後の時間帯が干潮の時間と重なっており、波も穏やかであることが期待されるので、家内と共に再び三浦半島に向かうことにする。

三浦海岸の駅で下車する。三崎東岡行きのバスが出発する。まずは松輪海岸で下車し、地魚料理の店として知られる「松輪」を訪れる。港の中に青一色で塗られた二階建ての瀟洒な建物は看板を掲げているわけでもなく、地魚料理のレストランには見えないだろう。ここは漁協直営の人気店だ。

店は満席であったが、食事を終えた方がいたので海岸を見渡すことの出来るテラス席に案内される。しかし、大誤算だったのはなかなか食事が出てこないことだ。結局、食事が出てきたのは入店してから40分ほど経ってからだった。刺身がなくなってしまったので、魚を最初から捌くことになり、時間がかかったとのことだった。

食事を済ませると15時を過ぎて、ようやく出発することが出来る。最初は江奈湾の奥に広がる:干潟を眺めながら西に進む。トンネルに進む県道から左手に分岐する道に入り、高台へと登るとあたり一面はキャベツ畑が広がる。畑の中を海岸への道を進んでいくと岐阜ナンバーの大きなSUVが我々を追い越してゆく。前回ここを歩いた時もキャンパーが大勢いたのだが、この先の海岸は穴場のキャンプ場として人気のようだ。

いよいよ海岸に出ると、さすがに干潮の時間であり、波打ち際はかなり遠くに後退している。海辺に近づいてみると、前回、ここを歩いた時の荒れ狂う波が嘘のようにほとんど波のない水面が広がっている。海岸には広い岩礁が広がり、潮がすっかりひいているので、どこでも歩くことができる。岩礁の先に広がる穏やかな海の上にはゆっくりと傾きつつある西陽が一面に黄金色の反射を広げて広げていた。

毘沙門湾が近づくと、岩壁に沿ってコンクリートで人工的に作られた飛石が現れる。この高さまで水面が来るということが俄には信じがたいところだが、前回は波が引いた瞬間に駆け抜けなければならないような状況であった。

小さな毘沙門湾を回り込むと再び岩礁の道が始まる。前回は荒波の下に隠れていたが、千畳敷とでも表現したくなるようなった平坦な岩礁が広がっている。岩礁や周囲の岩壁には白黒の幾何学的な縞模様が刻まれており、地層による自然の造形美と言えるだろう。

いよいよ盗人狩の小さな入江に差し掛かる。盗人をここまで追い詰めると、恐怖のあまりにここで動けなくなるので容易に盗人を捕らえることが出来たというのが名前の由来らしい。入江の奥には岩壁が壮麗な景色を見せている。背丈を超える荒波が押し寄せていたとは信じられないほどに海は鎮まりかえり、呆気ないほどに容易に通過することが出来る。

入江を通過すると海岸では多くの釣り人が岩礁の上から海に糸を垂れていた。左手の城ヶ島と島と半島との間に架かる城ヶ島大橋が大きく感じられる。再び多くの小舟が掛留されている小さな湾が現れると岩礁は終わり、所々がぬかるんだ草むらの道を進む。どこかで飼われているのだろうか、どこからともなく猫が現れ、しばらく我々を先導してくれる。

県道の高架を潜り、住宅地に入るとすぐに宮川町のバス停にたどり着く。目の前の道路を通過する車はほとんどなく、果たしてバスが本当に来るのだろうかと心配になるほどだが、三浦海岸行きの最終のバスはほぼ定刻に到着した。バスの車窓に広がる景色はそれまでの景色とのギャップがあまりにも大きく、異次元から帰還したような安心感を覚えるのだった。

一昨年のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4177282.html

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