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Yamareco

記録ID: 681430
全員に公開
沢登り
伊豆・愛鷹

愛鷹のバリエーション【割石沢から鋸岳・位牌岳】

2015年07月20日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:04
距離
15.9km
登り
1,776m
下り
1,741m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
0:50
合計
7:07
7:58
3
8:01
8:01
25
8:26
8:28
3
8:31
8:34
154
11:08
11:19
5
11:24
11:29
19
11:48
11:50
42
12:32
12:53
40
13:33
13:34
58
14:32
14:36
2
14:38
14:38
18
14:56
14:57
8
15:05
ゴール地点
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須津のキャンプ場駐車場3か所あり
コース状況/
危険箇所等
昔はルートとしてガイドブックにも紹介されていたが、今は崩壊や倒木で困難ルートになりバリエーションと言え、入山者は稀である。
須津川・大棚の滝
2015年07月20日 08:00撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 8:00
須津川・大棚の滝
林道沿いにホタルブクロ
2015年07月20日 08:07撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 8:07
林道沿いにホタルブクロ
キツネノボタン?
2015年07月20日 08:17撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 8:17
キツネノボタン?
ツユクサ
2015年07月20日 08:18撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 8:18
ツユクサ
須津山荘。昔はここに泊まって、鋸岳南面のルンゼ(第1〜第4)をクライミングする人が多かった
2015年07月20日 08:30撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 8:30
須津山荘。昔はここに泊まって、鋸岳南面のルンゼ(第1〜第4)をクライミングする人が多かった
ヤマアジサイ
2015年07月20日 08:32撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 8:32
ヤマアジサイ
須津川の上流部。なかなかいい雰囲気です
2015年07月20日 08:36撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 8:36
須津川の上流部。なかなかいい雰囲気です
ここを起点に周回します
2015年07月20日 08:38撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 8:38
ここを起点に周回します
須津川も次第に狭くなってきます。マーキングは少ないので適当に渡渉して前進
2015年07月20日 09:04撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 9:04
須津川も次第に狭くなってきます。マーキングは少ないので適当に渡渉して前進
チョコンとあどけない顔のイワタバコとご対面。これを見たかった!
2015年07月20日 09:17撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3
7/20 9:17
チョコンとあどけない顔のイワタバコとご対面。これを見たかった!
川から沢に変わります
2015年07月20日 09:20撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 9:20
川から沢に変わります
朽ちた標識が
2015年07月20日 09:23撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
2
7/20 9:23
朽ちた標識が
いい感じですが、ここまでは結構キツイ!
2015年07月20日 09:23撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 9:23
いい感じですが、ここまでは結構キツイ!
なんと、まとまってイワタバコ!!! 昨年は気が付かなかったのに
2015年07月20日 09:27撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3
7/20 9:27
なんと、まとまってイワタバコ!!! 昨年は気が付かなかったのに
位牌沢との分岐。この辺りから4つのルンゼに分れます
2015年07月20日 10:00撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 10:00
位牌沢との分岐。この辺りから4つのルンゼに分れます
幻想的です
2015年07月20日 10:01撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 10:01
幻想的です
割石沢に向かいます
2015年07月20日 10:01撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 10:01
割石沢に向かいます
ほとんど人が入らない沢なので、自然が手付かずで保護されています
2015年07月20日 10:16撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 10:16
ほとんど人が入らない沢なので、自然が手付かずで保護されています
沢の真ん中の大岩にイワタバコの群生
2015年07月20日 10:22撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
4
7/20 10:22
沢の真ん中の大岩にイワタバコの群生
水がなくなり割石沢のルンゼの登りが始まる
2015年07月20日 11:00撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
2
7/20 11:00
水がなくなり割石沢のルンゼの登りが始まる
この標識でルートが正しいことを確認
2015年07月20日 11:04撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:04
この標識でルートが正しいことを確認
ルンゼに挟まったチェックストーン
2015年07月20日 11:09撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:09
ルンゼに挟まったチェックストーン
峠に近くなりルンゼも終盤です
2015年07月20日 11:16撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:16
峠に近くなりルンゼも終盤です
見えた!峠だー。四つん這いで格好悪い登り方だったがここはスマートに登るぞー
2015年07月20日 11:16撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3
7/20 11:16
見えた!峠だー。四つん這いで格好悪い登り方だったがここはスマートに登るぞー
峠直下から登ってきたルンゼを見る
2015年07月20日 11:19撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:19
峠直下から登ってきたルンゼを見る
呼子から大谷山経由で下山が最短だが、時間もあったため鋸経由にする
2015年07月20日 11:20撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 11:20
呼子から大谷山経由で下山が最短だが、時間もあったため鋸経由にする
ここから鋸の縦走です。最奥は位牌岳
2015年07月20日 11:29撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:29
ここから鋸の縦走です。最奥は位牌岳
鋸岳はこんな感じ。でも慎重に行けば大丈夫です
2015年07月20日 11:38撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:38
鋸岳はこんな感じ。でも慎重に行けば大丈夫です
ここにもイワタバコ。いい時期に訪れました
2015年07月20日 11:39撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:39
ここにもイワタバコ。いい時期に訪れました
ロープが相当前のものでつかむことはできませんでした
2015年07月20日 11:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 11:40
ロープが相当前のものでつかむことはできませんでした
クサリなら大丈夫かな
2015年07月20日 11:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 11:42
クサリなら大丈夫かな
緊張の連続が癒される瞬間
2015年07月20日 11:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:42
緊張の連続が癒される瞬間
通過してきた方向を振り返る
2015年07月20日 11:48撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:48
通過してきた方向を振り返る
呼子岳から大山に続く稜線。下は遡行してきた割石沢
2015年07月20日 11:48撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 11:48
呼子岳から大山に続く稜線。下は遡行してきた割石沢
越前岳を見る
2015年07月20日 11:48撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 11:48
越前岳を見る
透明感があるフウロ
2015年07月20日 11:52撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 11:52
透明感があるフウロ
シモツケソウ。宝石のよう
2015年07月20日 11:53撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 11:53
シモツケソウ。宝石のよう
小アジサイも宝石をちりばめたように輝いています
2015年07月20日 12:38撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 12:38
小アジサイも宝石をちりばめたように輝いています
広い位牌岳山頂
2015年07月20日 12:39撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 12:39
広い位牌岳山頂
駿河湾の方向を見る
2015年07月20日 12:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
7/20 12:40
駿河湾の方向を見る
結構疲れました
2015年07月20日 12:56撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 12:56
結構疲れました
富士市街方向
2015年07月20日 13:00撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 13:00
富士市街方向
遡行してきた割石沢。まるでジャングルの中を登ってきたよう
2015年07月20日 13:06撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 13:06
遡行してきた割石沢。まるでジャングルの中を登ってきたよう
袴腰岳に向かう稜線から鋸岳と越前岳
2015年07月20日 13:11撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 13:11
袴腰岳に向かう稜線から鋸岳と越前岳
富士山も顔を出しました
2015年07月20日 13:19撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 13:19
富士山も顔を出しました
雪はすっかり消えています
2015年07月20日 13:20撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 13:20
雪はすっかり消えています
鋸岳の全景。ギザギザが良くわかります
2015年07月20日 13:26撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3
7/20 13:26
鋸岳の全景。ギザギザが良くわかります
気持ち良い稜線
2015年07月20日 13:34撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 13:34
気持ち良い稜線
袴腰岳。愛鷹山への分岐ですが今回は第1展望台へ下山します
2015年07月20日 13:38撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 13:38
袴腰岳。愛鷹山への分岐ですが今回は第1展望台へ下山します
黄色が印象的な花です
2015年07月20日 14:02撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 14:02
黄色が印象的な花です
こんな標識でも頼りになります。
2015年07月20日 14:06撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
7/20 14:06
こんな標識でも頼りになります。
須津の山神社に下ってきました
2015年07月20日 14:45撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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7/20 14:45
須津の山神社に下ってきました
撮影機器:

