記録ID: 67882
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
上高井郡高山村 寒沢堰経由にて箱ノ峰〜剣ノ峰〜笠ヶ岳(途中断念)
2010年06月12日(土) [日帰り]
- GPS
- 06:40
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 156m
- 下り
- 142m
コースタイム
10:50村道作業道分岐-11:30作業道終点11:40-11:45寒沢堰跡合流11:50-12:00寒沢堰・村境合流-13:00南枝稜合流(A38)13:30-15:25がけ崩れ跡15:35-17:30村道作業道分岐
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースの状況は植物の成長によりその状態が変化致します。今年のこの時期はちょうど雑草が伸び初めで、昨年と比較して作業道・森林管理用道や境道は歩きやすかったです。 しかし先人の造った寒沢堰とは言え、管理しなくなってからかなりの年月が経ち、その荒れ具合は場所によりまちまちとなっています。 危険箇所はがけ崩れ跡の足元の不安定による滑落や、ネマガリタケの藪コキによる障害、迷い道、倒木や枝葉によるケガ(特に目への突き刺し)や打撲、熊や蜂の遭遇によるケガや生命の危険などとなります。 良い点はウド・ワラビ・ネマガリタケの収穫が期待できます。 入山には相当の覚悟と時間の余裕、何か有った時のエスケープルートや待機メンバーとの連絡方法(携帯電話は余り確実につながりませんので無線機など)を考慮し対応が必要です。 登山というより山菜取りの趣が強いルートとなります。 |
写真
撮影機器:
感想
このコースは「始めちょろちょろ中パッパ、(帰りは道?)で赤子が泣いても諦めるな」となります。(なんのこっちゃ!)。
解釈すると初めは快適な作業道や森林管理用の道・寒沢堰跡で結構楽に歩けます。所々ネマガリタケの藪コキが有りますが、そこそこ進めます。
が、過去にがけ崩れが有った様で寒沢堰跡が消え物凄い藪が出てきます。
諦めて引返そうとすると、来た道が判らなくなり泣きそうになります。
昔の人は良い事を言いました。「行きはヨイヨイ帰りは怖い」この言葉を身に凍みて感じた事は暫く有りませんでした。
詳しくは日記に書き記しておきます。
飲み水は無くなり、ナビの電池も無くなり、自分のいる位置が確実に把握できなくなりました。
いざとなったら谷川へ数十メートル下れば作業道に出る事は理屈上判っていましたが、道をロストする事は本当に心細くなり自分の力不足と共に惨めさを感じました。(良い機会でした)
原因はマーキングテープの設置に有りました。藪コキの前後は方向感覚を失うので、必ず藪地帯の前後にマーキングテープを設置しなくてはならない。更に分岐のみでなく中間に幾つかのマーキングが必要な事を痛感しました。
したがってこの山行記録を参考に入山されるならば、まだ絶対にお薦めは致しません。それでもという方は自己責任でお願い致します。
寒沢堰跡をたどっての笠が岳の道のりはかなり遠い事を実感しています。
歩き易い残雪時期が山行のタイミングと考え、来年の春に再度チャレンジをと思っています。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2576人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
westupです。
「寒沢堰」で検索をかけたら、kintakuneteさん関係ばかりが上がっていましたので、改めて日記から読ませていただいてます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する