記録ID: 682012
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
継子岳(御嶽山)
2015年07月20日(月) 〜
2015年07月21日(火)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,115m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 4:45
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
重大な危険箇所はないが、木の階段等が老朽化している部分がある。 |
その他周辺情報 | 登山口の濁河温泉に市営露天風呂がある。 浴槽は大きく、掛け流しである。 |
写真
感想
登山日(入山日)が梅雨明けとなった。
天気の崩れもなく、良好な山行となった。
いつも思うが、御嶽山の飛騨側登山道は、植物の垂直分布がよく分かる道だと実感する。五の池小屋周辺は、高山植物が多く、特に、コマクサの群落は素晴らしいと思う。ライチョウも生息している。ただ、私は、北アルプスや南アルプスでは、よくお目にかかるが、御嶽山では不思議と出会った事が無い。
剣ヶ峰の南側から、噴煙(水蒸気?)が上がっていて、西から東へ流されていた。飛騨頂上や継子岳からその様子が観察できた。
継子岳から山全体を眺めてみると、剣ヶ峰や二ノ池本館・二ノ池新館あたりは、火山灰に覆われて、灰色に見えた。それと対照的に、摩利支天山や飛騨頂上、三ノ池は緑のハイマツに覆われ、生き生きとしていた。火山灰の降灰部分が西風の影響で、範囲が限定されたことがよく分かった。
五の池小屋の方に訊いても、摩利支天山以北の北御嶽は、高山植物やライチョウへの被害は皆無であったと言っていいとのことである。
悲惨な現場となった剣ヶ峰周辺とはまさに、天国と地獄の差があったと実感した。
御嶽山の現在の活動域は、地獄谷周辺で、“有史以来の噴火”と言われた昭和54年より前から、噴気孔はあった。ただ、何の活動も無い五の池小屋付近の三ノ池・四ノ池・五ノ池も太古の火口であるので、何万年の間を置いて噴火することはあり得る。これは、御嶽山に限らず、乗鞍岳や鷲羽岳、妙高山といった誰も噴火するとは思ってもみない火山でも同様で、あると思う。
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