トガクシショウマの咲く燧裏林道から尾瀬ヶ原へ

2015年06月21日(日) 〜 2015年06月22日(月)

• GPS: 10:45
• 距離: 24.2km
• 登り: 635m
• 下り: 421m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 1:18
• 合計: 5:49

8:41 御池駐車場
8:47 8:47 御池田代
8:51 8:52 田代坂
8:59 8:59 姫田代
9:26 9:26 上田代
9:32 9:32 ノメリ田代
9:36 9:36 裏燧横田代
9:42 9:43 西田代
10:09 10:18 裏燧橋
10:46 10:46 三条ノ滝・御池・渋沢温泉方面分岐
11:44 11:44 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
12:03 12:26 元湯山荘
12:26 12:27 温泉小屋
12:42 12:42 赤田代
13:08 13:51 見晴(下田代十字路)
14:30 龍宮小屋

2日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 1:06
• 合計: 4:56

7:34 龍宮小屋
8:00 8:48 見晴(下田代十字路)
8:51 8:51 桧枝岐小屋
9:03 9:03 見晴新道分岐
9:17 9:17 イヨドマリ沢
9:49 9:49 白砂峠
10:49 10:49 沼尻平
11:22 11:22 三本唐松
11:27 11:45 長蔵小屋
11:58 11:58 小淵沢田代 分岐
12:30 沼山峠休憩所

天候

21日：くもり時々雨　22日：晴れ後くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道352号から御池駐車場へ。帰路は、沼山峠からシャトルバスで御池まで。
車道亀裂のため、山開きからしばらくの間、一部通行止めになっていましたが、暫定で全線開通しています。片道520円。

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所はありませんが、燧裏林道は、所々で傾いた古い木道があり、濡れていると非常に滑りやすくなっています。

写真

6/21 6:39

【1日目】
いわきを4時過ぎに出発して、田島までやってきました。
6月15日の落雷で、山頂の神社が全焼した田島の愛宕山も、何事もなかったかのように避雷針だけが見えています。

6/21 8:42

御池駐車場奥の登山口から出発です。

6/21 8:43

しばらくは、よく整備された幅の広い木道を進みます。すぐに燧ヶ岳登山道が左手に分岐します。燧裏林道はそのまま直進です。

6/21 8:46

すぐに最初の湿原、御池田代に到着します。
ここはコバイケイソウが咲いていました。

6/21 8:47

ミズバショウはどこでも見られますが、ほとんどのところが終わりに近く、はも巨大化していました。

6/21 8:55

雨は今のところ降っていませんが、しっとりと濡れた緑の中を登っていきます。

6/21 8:56

マイヅルソウ

6/21 8:57

ゴゼンタチバナ

6/21 8:58

イワナシ

6/21 9:00

大気の状態は不安定です。
昨日までの数値予報では、8時前後に5mmの強い雨が予想されていたのですが、梅雨前線がわずかに南に下がった影響か、出発時点では雨は降っていません。

