谷川岳 烏帽子沢奥壁南稜
- GPS
- 12:07
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,093m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 4:34
- 合計
- 12:08
天候 | 晴れのち曇り時々午後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○雪渓について 出合から200m少々で取りつけた。 ○テールリッジ 相変わらずのアプローチの悪さ。 ○テールリッジ〜南稜テラス 雪は無し。枯草が滑りやすくなっており要注意。 |
写真
感想
昨年度、中央稜に行こうとしたが、先行パーティが事故により、救助を手伝ったことで泣く泣く敗退をした。
今回は昨年度のリベンジとなる。
雪渓の状況が例年よりも早く崩壊し始めているという情報を得たため、会の山行が計画され、嬉々として参加をした。
前日に谷川に入り、3時半から行動を開始。
幸い先行パーティもいないようで、一番乗りができた。
雪渓は出合からではなく、少し歩いてから続いていた。
今年はやはり雪解けが早い。
今月中が賞味期限かもしれない。
テールリッジを登り、南稜テラスへ。
かなり悪いと聞いていただ、個人的にはそれほどだと思った。(世の中にはもっと悪いところはある。)ただ、枯草が積もっているところは、かなりひやひやして歩いた。今回は岩が乾いていたためよかったが、これが濡れていると確かに恐ろしいと思う。
天気は少し高曇り状態だが、晴れている。クライミング日和。
風もない。気温もちょうどいい。
・1P フェース(リード)
簡単なフェース。
・2P チムニー+フェース(フォロー)
ザックなど背負っていると少し辛いかも。それなりに難しい。フェースは快適に登れる。
・3P 草付き(コンテ)
滑りやすいので注意が必要
・4P フェース(リード)
手足はしっかりとあり、問題なく登れる。
・5P フェース?+リッジ(リード)
リッジに取りつく箇所が最初わからず、行ったり来たりした。
50m近く目一杯伸ばした。途中で切れたようだったが、無視をしていたようだ。
・6P リッジ+クラック(リード)
5mほどリッジを進み、右側のクラックへ。同じ会の他のパーティはフェースのほうがいいというが、フェース側に支点見当たらなかったためクラックへ。トポもそうなっていた。ワイドクラック系で楽しかった。カムはC4の#0.5を使用
・7P フェース(リード)
核心ピッチ。最後のほうのホールドが濡れており、緊張する。核心部分は、アンダーを左手で取り、右カチでをつなぎ、最後右ガバをとるムーブでうまくいった。
※どこかでカムはC4の#1を使用した。
○懸垂
・1P ルンゼを懸垂。ルンゼの途中でペツルが打ってあるため、一度切る。
・2P 引き続きルンゼを懸垂し、リッジ沿いのフェースを懸垂。5P目の終了点で終了。
・3P 草付きなどを越え、2P目の終了点まで。
・4P テラスまでぎりぎり行けず、1Pの終了点で最後の懸垂。
下山のテールリッジは要所で懸垂を使い、丁寧に降りる。
ちょうどテールリッジの基部で雨がポツリポツリと。
雨に降られる前に、降りきることができた。
今回は南稜だったが、中央稜や南稜フランケ、変形チムニーにも行ってみたい。
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