記録ID: 6796723
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無雪期ピークハント／縦走
大峰山脈
果無山脈 安堵山・冷水山
2023年11月22日(水) [日帰り]
奈良県
和歌山県
yamaaruki108
- GPS
- 09:29
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,217m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体的に踏み跡も明瞭で危険個所もありませんでした。 ただ、帰りで登山口手前のつづら折りの道を下って行くときに道を見失いました。すぐに復帰しましたが、つづら折りを折り返すときに直進してしまったのだろうと思います。 |
写真
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車道を進んで小森の集落を行く。奥の方には無人と思われる家もあった。
登山口の道標。和田ノ森まで3．3km。標高差は500mほどです。
獣除けネットのゲートを開けて登山道に入って行く。もちろん入ったあとは閉めておきます。登山口から緩急織り交ぜた急登がP991まで続きます。
11/22 7:21
獣除けネットのゲートを開けて登山道に入って行く。もちろん入ったあとは閉めておきます。
登山口から緩急織り交ぜた急登がP991まで続きます。
登山口から緩急織り交ぜた急登がP991まで続きます。
午前8時ごろ。標高780mほどのところ。朝日が差しこんで明るくなってきました。
急登を続けて午前8時20分に兵生越分岐に到着。標高は約850m。だいぶ登ってきました。
分岐から少し登って行くと光が差し込む明るいところがありました。何か展望が期待できそう。
今日初めて見る遠くの眺めです。南側の大塔山や法師山です。そのうち登ってみよう。
少し登って振り返ると、木々の格子の隙間から遠くの山々が見えます。このような眺めもなかなか良い。
和田ノ森がありました。午前9時着です。5分ほど休んでから先に進みます。
5分ほどで林道出会です。ここからしばらく林道と並行して行きます。林道を歩いた方が疲れも少ないのですが、往路は稜線上の登山道を行きます。
11/22 9:09
5分ほどで林道出会です。ここからしばらく林道と並行して行きます。林道を歩いた方が疲れも少ないのですが、往路は稜線上の登山道を行きます。
やがて林道は左に離れて行き、落ち葉が積もる歩きにくい急登が始まります。P1145（地理院地図には記載なし）への100m足らずの登りです。
11/22 9:39
やがて林道は左に離れて行き、落ち葉が積もる歩きにくい急登が始まります。P1145（地理院地図には記載なし）への100m足らずの登りです。
どうやら伐採跡のようで、素晴らしい眺めが広がっています。右手遠くに見えるのは大峰山脈。以下望遠で。
右に一際高い笠捨山。左に地蔵岳、東屋岳が続く。東屋岳からは手前右に折れて香精山へ。東屋岳の左後方には行仙岳。さらに稜線を辿ると転法輪岳。俱利伽羅岳は転法輪岳の手前に重なる。
11/22 9:48
右に一際高い笠捨山。左に地蔵岳、東屋岳が続く。東屋岳からは手前右に折れて香精山へ。東屋岳の左後方には行仙岳。さらに稜線を辿ると転法輪岳。俱利伽羅岳は転法輪岳の手前に重なる。
右端に転法輪岳、左端に地蔵岳（子守岳）。その間は八人山の大きな山並み。中央の最も高いのが南かな。西八人山の左奥に山頂部が見えている山は大台の日出ヶ岳と思われます。
11/22 9:48
右端に転法輪岳、左端に地蔵岳（子守岳）。その間は八人山の大きな山並み。中央の最も高いのが南かな。西八人山の左奥に山頂部が見えている山は大台の日出ヶ岳と思われます。
右から、地蔵岳（子守岳）、奥守岳、天狗山、蘇獏岳、大日岳、そして一際高い釈迦ヶ岳。釈迦ヶ岳の左には仏生嶽、楊枝ノ森が続く。
楊枝ノ森から五鈷峰を経て八経ヶ岳、弥山。明星ヶ岳は八経ヶ岳の手前に重なる。五鈷峰の右手前に七面山東峰の岩壁が見えています。
北の奥高野方面には目立つ山は少なく、護摩壇山がそれと分かる程度でした。
今回の山行の目的の一つとしていた大峰山脈の眺めを堪能することが出来て言うことなしです。カメラを収めてからP1145に向かいます。
11/22 10:00
今回の山行の目的の一つとしていた大峰山脈の眺めを堪能することが出来て言うことなしです。
カメラを収めてからP1145に向かいます。
カメラを収めてからP1145に向かいます。
P1145付近から安堵山を眺める。一番奥のピークのようです。稜線直下に林道が続いている。状況によっては帰りに利用させて貰おう。
11/22 10:02
P1145付近から安堵山を眺める。一番奥のピークのようです。
