玉山(主峰、西峰)
- GPS
- 16:53
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,731m
- 下り
- 1,735m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:08
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 9:57
天候 | 終日晴れ(2日目早朝:強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
1日目:ホテルより上東埔駐車場までハイヤー2.5H(Tripool) 2日目:上東埔駐車場よりホテル経由(荷物Pick)高鉄嘉儀駅までハイヤー2.5H(Tripool)、台北駅まで高鉄にて |
コース状況/ 危険箇所等 |
排雲登山服務中心にて入園手続(特段問題なし) その後、警察署(隣接)にて入山許可手続(特段問題なし) ※当日警察署係員より「登山口より少し入った箇所(数百m程)で落石等に注意」とのアドバイスあり。実際には特段の危険個所なく登行。 |
その他周辺情報 | 嘉儀駅側からのルート(阿里山公路)では、阿里山鉄道十字路駅付近および阿里山バスターミナルを超えた後は、コンビニ等はない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
---|---|
備考 | 厚手手袋を持参せず。山頂付近では非常に手が寒かった。 |
感想
10数年ぶりの訪台となった今回の初・玉山山行は、台湾の人々の温かさに改めて触れることのできたとても思い出に残る山行・旅程となった。
4月3日に発生した台湾東部地震のため、山行是非をぎりぎりまで悩んでいたが、余震状況、玉山公園管理所の方とのやり取り、天気予報等などから山行可能と判断し、予定通り台鉄嘉儀駅付近でのホテル前泊、翌朝登山口まで車移動してからの山行2日間となった。
(元々のプランでは登山口付近の東埔山荘に前泊したかったが、前日に台北での会食が入り、午後は故宮博物院南院を参観したかったので、高山病を心配しつつも上記行程となった。幸い高山病の兆候も現れず)
嘉儀駅からの車中ではドライバー林先生から様々な話を伺うことができ、上東埔車場までの2時間半はあっという間であった(結局、帰路も林先生に迎えに来て頂く)。
心配していた登山口からの山道の状況については、地元警察署の方から登山口付近からの1キロ程度までは特に落石に注意するようにとのアドバイスがあったものの、結局大きな問題はなかった。
日本の山と異なり、台湾の山は基本入山人数規制があるため、その結果山行は非常に静かな自然を満喫できるものであった。玉山登山は(我々外国人にとっては現在1日24名の外国人先行予約枠があるものの)台湾の方にとっては抽選で当選しないと登れない人気の山とのことで、当日登っていた台湾の方々は皆さんとても嬉しそうであった。
1日目は排雲山荘到着後、玉山西峰へ向かった。西峰山頂からの眺望はそれほど特筆するものではなかったが、玉山主峰を囲む一峰のなかでは一番難度も低く、また日本統治時代からの祠があるなど、久しぶりの山行となった自分としては十分に満足感を得ることができた。
夕食では、日本から来られた若い2人組の方や、自分と同じくタイのソンクラン休暇を利用して来られた日本人の方々と団欒させていただき、19時にあわただしく消灯。寝床はマットがひいてあるものの、自分には堅く、熟睡には至らず横になって身体を休める程度であった。
2日目は、2時に朝食を済ませ、(元々想定していた北峰登頂は寝不足もあり諦め)宿泊組としては一番最後に山荘を出発(3時半)。主峰山頂手前の落石シェルターの付近で風よけ・夜明けを待って主峰山頂へ向かった(5時半)。
幸い天候にも恵まれ、山頂からの展望は素晴らしいものであった。
山頂直下のガレ場を慎重に下り、山荘でブランチ食(麺)を食べてから、ゆっくりと出発(9時)。途中からは台湾・マレーシア華僑のグループ3人組の方々と一緒に無事に登山口まで下山することができました(13時半)。
初の玉山山行、そして久々の訪台でしたが、ホテルスタッフ、ハイヤー運転手、玉山公園服務中心、警察署、排雲山荘の皆様や、山行道中一緒になった台湾の方々に至るまで、皆一様にとても親切であり、改めて台湾の良さを感じることのできた大変気持ちの良い旅程となりました。(感謝)
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