ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6816218
全員に公開
ハイキング
伊豆・愛鷹

発端丈山/露岩の連続に四苦八苦

2024年06月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.9km
登り
452m
下り
453m

コースタイム

出発8:30−発端丈山ハイキングコース入口8:55−熊野神社8:55−115m圏コブ(社あり)9:30〜10:10−180m圏コブ(壊れた社あり)10:25−234mコブ10:40−露岩始まり10:50−220m圏コブ11:50〜12:00−鞍部12:10〜12:45−242.8m三角点峰12:50−一般登山道合流13:00−橋13:05−310m圏コブ13:30−350m圏コブ13:55−三津分岐14:05−発端丈山頂上14:15〜14:45−益山寺分岐(長瀬林道下降点)15:05−長瀬湖15:30〜15:50−熊野神社16:15−ゴール16:40
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道414号線を南下し、伊豆の国市役所の200m先に「伊豆パノラマパークロープウェイ」の山麓駅があり、この駐車場に停めればよい。なお、6月3日〜23日の間、メンテナンスのためロープウェイは運休。
コース状況/
危険箇所等
葛城山と発端丈山の間に長瀬川が流れている。長瀬集落からこの左岸尾根を登る。下半分はバリエーションルートで、断続的に微かな踏跡が続くのみ。234mコブ少し先から220m圏コブの間は露岩の連続で、その通過に手間取る。ルートの採り方によっては滑落の危険性がある。
242.8m三角点峰の少し先で一般登山道に出ると、整備された道が続く。
主稜線を葛城山に向かうが、時間切れのため、益山寺との分岐点から長瀬林道を降り、長瀬集落に戻る。
伊豆の国市役所から西へ県道130号線を進み、長瀬集落に入ると「発端丈山ハイキングコース入口」の道標がある。ここで左折
2024年06月08日 08:56撮影
6/8 8:56
伊豆の国市役所から西へ県道130号線を進み、長瀬集落に入ると「発端丈山ハイキングコース入口」の道標がある。ここで左折
50mほど先に熊野神社がある。この階段を上り、神社裏手から長瀬川左岸尾根に取付く。標高50m
2024年06月08日 08:57撮影
1
6/8 8:57
50mほど先に熊野神社がある。この階段を上り、神社裏手から長瀬川左岸尾根に取付く。標高50m
踏跡はほとんど無い。疎らな笹薮を抜け、倒木を乗り越える
2024年06月08日 09:16撮影
6/8 9:16
踏跡はほとんど無い。疎らな笹薮を抜け、倒木を乗り越える
やがて藪も無くなってどこでも歩ける尾根となり、ひたすら上を目指す
2024年06月08日 09:26撮影
6/8 9:26
やがて藪も無くなってどこでも歩ける尾根となり、ひたすら上を目指す
115m圏コブに着くと小さな社が祀られている
2024年06月08日 10:07撮影
1
6/8 10:07
115m圏コブに着くと小さな社が祀られている
180m圏コブには壊れた社が転がっていた
2024年06月08日 10:25撮影
6/8 10:25
180m圏コブには壊れた社が転がっていた
しばし急登が続く。倒木があると、なおさら厳しい
2024年06月08日 10:33撮影
6/8 10:33
しばし急登が続く。倒木があると、なおさら厳しい
234mコブに着いた。地形図を読むと、この先220m圏コブまで距離500m程は平坦な尾根が続き、楽なはずだが・・・
2024年06月08日 10:41撮影
6/8 10:41
234mコブに着いた。地形図を読むと、この先220m圏コブまで距離500m程は平坦な尾根が続き、楽なはずだが・・・
しかし10分も行かない内に最初の露岩が現れた。緩やかな斜面を登って行くと簡単に岩頭に立てる
2024年06月08日 10:52撮影
6/8 10:52
しかし10分も行かない内に最初の露岩が現れた。緩やかな斜面を登って行くと簡単に岩頭に立てる
岩頭から西方向に内浦湾から駿河湾が望まれた。途中で海の色が変わっている。海岸縁には三津港や集落の建造物が確認できる
2024年06月08日 10:53撮影
6/8 10:53
岩頭から西方向に内浦湾から駿河湾が望まれた。途中で海の色が変わっている。海岸縁には三津港や集落の建造物が確認できる
岩頭から戻って、この露岩の左側(南側)を巻く。その途中から露岩を見上げる。これでは岩頭から直接西に降りることは無理
2024年06月08日 10:56撮影
6/8 10:56
岩頭から戻って、この露岩の左側(南側)を巻く。その途中から露岩を見上げる。これでは岩頭から直接西に降りることは無理
直ぐに次の露岩が行く手を遮る。これでは岩頭に立つことすら厳しい。この露岩が一番大きかった
