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記録ID: 669579
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ハイキング
北海道

北海道遠征 その3 利尻山

2015年06月07日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.8km
登り
1,749m
下り
1,739m

コースタイム

6月7日 日帰り

4:00   フェリー埠頭近くの宿を出発
4:50   野営場の登山口着
5:00   甘露水
5:26   4合目
5:57   5合目
6:22   6合目
6:44   7合目
7:17  第二展望台
7:43   避難小屋(小休止)
8:38   9合目
9:20   山頂
10:15 下山開始
14:30 宿に帰着
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
コース状況/
危険箇所等
特になし
宿を出て利尻山を望む。 てっぺんは雲に隠れている。
恥ずかしがらなくてもいいのに・・・
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宿を出て利尻山を望む。 てっぺんは雲に隠れている。
恥ずかしがらなくてもいいのに・・・
北海道は総じてどこも西洋タンポポに毒されているがこれも外来種のコウリンタンポポ。 はじめて見た。あちこちにある。
北海道は総じてどこも西洋タンポポに毒されているがこれも外来種のコウリンタンポポ。 はじめて見た。あちこちにある。
白花の ノビネチドリが道端に生えていた。
白花の ノビネチドリが道端に生えていた。
甘露水(ピンボケ写真)
甘露水(ピンボケ写真)
オオバナノエンレイソウ
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オオバナノエンレイソウ
火山岩のごろごろした登山道が続く。
火山岩のごろごろした登山道が続く。
ツバメオモトが群生
ツバメオモトが群生
おおむね登山道はよく整備されている。(整備され過ぎで 面白くない。)
おおむね登山道はよく整備されている。(整備され過ぎで 面白くない。)
マイズルソウの群生
マイズルソウの群生
クルマバソウの群生
クルマバソウの群生
ヒトリシズカ
ツクバネソウの群生
ツクバネソウの群生
ウコンウツギ。 はじめて見たかな??
ウコンウツギ。 はじめて見たかな??
曇りがちだが 下界が少し見える。
曇りがちだが 下界が少し見える。
イワベンケイ
残雪やエビの尻尾が出てきて 寒くなってきた。
残雪やエビの尻尾が出てきて 寒くなってきた。
ガスの中 避難小屋着。
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ガスの中 避難小屋着。
エゾエンゴサクが・・・
こちらのものと少し色が違うような・・・
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エゾエンゴサクが・・・
こちらのものと少し色が違うような・・・
ますます寒い。
地面も霜柱が一杯。
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地面も霜柱が一杯。
エゾエンゴサクが一杯できれい。 何とも言えない色だ。
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エゾエンゴサクが一杯できれい。 何とも言えない色だ。
でかいエビの尻尾。 これが登山道にゴロゴロ落ちている。
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でかいエビの尻尾。 これが登山道にゴロゴロ落ちている。
もう まるっと冬山だ。
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もう まるっと冬山だ。
やっと山頂近くなった。 上の世界は晴天だ。風も少なく結構温かい。
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やっと山頂近くなった。 上の世界は晴天だ。風も少なく結構温かい。
山頂部分しか見えないので 写真を撮っても 同じようなものばかり。
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山頂部分しか見えないので 写真を撮っても 同じようなものばかり。
山頂の祠。 船のスクリューが一杯ある。海の神様かな??
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山頂の祠。 船のスクリューが一杯ある。海の神様かな??
下山中に見えた鴛泊港・ペシ岬。 あそこから歩いてきたんだ・・・・
下山中に見えた鴛泊港・ペシ岬。 あそこから歩いてきたんだ・・・・
下山して宿に帰る途中にある温泉の看板。向かい側にキャンプ場が有り テントも少し見えた。
下山して宿に帰る途中にある温泉の看板。向かい側にキャンプ場が有り テントも少し見えた。
***付録***  ここからの写真は 翌朝(6月8日)。  多分ウニを採る漁師さん。(宿の窓から撮影)
***付録***  ここからの写真は 翌朝(6月8日)。  多分ウニを採る漁師さん。(宿の窓から撮影)
ペシ岬に登ってみる。入り口に茶店が有り 帰りにコーヒーをいただいた。
ペシ岬に登ってみる。入り口に茶店が有り 帰りにコーヒーをいただいた。
ペシ岬の草原に(多分)エゾカンゾウ(ひょっとしてゼンテイカ)がたくさん咲いていた。
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ペシ岬の草原に(多分)エゾカンゾウ(ひょっとしてゼンテイカ)がたくさん咲いていた。
ペシ岬を少し離れて見る・・・
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ペシ岬を少し離れて見る・・・
絶壁にはウミネコが営巣しているらしい。
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絶壁にはウミネコが営巣しているらしい。

