三本筋・2460m地点 小蓮華稜線下より滑走

2024年04月15日(月) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 27.4km
• 登り: 2,526m
• 下り: 2,508m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:06

8:19 栂池パノラマウェイ 栂池高原駅
8:42 8:42 ゴンドラリフト栂の森駅
9:20 9:25 栂の森上部林道
10:09 10:09 成城大学小屋
10:21 10:22 栂池自然園（栂池ビジターセンター）
10:49 10:50 楠川
11:35 11:55 二股の岳樺 休憩
13:02 13:25 三本筋上部
13:30 13:40 中腹で休憩
14:16 14:16 楠川
14:31 14:35 栂池ヒュッテ
15:03 15:03 ゴンドラリフト栂の森駅
15:24 15:24 栂池パノラマウェイ 栂池高原駅
15:25 栂池スキー場 駐車場

今シーズン4回目のバックカントリー

天候

晴れ後薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

＜往路＞
　7：00　安曇野穂高発
　8：10　栂池スキー場駐車場
＜復路＞
15：30　栂池発
16：30　自宅着　　

コース状況／危険箇所等

問題ないが深いザラメ雪面あり雪崩注意
水分をかなり含んでいるのでブレーキがかかるので注意

その他周辺情報

栂の湯など

写真

4/15 9:12

栂の森ゲレンデより
白馬三山・小蓮華稜線下の自称「三本筋」

4/15 9:25

栂の森上部林道より歩く
ロープウェイは休業日

4/15 10:19

自然園入口

4/15 10:21

自然園
白馬三山

4/15 11:10

三本筋の岩場が見えてくる

4/15 11:36

二股岳樺で休憩
高妻山展望

4/15 12:08

急登が続く

4/15 12:22

白馬方面
6名ほどが雪洞を堀りキャンプの準備をしている

4/15 12:22

三本筋へ最後の急登
ここは右方向へ

4/15 12:33

正面に三本筋

4/15 12:41

白馬・八方尾根方面
猫又山へ4泊を予定しているという単独の方が登ってくる

4/15 12:41

あと一歩が遠い

4/15 13:04

三本筋上部に到着

4/15 13:04

もう一歩で小蓮華岳稜線だが今日は「三本筋上」ここから滑る

4/15 13:05

さすがに風が冷たい

4/15 13:21

大展望を目の前に滑走

4/15 13:30

大斜面を目の前に
今日は真っ直ぐ岳樺の左斜面へ

4/15 13:40

快適にダウンヒルしてきたが
この辺りからブレーキがかかり始める
一休みして黒丸ワックスを塗る

4/15 14:09

自然園に入る

4/15 14:28

自然園内は上りもあり苦行

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

furuhiro

2024年（令和6年）4月15日（月）

三本筋・2460m地点 小蓮華稜線下より滑走

先週金曜日に白馬乗鞍の大斜面を滑り、足腰に痛みも出ず、体力的に自信が付いてきた。
小蓮華稜線へは何度か山スキーの師匠と共に行ってたのだが、単独は初めて。
小蓮華稜線までと思い行くが、やはりスピードが必要、ゆっくりペースでは難しそうと急斜面に入ってから13時までは進もうと、できれば自称「三本筋」上部まではと決めた。

ゲレンデで2本滑り栂の森上部林道から歩き始めた。
小蓮華岳稜線へはロープウェイを利用して歩いていたので、より歩き時間もかかるのは必然。
今日はロープウェイ休業で林道を歩く人が多いかと思いきやさほどいなかった。

自然園ロッジの雪かきが進められ、営業の準備が行われているようだ。
自然園へ入ると雪解けが進んでいるのが分かる。
広い雪面には大きな穴が空き、徐々にそれが広がり始めている。
踏跡をたどり白馬三山を正面に見て歩き続ける。

斜度がきつくなり始め、先行するトレースをなぞるように登る。
自称「三本筋」は岩の露出部分が縦に3本ほど、遠くから見てよく分かるので呼んでいる。
ところが近づくとそれらしき場所がいくつか見られるようになり、いつもは連れて行かれるので方向・位置が分からなくなる。
急登も続くので一休み、二股の大きな岳樺の元、高妻山を眺め最後の登りにかかる。

急登が続く。
すると小蓮華大斜面の平坦部に雪のブロックを積み、キャンプの準備する6名ほどの姿が見られた。
またほぼ同じペースで登ってこられた方は、4泊で猫又山へと話していた。

13時までは進もうと歩み、自称「三本筋」の上へほぼ同時刻に到着。
ここまで来れば山滑走であれば十分な位置になる。
稜線からの大展望も魅力的だが、滑りを考えればほんのわずかな違い。
1ターンか2ターンで滑り切れてしまうのが三本筋の位置になる。

風は冷たく、少し休み滑走準備をする。
ザラメ調の重い雪に対応する黒丸ワックスをべた塗りする。
滑る方向は登って来たレフトサイド、急斜面の広い斜面になる。

滑り始めると重いと思っていたザラメも心地よくターンができ快適。
あっという間に滑りきってしまうが、そこが醍醐味か。
中腹からライトサイドへと思ったが、単独で不安もあり滑り跡の見える斜度を滑る。
様々な斜面が楽しめるのが良いと思いながら起伏のある雪面を降った。
ただワックスが切れるのも早くブレーキがかかり気味になり、一度休憩を入れて再びワックスを塗り込んだ。

あっという間にワックスが取れてしまうザラメ。
自然園に降ってからは、ロッジまでは長い緩やかな上りがあり苦しい歩きになった。
暑さも戻り、汗だくになりながらゲレンデまでの滑りとなった。

ふるちゃん