2024年06月08日 11:04撮影
6/8 11:04
直ぐに次の露岩が行く手を遮る。これでは岩頭に立つことすら厳しい。この露岩が一番大きかった
この露岩も左側を巻く。しかし、足場も無い急な斜面は滑落しそう。続けて外傾した岩のバンドをトラバースしたが、積もった落ち葉が滑りそうで怖かった
2024年06月08日 11:04撮影
6/8 11:04
この露岩も左側を巻く。しかし、足場も無い急な斜面は滑落しそう。続けて外傾した岩のバンドをトラバースしたが、積もった落ち葉が滑りそうで怖かった
この先、次々と露岩が現れるが、いずれも小さい
2024年06月08日 11:13撮影
6/8 11:13
この先、次々と露岩が現れるが、いずれも小さい
藪混ざりの露岩は直登を避けたい
2024年06月08日 11:17撮影
6/8 11:17
藪混ざりの露岩は直登を避けたい
きれいに割れて積み重なった露岩
2024年06月08日 11:25撮影
1
6/8 11:25
きれいに割れて積み重なった露岩
露岩が出てきたら、ここは直上するか、右を巻くか左を巻くか、現場で即断しなければならない
2024年06月08日 11:28撮影
6/8 11:28
露岩が出てきたら、ここは直上するか、右を巻くか左を巻くか、現場で即断しなければならない
220m圏コブで露岩は終わり、このコブから西に下ると、隣の三角点峰の間は気持ち良い広い鞍部になっている
2024年06月08日 12:43撮影
6/8 12:43
220m圏コブで露岩は終わり、このコブから西に下ると、隣の三角点峰の間は気持ち良い広い鞍部になっている
鞍部の西のコブに242.8mの四等三角点がある。いつも見慣れた三角点は上面に十字が刻まれた石柱だが、ここのは文字入りの金属プレート
2024年06月08日 12:50撮影
1
6/8 12:50
鞍部の西のコブに242.8mの四等三角点がある。いつも見慣れた三角点は上面に十字が刻まれた石柱だが、ここのは文字入りの金属プレート
三角点峰から西南西に100mほど進むと、内浦集落から上がって来た一般登山道に合流する。途端に立派な山道が続く
2024年06月08日 12:59撮影
6/8 12:59
三角点峰から西南西に100mほど進むと、内浦集落から上がって来た一般登山道に合流する。途端に立派な山道が続く
溝状の鞍部には金属の橋まで架けられている
2024年06月08日 13:03撮影
1
6/8 13:03
溝状の鞍部には金属の橋まで架けられている
登って来た長瀬川左岸尾根が垣間見られた。左が三角点峰、右が220m圏コブ
2024年06月08日 13:16撮影
6/8 13:16
登って来た長瀬川左岸尾根が垣間見られた。左が三角点峰、右が220m圏コブ
平坦な310m圏コブ
2024年06月08日 13:32撮影
6/8 13:32
平坦な310m圏コブ
350m圏コブを過ぎて発端丈山の上りに差し掛かり、少し急になるとロープが張ってある
2024年06月08日 14:01撮影
6/8 14:01
350m圏コブを過ぎて発端丈山の上りに差し掛かり、少し急になるとロープが張ってある
内浦湾の三津集落から上がって来た登山道と一緒になる
2024年06月08日 14:06撮影
1
6/8 14:06
内浦湾の三津集落から上がって来た登山道と一緒になる
広々とした発端丈山の頂上に着いた
2024年06月08日 14:15撮影
6/8 14:15
広々とした発端丈山の頂上に着いた
標高410mの独立標高点が埋められている
2024年06月08日 14:41撮影
1
6/8 14:41
標高410mの独立標高点が埋められている
東方向に葛城山のロープウェイ頂上駅が望まれた
2024年06月08日 14:41撮影
6/8 14:41
東方向に葛城山のロープウェイ頂上駅が望まれた
主稜線に付けられた幅広い登山道を葛城山に向かう
2024年06月08日 14:51撮影
6/8 14:51
主稜線に付けられた幅広い登山道を葛城山に向かう
右は益山寺へ分岐する地点で、左に長瀬川沿いに付けられた林道を降りる
2024年06月08日 15:02撮影
6/8 15:02
右は益山寺へ分岐する地点で、左に長瀬川沿いに付けられた林道を降りる
舗装された林道をひたすら下る
2024年06月08日 15:15撮影
6/8 15:15
舗装された林道をひたすら下る
長瀬川を堰き止めて作られた小さな長瀬湖。小屋付の筏が浮かんでいた
2024年06月08日 15:50撮影
6/8 15:50
長瀬川を堰き止めて作られた小さな長瀬湖。小屋付の筏が浮かんでいた
朝方、左岸尾根に取付いた熊野神社まで戻って来た。後は車道を25分歩けばゴール
2024年06月08日 16:16撮影
6/8 16:16
朝方、左岸尾根に取付いた熊野神社まで戻って来た。後は車道を25分歩けばゴール

