山行記録: スバリ岳 西尾根主稜

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距離: 8.2km
登り: 512m
下り: 1,680m

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2024年05月の天気図
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5ピッチ目。P4手前にある傾斜の強い岩壁をジャミングで登る

2024年05月05日 08:18撮影 by TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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5/5 8:18

5ピッチ目。P4手前にある傾斜の強い岩壁をジャミングで登る

西尾根基部から8ピッチで緩やかな尾根に出る。ここはしばらくコンテで進んだ

2024年05月05日 11:18撮影 by TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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5/5 11:18

西尾根基部から8ピッチで緩やかな尾根に出る。ここはしばらくコンテで進んだ

西尾根上部はピナクルの連続する岩稜帯を登る

2024年05月05日 11:57撮影 by TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.

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5/5 11:57

西尾根上部はピナクルの連続する岩稜帯を登る

たどったラインを赤点線で示す

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たどったラインを赤点線で示す

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

dokushogirai

西尾根基部からはリッジに沿って8ピッチ登る。5ピッチ目を除いて草付きと岩混じりで傾斜は比較的なだらか。P4へ出たあとは緩やかな尾根をしばらくコンテで進んだあと、小さなピナクルの続く岩稜帯を5ピッチ登ると、スバリ岳山頂目前の草付きテラスに出て登攀終了。

中間部の緩傾斜帯ではロープが不要で歩くだけだが、それを除いても13ピッチというスケールがある。残置支点が少なくクラックが豊富なのでオールナチュプロで登ることができる。P4手前や上部の岩峰帯は傾斜が強く、岩質が硬いのでV級程度のフリークライミングを快適に楽しめる。アプローチが遠いことと水場の問題はあるが、夏期・冬期いずれに登るにしても、剱岳のチンネ左稜線や剱尾根に比肩しうる好ルートだと思う。