小仏城山 梅雨の中休みは北東尾根でのんびり


- GPS
- 04:07
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 483m
- 下り
- 417m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡は終始明瞭。 |
写真
感想
4月人事で忙しい部署に異動してしまったり、息子が習い事を始めたり、休めそうな日に限って雨だったり、色々あってしばらく山に行けてませんでした。久々に家族全員の休みと天気がマッチングし、4ヶ月近いブランクを経ての山歩きです。当然、行き先は軽めの山をチョイス。息子の希望で、小仏城山を北東尾根から登るコースに決定しました。
北東尾根は破線コースですが、道標がないというだけで、恐らく、人の少ない山の実線コースよりも踏み跡は明瞭です。途中ですれ違ったハイカーが、ぽつりと「ここも人が多くなったな…」とつぶやいてました。昔は知る人ぞ知るバリエーションルートだったんでしょうが、今や我が家のような子連れまでもが歩いている状態ですから…
とはいえ、やはりマイナールートですから、そもそも人自体が圧倒的に少ない。本日すれ違ったのは全部で20人強でしょうか。子連れは、我が家の他には1組出会っただけです。息子は道中「ここ登るの。すごいね。」と何度か声をかけられていましたが、これが例えば高尾山4号路だと、まず声をかけられることはないでしょう。ここを歩く子連れは、やはり物好きということなのでしょうが、その分、高尾界隈では珍しい、静かな山歩きを楽しめる場所でもあります。
北東尾根への登り口は、川の渡渉からスタートしますが、草が生い茂って、冬に来た時よりも渡渉箇所が見つけにくくなっていました。初めてだと少々戸惑うかもしれませんが、ここから先は城山の頂上まで終始踏み跡は明瞭で、迷いそうな箇所もほとんどありません。最初の尾根に取り付くまで、道が少々やせていて要注意ですが、全体的には、景信山あたりを登れるぐらいの体力があれば、子連れでも問題なく歩けるコースだと思います。もちろん、道標はないので、地図やGPSなどで現在地を確実に把握できることが大前提ですが。
下界は30度を超える猛暑だったようですが、森の中は体感温度が明らかに違います。中でも、風の通り道になっているところが所々にあって、そこはまるで天然のクーラーのような快適さでした。2時間ぐらい昼寝していたくなるほどの気持ちよさです。やはり山はいいですね。歩いているだけで、日常生活でたまった毒気が抜けていくような気がします。
珍しい鳥の声、見たことない虫、かわいいキノコ、面白い植物などを見つけ、息子も大喜びです。息子は今年から理科の授業を受けるようになって、自然がますます大好きになったとのこと。「自然が一杯で、静かな山が好き」で、北東尾根がお気に入りなのも、人が少なくて静かだからなのだとか。都会っ子ながら、自然が好きな子に育ってくれていることは、田舎育ちの親としても嬉しいことです。
久々なので、ゆっくりゆっくり、2時間以上かけて城山まで登りました。頂上のトイレで何か事故があったようで、警察と消防がたくさん来ていました。城山名物のメガかき氷で、身体を思い切りクールダウンさせた後、なめこ汁でほっこり温まって2度おいしい気分ですが、事故の影響でトイレが使えないのは痛い。できればもう少しまったりしていたかったところですが、トイレのことも考え、ほどほどで帰路につきます。
帰りは小仏峠経由で小仏BSに向かいますが、やはり北東尾根と比べると、段違いの人の多さです。人通りの多さによるものか、所々道もぬかるんでいますが、そこはやはり裏高尾のメインルート。よく整備されて歩きやすい道を快調に下り、1時間ほどで小仏BSに到着。4時間あまりのまったり山行でしたが、ブランク明けの足慣らしには丁度よく、山のよさを改めて実感できた1日でした。
今年はどれだけ山に行けるかわかりませんが、数は少なくても、のんびり、まったりと山歩きを続けてゆければと思っています。
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