岩手山〜雲上に聳える孤高の山〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
天候 | 晴れ一時霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
しっかりした登山道ですが、旧道はガラ場に注意。新道は枝がうるさい。 |
その他周辺情報 | 下山後、相ノ沢温泉「お山の湯」で入浴(500円)。次の日の秋田駒ヶ岳登山に備え、田沢湖畔まで車を走らせ車中泊。 |
写真
感想
百名山稼ぎに東北遠征。岩手山とそのアクセントとして高山植物で有名な秋田駒に登ろう。強行軍だが1泊2日の車中泊で行こう。
1日目は岩手山。千葉の自宅を前日の18時半頃出発し夜通し車を走らせ、登山口の馬返しに早朝3時20分到着。走行距離600 km、約9時間かかった。外は明るいので、休む間もなく早々に出発。
急がず、休まず、マイペースで登っていくことを心がける。雲海が広がり、山々は雲の下。唯一、早池峰だけが雲の上に浮かんでいた。高山植物も豊富で急な登りも辛さを感じさせない快適な道であった。特に6合目辺りのシラネアオイは今が見頃であった。
私とほぼ同じペースの新潟からの登山者が付かず離れず。休憩毎に会話する。新潟からも400 kmもの距離がある遠い山と言うことだ。
八合目の避難小屋はいいロケーションにある。豊富な水量のある水場があり、小屋も清潔。真新しいトイレも水洗で清潔。木の香がプンプンしていた。「避難小屋」というには立派すぎる山小屋だ。ここで1日のんびりと読書でもしてすごしてもいいなと思った。
不動平からは、富士登山の様なザレ場をひとがんばりで火口壁の一角。火口壁の登山道は約10メートルおきに石碑が置かれていた。歴史ある信仰の山だ。岩手山頂からは一面の雲海。周りのすべての山は雲海の下。岩手山は孤高の山だ。百名山のうちの93座目登頂。
山頂でしばらく休んでいたら、ガスがかかってきた。やはり眺望は早朝に限る。お鉢巡りもする。火口の中にもあちこちに歴史を感じさせる祠や石碑が祀ってある。お鉢巡りを終わっても、まだ9時過ぎ。しかしガスが昇ってきたし、午後は雷の予報が出ているので早々に下山しよう。
八合目の小屋に戻り、早い昼食を取る。平日だがポツポツと登山者が到着する。下りは概ねガスの中であった。新道は良く踏まれていたが、灌木帯で枝が引っかかってくる。ずっとかがみながら歩いて行った。
八合目からほとんど休まず馬返しキャンプ場に到着。鬼又清水で顔を洗う。冷たくて爽快。朝の駐車場に正午前に到着。馬返し駐車場から一番近い相ノ沢温泉「お山の湯」で山の汗を流した。そのまま明日の秋田駒ヶ岳登山に備え田沢湖畔まで車を走らせ、車中泊とした。
次の日の秋田駒ヶ岳登山の記録は、http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-665877.html
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