感想

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6月2日のフェリーに乗り名古屋を出発し 6月28日苫小牧発のフェリーに乗って30日に名古屋へ帰り着き 長い間夢にまで見た北海道の山々に登ってきた。 持参したパソコンのサブ機が 途中で不調となり 記録は思い出しながら書いておりますので一部間違いや思い違いが有るかもしれませんので あまり参考になさらないでください。
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北海道に来て 一番登りたかった山が 利尻岳。 しかし 北海道の天気は異常気象のせいか 全くすぐれない。 ここ数日で 6月7日だけが すこし良く、 何とか雨は免れそうと云うことで 急遽 登ることにした。 6月7日は利尻マラソンの日と重なり、 良い宿は取れなかった。  場所は鴛泊フェリーターミナルのすぐそばで 登山口への送迎もなし、 食事もなし、 風呂もなし(シャワーのみ)で最悪。  でも 何とか前夜に朝食のおにぎりだけ作ってもらってそれを食べ宿を4時に出た。
宿は海岸に立っているので 利尻岳までほぼ海抜0メートル(実際には10Mぐらいかな?)から山頂までの歩きになる。  宿から出て利尻山を見ると中腹から上は雲に覆われているが 天気は特に悪くはなく 晴れることを祈りつつ歩き4:50には北麓野営場の登山口に着く。  その途中の車道の脇にも見慣れない花が有りおもしろい。 あっちこっちをキョロキョロと不審者のごとく歩いた。
良く整備された登山道に入り ほどなく甘露水に着き 更に進むと黒い火山岩がゴロゴロしている。 周りには ツバメオモトやマイズルソウが一杯生えている。 ここも いずれの物もデカイ。
5合目あたりで下界が見渡せるが やはり下から見たと同じように上には雲がかかり下の方は少し遠くまで見渡せた。
上に行くに従い 天気は悪くなり 周囲の木々にはエビの尻尾は付いてくるは避難小屋の辺りではひどいガスで雨が降っていなくても衣服や身体に水滴が付くはでとても寒い。 小屋に入り小休止でエネルギー補給もし お湯を沸かして温かいコーヒーを飲むも 寒くて身体がガタガタと震えた。
高度を上げるにつれ 周りの木々にはデカイエビの尻尾が付き それが登山道に落ちて積もり ひどいところでは20-30Cmも積もっている。 しかもそのエビの尻尾が透明になった氷でこぶし以上の大きさもあり まるで でかい氷砂糖の上を歩いているようだった。 こんな経験は初めてだ。 
そうこうするうち頂上が近付き 上空も晴れてきて寒さもあまり感じなくなてきてやっと頂上に着いた。 最後のところは細い溝状のところで 両側の壁に白いエビの尻尾が付き 厳冬期の登山をしているかの雰囲気だった。
特徴のあるローソク岩もその周りも白くなっていて素晴らしい景色だが残念ながら下界は見えなかった。 したがって 円錐形に尖った山の頂にいることを感じることができず、 期待したほどの達成感や感激を感じられなかった。 それでも天候不順の中、 一応山頂では晴れたので OKと云うことにしておこう。

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コメント

利尻岳...
こんばんは、ijikemusiさん!

何やら精力的に北海道を廻られたようですネ
この利尻富士は私も登りたい山です。

実は15年ほど前、仕事で利尻に渡ったことがあります。12月ですが
たまたま私はタイミングが良く、飛行機で渡りましたが、翌日から天気が荒れ、飛行機もフェリーも運航できず、会議にならず3日ほど留め置かれました。
目の前に山があっても、さすがに12月にスーツ姿で登るわけにはいかず、指をくわえて酒を飲んでいました

この時期でも山頂は冬景色って、驚きました
最北端の更に先ですから、こんなこともあるんですネ。

いつかは北海道遠征を...
続きを楽しみにしています。
2015/7/1 19:15
Re: 利尻岳...
hottenさん こんばんは。 コメありがとうございます。
閑散とした我がレコにようこそ!

退職したら北海道遠征を・・・と云うのが長い間の夢でしたので 気の向くまま登ってきました。 と云うより、 仕事を辞めないと登れない、 辞めないでいるとどんどん歳をとって辞めた時にはもう体力的に登れなくなってしまう・・・・と云うことで 引き留めを振り払って仕事を辞め 山に登ることを優先しました。
今回はおよそ1ヶ月に渡る遠征でしたが もう片足を棺桶に突っ込んでいる私ですので また行けるかどうかも判りませんので日高の山は登れませんでしたが 取りあえず好きなだけ登ってきました。
利尻は登りたい山の No. 1でしたが、まだ登られていないhottenさんには申し訳ないですが 終わってみると 羅臼や大雪の方が天気が良かったせいもありますが とても印象深かったです。 スケールがでかかったせいでしょうか・・・
今年の北海道もご多分にもれず異常気象で、丁度私が北海道に着いた日には羅臼峠で数センチの積雪があり、通行止めになったとのことで 北海道の人もこの寒さには驚いていました。 他の山々でも積雪があったようで そのなごり雪はあちこちで見ました。 
冬の利尻岳にスーツを着て登る・・・なんてのも粋でいいかも。  昔は英国人もブレザーコートを着て登っていたじゃないですか! 確かウェストンも・・・  
2015/7/1 22:43
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体力レベル
4/5

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