6/21 9:10

ムシカリ

6/21 9:13

上田代に着きました。

6/21 9:13

コイワカガミ

6/21 9:15

チングルマ

6/21 9:17

6/21 9:17

ヒメシャクナゲ

6/21 9:30

沢を渡る木道が古く、滑りやすくなっています。
所々に雪がまだ残っています。

6/21 9:53

ゴゼンタチバナ

6/21 9:57

尾瀬ヶ原から戻る最初の登山者とすれ違いました。

6/21 10:06

ホオノキの花

6/21 10:09

裏燧橋
橋桁を吊るワイヤーが取り替えられていますが、応急処置のため、一度に渡れる人数が制限されていました。

6/21 10:18

裏燧橋は、シボ沢に架かっています。この沢は、燧ヶ岳の火口が崩落してできた燧ヶ岳最大の沢ですが、水流はほとんどありません。

6/21 10:39

タムシバ

6/21 10:47

三条ノ滝分岐。
今回は、トガクシショウマを見るため滝はパスして、ショートカットしていきました。

6/21 11:14

大橇沢まで来ると、トガクシショウマ、ちゃんと咲いていました。

6/21 11:15

もう終わりに近く、花の咲いている株は少なかったものの、場所によってはまだ多くの花を付けていました。

6/21 11:15

6/21 11:16

6/21 11:17

6/21 11:41

オオバミゾホオズキ

6/21 11:42

コミヤマカタバミ

6/21 12:23

温泉小屋に到着
左手の施設は、電源開発株式会社の尾瀬ヶ原気象観測所。

6/21 12:27

温泉小屋を出る頃から強い雨が降り始めました。

6/21 12:30

木道とワタスゲ
ワタスゲ自体はあまり多くありません。

6/21 12:31

ハクサンチドリ

6/21 12:32

ギョウジャニンニク

6/21 12:33

ナツトウダイ

6/21 12:35

ニリンソウ

6/21 12:38

テングクワガタ

6/21 12:39

6/21 12:39

ウワミズザクラ

6/21 12:47

オゼヌマタイゲキ

6/21 12:48

6/21 12:53

尾瀬ヶ原下田代
東電小屋との分岐を過ぎたあたり。

6/21 12:53

ミツガシワ

6/21 12:55

ツマトリソウ

6/21 12:59

オオタチツボスミレ

6/21 13:00

ズミ

6/21 13:07

見晴に到着

6/21 13:17

泊まりだとこれができるのがいい。
目的地まであとわずかなので、ちょっとやっつけてしまいました。

6/21 13:47

6/21 13:52

6/21 13:53

龍宮小屋へ向かって最後の木道歩き。

6/21 13:55

6/21 13:56

ナガバノモウセンゴケ

6/21 14:01

6/21 14:06

見晴もあっという間に遠くなりました。燧ヶ岳の山頂は厚い雲に覆われています。

6/21 14:25

シロバナエンレイソウ

6/21 14:26

本日の目的地龍宮小屋へ到着です。

6/21 14:47

おもてなしのお菓子

6/21 17:31

今日の夕食。

6/21 19:00

夜はビデオでの勉強会。

6/22 4:30

【2日目】
朝の散策。雨も上がり、燧ヶ岳の山頂もわずかですが顔を出しています。

6/22 4:37

至仏山はうっすらと。

6/22 4:38

6/22 4:55

リュウキンカ

6/22 4:56

しかの食害調査のために囲われた一角。

6/22 4:57

6/22 5:01

燧ヶ岳が姿を現しました。

6/22 5:02

相変わらず、至仏山は雲の中。

6/22 5:04

「龍宮」の吸い込み口
漂流物が渦を巻いて回っています。

6/22 5:05

6/22 5:11

こちらは、龍宮の噴出口
ひっくり返ったカエルがぐるぐると回っている姿が、哀れでもあり滑稽でもあり。

6/22 5:13

6/22 5:18

至仏山も見えてきました。

6/22 5:18

景鶴山方向。

6/22 5:22

日も差してきましたが、期待していた虹は見られそうもありません。

6/22 5:23

6/22 5:28

この時間になると、他の宿泊者もぞろぞろと集まってきました。

6/22 5:43

うんち！
落としたの誰？

6/22 6:04

花豆も付いてます。

6/22 6:04

本日の朝ご飯

6/22 6:29

ヤマドリゼンマイ

6/22 6:29

日が差してきましたが、逆に霧が広がってきました。
でも、虹は見られません。

6/22 6:39

6/22 7:29

遅い出発です。

6/22 7:43

見晴に向かって戻ります。

6/22 7:48

一応、探検部Tシャツで記念撮影と。

6/22 7:56

ナガバノモウセンゴケ

6/22 8:22

タテヤマリンドウ

6/22 8:35

サギスゲ

6/22 9:04

見晴から燧ヶ岳山頂へ向かう登山道。
一昨年の台風による被害で、閉鎖されたままになっています。
御池から燧ヶ岳を経て尾瀬ヶ原へ向かうルートがなくなりました。

6/22 9:21

段小屋坂
沼尻川に沿って尾瀬沼へ向かうルートは、木道のない普通の登山道です。

6/22 9:29

クルマバソウ

6/22 9:36

木道を覆うように雪が残っている箇所があります。

6/22 9:46

6/22 10:23

アカハライモリ

6/22 9:55

6/22 10:19

6/22 10:19

6/22 9:54

サジバモウセンゴケ？

6/22 10:20

マルバモウセンゴケ

6/22 10:26

ヒメイチゲ

6/22 10:49

尾瀬沼と沼尻休憩所

6/22 11:16

こんなところにキヌガサソウが！

6/22 11:16

6/22 11:17

6/22 11:23

三本唐松前の橋が崩落してます。

6/22 11:25

燧ヶ岳

6/22 11:27

尾瀬沼ビジターセンター

6/22 11:48

雲行きが怪しくなってきたので、お墓参りはパスして、帰路を急ぎます。

6/22 11:53

三本唐松を振り返る。

6/22 12:29

45分で沼山峠休憩所に到着。
到着と同時にシャトルバス出発でした。

6/22 13:15

檜枝岐でお風呂

6/22 14:02

檜枝岐のまる屋

6/22 14:11

裁ちそばの大盛り
ごちそうさまでした。

撮影機器：

Optio W90 ペンタックス

Xperia UL SOL22 au SONY

感想

maruna

今回の山行は、21日の8時頃に強い降水が予想されていたため、当初予定より1時間遅い出発にしました。実際には朝方の降水はなく、強い降水の時間帯は昼前にずれ込みましたが、あとはおおむね予想通りに推移し、午後はくもりで夕方から再び雨となりました。
22日は、くもり時々晴れで、大気の不安定な状態が続くことから、雷雨の心配もありましたが、行動中は雨に降られることもなく快適に行動できました。
春から夏のさまざまな山野草を見ることができて最高でした。