高尾山ぶらぶら 〜ヤマシャクヤクに会えず〜

2024年04月29日(月) [日帰り]

• GPS: 15:31
• 距離: 12.1km
• 登り: 614m
• 下り: 668m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　JR高尾駅から日影バス停(スタート)
帰り　京王高尾山口駅(ゴール)

コース状況／危険箇所等

危険箇所等はなかったです。
ルートは後書きしました。

写真

日影バス停で降り、いつものカヤラン(寄生ラン)にご挨拶です。

日影林道の道脇には、ラショウモンカズラが青紫色で唇型の花を咲かせていました。

チゴユリの大部分はうつ向いて咲きますが、これは上向きでした。

日当たりのよい所にはフデリンドウ。

エビネの自生地ではまだ蕾の状態でした。

別の場所で花を咲かせていました。

スズムシソウと再開しました。

花の唇弁がスズムシの羽に似ており、半透明の羽に葉脈が血管のように浮かび上がっています。

地味な野生ランですが、何とも不思議な魅力です。

アオフタバランの花期は7〜8月であり、その頃に訪れるつもりです。

ところでヤマシャクヤクですが、花芽も付けていません。

こちらもダメ、残念でした。

小仏城山の頂上は大勢のハイカーで賑わっていました。八重桜はまだ咲き残っていました。

キンランの黄色がまぶしいです。

去年は幾株が花を咲かせていましたが、この場所ではわずかに1株だけでした。

明るい半日陰の中で存在を誇っていました。

別の場所にも1株咲いていました。

登山道の脇に3株が並んでいました。

「薬王院のシャクナゲ園」に入場しました(無料)。

シャクナゲが咲く時期に開放されるとのことです。

しなやかな茎に咲き誇っていました。

淡いピンクから深みのある赤や紫まで多彩です。

パッと花開いています。

艶やかです。

ちょっと妖艶です。

どこか儚さを感じます。

「飯盛（めしもり）のスギ」は、幹周り7.5m、樹高45m、推定樹齢500年という巨木です。

小仏川沿いを高尾駅に戻ります。カヤランが老木の高所に見られますが、ピンボケになりました。

でも可愛いです。

フデリンドウはじめ幾つもの花々を愛でました。

感想

OLTA

ヤマレコにもヤマシャクヤクが紹介されるようになりましたので、私も追っかけることにしました。ところが、日影林道沿いの2か所では確認できず、本命と思っている場所でも花芽すら付けていませんでした。
いま改めて、花探しの未熟さというか、諦めが早かったのではないかと反省しています。
スズムシソウ、クマガイソウとは再開できましたので、それなりに満足することにしました。