稜線直下に林道が続いている。状況によっては帰りに利用させて貰おう。
稜線直下に林道が続いている。状況によっては帰りに利用させて貰おう。
小さなピークを二つ越えて午前10時30分に安堵山に着きました。5分ほど休んでから先に進みます。
小さなピークを越えて下って行くと林道に合流しました。和田ノ森近くからP1145や安堵山の山腹を巻いて来た道です。
少し行くと龍神本宮林道に合流しました。今は通行可能なのだろうか。 いつかこの道を利用する時が来るかも・・・。
合流点から車道を少し行くと展望台がありました。南の眺めが良いところです。大塔山や法師山がよく見えます。その後ろは太平洋ですが、今日は低い雲が広がっているようです。
11/22 10:55
合流点から車道を少し行くと展望台がありました。南の眺めが良いところです。
大塔山や法師山がよく見えます。その後ろは太平洋ですが、今日は低い雲が広がっているようです。
大塔山や法師山がよく見えます。その後ろは太平洋ですが、今日は低い雲が広がっているようです。
少し拡大して大塔山と法師山。大塔山の右手前に野竹法師山とゴンニャク山。何か謂れがありそうな山名です。
法師山の右には百間山や三ツ森山、半作嶺が続く。半作嶺は或るところから眺めると上を向いて寝ている女の人の横顔に見えるらしいです。
11/22 10:56
法師山の右には百間山や三ツ森山、半作嶺が続く。半作嶺は或るところから眺めると上を向いて寝ている女の人の横顔に見えるらしいです。
展望台からP1222までは約90mの登りです。疲れも出てきてなかなかしんどいです。
P1222から黒尾山までは比較的起伏が少なく、ブナ林の中の雰囲気の良い道です。大塔山などを眺めながら進んで行きます。
30mほど登って午前11時35分に黒尾山。短い登りでしたが長く感じました。
午前12時5分に冷水山に到着しました。何はともあれ、お腹が空いたのでお昼ごはんです。
一息ついたところで山岳展望開始。まずは北の奥高野方面。個性的な山は少なく、護摩壇山や伯母子岳がようやく分かる程度です。
八経ヶ岳から五鈷峰、楊枝ヶ森にかけての山々。五鈷峰の手前に七面山。
南は大塔山方面。背後は太平洋が広がるが、今日は低い雲に覆われているようです。
15分ほど下って行くと黒尾山が見えました。山腹を龍神本宮林道が横切っています。冷水山山頂から林道へ下る道があったが、林道も登り勾配のようであまりメリットはない気がする。
11/22 12:59
15分ほど下って行くと黒尾山が見えました。山腹を龍神本宮林道が横切っています。冷水山山頂から林道へ下る道があったが、林道も登り勾配のようであまりメリットはない気がする。
黒尾山を下って行きます。このあたりの尾根は広々としていていい雰囲気です。
P1222を過ぎて緩く下って行き、午後1時40分に展望台まで戻ってきました。
行く手に安堵山。これからあの山を越えて行くと駐車地に戻るのは少し遅くなりそうなので、帰りは時間短縮のために林道を行くことに。
11/22 13:43
行く手に安堵山。これからあの山を越えて行くと駐車地に戻るのは少し遅くなりそうなので、帰りは時間短縮のために林道を行くことに。
展望台の先の小ピーク（P1160）を越えたあとは林道を戻って行来ます。林道は緩い下りがほぼ一定の勾配で続く。起伏の多い稜線上を歩くのに比べて格段に楽です。
11/22 14:00
展望台の先の小ピーク（P1160）を越えたあとは林道を戻って行来ます。林道は緩い下りがほぼ一定の勾配で続く。起伏の多い稜線上を歩くのに比べて格段に楽です。
和田ノ森の手前まで登山道と並行して進んで行きます。 このような比較的平坦なところでも登山道には小さな起伏が幾つもあります。
和田ノ森近くの合流点まで来ました。ここから登山道に戻ります。林道を歩くことによりおそらく30分以上は短縮できたと思います。
緩く登って午後2時45分に和田ノ森に戻る。ここでエネルギーを補給し、少し休憩してから午後2時55分に出発。
途中で少し迷ったが、果無越登山口には無事午後4時に到着。なんとか明るいうちに戻って来ることが出来ました。
感想
今回は10月に大峯の五大尊岳に登った時に眺めて興味が引かれた果無山脈に行くことにした。果無とは悠久の大自然を連想するいい山名ですが、実はもっと身近な昔話に由来するそうです。
この東西に長い山脈を一気に縦走するにはアプローチが不便な山中で1泊する必要があります。したがって私は数回に分けて行くことにして、今回は西側にある主峰の冷水山に登ることにしました。
少し長時間、長距離の山行だったが、好天に恵まれて計画通り山頂を踏むことができた上に大峰山脈などの山々の展望を恣にできたのは幸いだった。そして奥深い山を登って今日も無事戻って来ることが出来たことが何よりのことだと思いました。
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