揖斐 貝月谷〜貝月山

2015年07月20日(月) [日帰り]

• GPS: 05:54
• 距離: 10.1km
• 登り: 992m
• 下り: 978m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:50

9:53 揖斐高原リゾート 栃の実荘
14:01 14:26 貝月山
14:42 14:42 小貝月山
14:46 14:47 ヒフミ新道・長者平ルート 分岐
15:19 15:19 第1・第2ゲレンデ・頂上 分岐
15:43 揖斐高原リゾート 栃の実荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道417号線から揖斐高原スキー場方面へ
貝月スキー場の「栃の実荘」前にある駐車場に車を停めることが出来ます
夏場はキャンプ場になっている模様で、結構人が多かったです

コース状況／危険箇所等

ロープやガチャ類も一応持参しましたが必要ありませんでした
小滝が連続しどれも直登可能です
最後の詰めは距離が短いものの藪漕ぎになります

写真

7/20 9:50

栃の実荘右手が貝月谷になります
まずは林道に沿ってこちらの左岸を進みます

7/20 9:53

以前は貝月スキー場と日坂スキー場の連絡通路だった橋の下をくぐって先へ

7/20 9:54

日坂第二リフトの際を通ります

7/20 9:56

白竜神社
お金の神様だそうです

7/20 10:02

前方に大きな堰堤が見えてきました。側壁に間伐材が使ってあるのか変わった形です

7/20 10:10

堰堤を越えた辺りで林道は行き止まりになりますので、枝沢から堰堤の上流部に降ります。が、結構な藪漕ぎ・・・

7/20 10:10

沢は思っていた以上に明るい雰囲気

7/20 10:12

小滝が連続して現れます
台風の後だからだと思いますが、下調べしてきたイメージよりも水量が多い感じでした

7/20 10:14

釜は腰上程度なので、積極的に滝身を進みます

7/20 10:17

溝状になっているところは足をすくわれそうなので慎重に

7/20 10:21

こちらは右手の水量が少ないところから直登

7/20 10:23

周囲の木々が沢の上まで迫ってきて独特な雰囲気です

7/20 10:31

訪れる人が少ないのか、蜘蛛の巣が多いのには辟易しました（汗）

7/20 10:33

7/20 10:34

むせかえるような夏の匂い

7/20 10:36

水量が多いせいか釜が泡立って下の様子が良く分からないのが困りもの

7/20 10:39

7/20 10:41

7/20 10:47

こちらの釜は深めでしたが、周囲の木々が覆いかぶさっているので泳いで取付きました。一枚板のスラブ状の滝で結構迫力あり

7/20 10:48

岩の様子が分からないので、手探りで手がかりを探りながら進みます

7/20 10:50

7/20 10:52

7/20 10:56

周囲の灌木がこの辺りで際立って倒れていました
人為的な物でしょうか？

7/20 10:57

次第に気温が上がり始めたのかむせるような緑の匂い
水に浸かってる方が気持ち良かったです

7/20 10:58

ふわふわの苔
苔が水没してるのを見かけましたのでやっぱり普段より水量が多い模様

7/20 11:03

日が射してきて水が輝いています♪
いつの間にか晴天になっていた模様

7/20 11:06

7/20 11:08

ガクアジサイ

7/20 11:08

7/20 11:09

7/20 11:16

水にぬれてもへっちゃらなこの時期がやっぱり沢のハイシーズンですね

7/20 11:19

7/20 11:37

7/20 11:44

7/20 11:47

7/20 11:59

唯一こちらは登れずに右手から巻きましたσ(´-ω-`;)

7/20 12:12

溝状滝

7/20 12:15

手をつこうとしたらカエルが・・・
潰さずに済んでよかったです

7/20 12:16

7/20 12:17

段々水量は減ってきているはずですが、狭い部分ではまだ結構な勢いがあります

7/20 12:18

滝身左手より直登！
空中にきらめく水しぶきが良い感じです

7/20 12:18

7/20 12:37

少し遅めの13時頃場所を見繕って昼食を取ることにしました
今回の食事は賞味期限の近いマルタイラーメン

7/20 13:12

食事を終えて再出発
段々水量が減ってきたのは良いのですが、沢が周囲の木々に埋没しそう

7/20 13:12

7/20 13:13

7/20 13:24

稜線が見えてきた？

7/20 13:32

水量も一段と減ってきました。足もとの石が小さくなってきて動くので歩きにくい・・・

7/20 13:41

と思ったら、いきなり水が無くなりました
稜線まであと少しですが藪漕ぎせずに済むのかな・・・？

7/20 13:43

と思ったのですが、やはり最後は藪漕ぎでした
100mも無いとは思いますが、低木にザックが引っかかって歩きにくい・・・

7/20 13:49

やっと稜線に出た！

7/20 13:59

貝月山山頂　標高1234m
今回初めてここまで来ました

7/20 13:59

こちらは二等三角点
で、お約束のタッチ

7/20 13:59

こちらには展望台が設置されています

7/20 14:03

こちら方面に御嶽山が見えるはずなんですが・・・

7/20 14:03

金糞山だと思います

7/20 14:27

と言うことで、山頂で沢装束を解いて着替えた後、小休止して下山

7/20 14:28

前方には伊吹山が見えています
その下のあるのは国見岳スキー場でしょうか？

7/20 15:31

やっと林道に合流

7/20 15:41

貝月スキー場の向こうに駐車場が見えてフィニッシュ！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

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折角の3連休も今日が最終日。このままでは何にもせずに連休が終わってしまう・・・

前半は台風のせいで仕事が入り、どこにもお出かけできなかったのですが、最終日も天気予報は残念ながら曇り・・・で、お出かけするか悩んだものの、朝起きると思ったよりも良い天気！と言う訳で、近場の貝月谷にお出かけしてきました

こちらは冬季に登山道経由で貝月山を目指し、小貝月までしか行けずに撤退したことがあるので、いつかリベンジしたいと思っていたのですが、折角ですし今回は貝月谷経由で登ってみることにしました

正直、マイナーな沢であんまり期待していなかったのですが、水量も多くて思った以上に楽しむことが出来ました。基本小滝が連続し、ロープを出す必要があるような難しい場所があるわけでは無いのですが、いずれも直登できるのでそれなりに達成感があります

また、花崗岩主体の沢なのか釜には白い砂が堆積し、思っていた以上に全体的に明るい雰囲気でした。一枚岩も多くて思ったより足場もしっかりしていて歩きやすかったですね。通常時は水量が少ないのかもしれませんが、小滝でも水量があればそれなりに登り応えがありますね。まあ、晴天になったと言うのが一番の要因ではありますが満足できる沢行になりました

難点を上げるとすれば、沢の上に周囲の木々が覆いかぶさっていて、ザックが引っかかり先に進むのに苦労した場面が何度かあたことと、蜘蛛の巣が多かったことくらいでしょうか？

久しぶりにお出かけした沢登りでしたが満足できる内容でした
と言う訳で、貝月谷の遡行記録でした


以下、私的なこの沢のハイライト。一枚岩のスラブに流れる滝が良い感じでした