感想

 台風が過ぎて猛暑になるとのことで、沢登り的要素の強い愛鷹の須津沢から割石沢を遡上し、鋸岳・位牌岳を周回するコースに行ってきた。昨年同時期このコースを歩いたが、割石沢は近年人が入っていないためか、台風の倒木などでかなり荒れてきつかった。
 愛鷹・鋸岳南面は30年くらい前はロッククライミングのゲレンデとして第1から第4ルンゼまでルートがあり、市街地に近いため多くの登山者がこの割石沢を遡行しルンゼに取り付いた。その後は崩壊も激しいためガイドブックにも紹介されず、自然にクライマーの足は遠のいた。しかし、ルンゼには入らないものの、私のように、四季を通じて割石沢を遡行し愛鷹連峰を登る「登山マニア」がまだいることも確かのようだ。 
 今回は、相変わらず荒れた状態に台風の増水も加わって、膝までの水にズボンと靴をぬらして何回も渡渉し、完全に「沢登り」状態になった。出発地点で釣りの人が「奥まで入ったことがないから・・・」と同行することになったが、予想外だったらしく途中で引き返した。少し寂しさもあったが、気を持ち直し確実なルートファインディングで前進する。割石峠手前の狭まったルンゼはチェックストーンの登攀と急傾斜のガレの登りで、四つんばいで泥んこになってよじ登る。割石峠からは、呼子岳に登って破線ルートを大山まで行き須津山荘まで戻るのが近いが、天気も良くなってきたため、もう少しがんばって鋸岳を縦走し位牌岳から戻るコースを選んだ。
鋸岳の縦走路は足元の草木が茂って見にくく滑落の危険も高いため、慎重に行く。また、数箇所に鎖が設置され大いに助かるが、ロープは相当前のものでいつ切れてもおかしくないようなものもいくつかあった。このコースもあまり人が入らないためか最小限の安全対策しか施されていないようだ。慎重に難所を通過し、最後の急傾斜を登ると位牌岳に着いた。今日は猛暑日になるようだが、広い山頂の木陰で休んでいると爽やかな風が通り、少しハードなルートを登ってきた充実感もあり非常に気持ちが良い。
 昼食後、下山にかかる。いつもそう思うが、袴腰岳までの稜線は大変気持ちがよい。ツツジや小アジサイの木々の中、整備された登山道が延び、途中からは縦走してきたギザギザの鋸岳の岩稜や雲から少し顔を出した富士山が眺められる。袴腰岳からは一気に第一展望台まで下り、須津川に出た。キャンプ場や大棚の滝では家族で水遊びを楽しむ光景が見られ、梅雨も明けたようで、「本格的な夏到来か」と思った。

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沢登り 伊豆・愛鷹 [日帰り]
須津渓谷−割石沢−割石峠−呼子岳−大岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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