感想

伊豆長岡の葛城山にはロープウェイが掛かっているので、これに乗れば、葛城山から発端丈山に回り、長瀬川左岸尾根を下って周回することができる。高齢者向きの楽なルートのはずだった。
ところが訪れた日はメンテナンスのため、ロープウェイは運休。仕方ない、急遽、逆コースを採ることにし、長瀬川左岸尾根を登ってまず発端丈山を目指した。

長瀬川左岸尾根は断続的に微かな踏跡がある程度のバリエーションルートであるが、なかなか面白かった。
234mコブから220m圏コブの間、距離500m程は、地形図を読むとほとんど平坦な尾根である。これは楽勝!と踏んでいた。ところが実際に行ってみると露岩の連続ではないか!
一つ露岩を越えても直ぐに次の露岩が現れる。正面突破をするか、右を巻くか、左を巻くか、その都度、現場の状況を読んで即断を求められる。ルート探索に緊張の連続であった。
ルートの採り方によっては、滑落の危険性が高く、一歩一歩慎重に足を運ぶので通過に時間がかかった。結局、わずか500mほど進むのに1時間もかかってしまった。

毎年、昔の山仲間と温泉に一泊して宴会を楽しんでいる。3年ほどコロナ禍のために中断したが、昨年、新潟の六日町温泉から再開し、今年は伊豆東海岸の網代で今日の6時から行うことになっている。

ロープウェイの運休、露岩の連続といった伏兵があったため、発端丈山には登ったが、葛城山に回ると6時までに網代に着くことは厳しい。葛城山には昔登っているので、今回、無理して登ることも無いだろう。時間を睨んで葛城山は諦め、長瀬林道を降りた。
4時半前に車に戻り、山伏峠を越え、6時ちょうどに宿に着いた。後は仲間と酒を飲み交わしながら楽しい一晩を過ごした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:218人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら