乳頭山(孫六コースをピストン)
- GPS
- 06:10
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 760m
- 下り
- 752m
コースタイム
天候 | 晴れ。山頂で気温20℃くらい、風速1〜3m/sくらい。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水場はない。孫六コースの入口に沢水が引いてあったが工事のせいかなくなっていた。同じような沢水は黒湯の入口にもある。湧き水は県道194号線途中で分岐する鶴の湯林道に入ってすぐのところに「勘助清水」。自販機は温泉街にある。コンビニは県道に入る手前のヤマザキとローソンが最後。ヤマザキデイリーはパンが美味しい(カロリーも高い)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一本松コース(黒湯コース)の最序盤にある橋が落ちたということで、通行止めになっている。無理すれば徒渉できなくもないと思うが、水量によっては危険とも思われ、事実上、少なくとも当面の間は使えないものと考えた方が良いようだ。黒湯と孫六の間は通れるようだが、そこも孫六温泉建替工事の影響で通行止めだと勘違いして、今日は大釜から入っている。仕方ないので紹介する。 旧乳頭スキー場の駐車場から大釜温泉までロード。脇に蟹場/田代平方向への登山道と、孫六温泉へ向かう散策路/作業道がある。作業道へ入る。危険箇所はない。合わせて20分程度も歩けば孫六温泉へ着く。そこから登山道へ。このルート取りは黒湯が開く前の残雪期でも使うため、覚えておいても損はない。 最初のピークがいきなり急登。おおむね木段や木道で整備されており歩きやすい。ピークにはベンチがある。そこから1,000mを越えてシラビソが現れるあたりまで、ダラダラ登る。ところどころ滑るので注意。シラビソが目立つようになったあたりから、ひどい洗掘で歩きづらい道になる。ここからは「ところどころ」というレベルではなく滑る。登りはまだ良いが下る際は特に注意。雨後は水も溜まっており、ドロドロになる。田代平山荘の手前からは木道と大きめのガレ場で歩きやすい。ただ刈り払いが入っていないようで、ササで足元が見えづらい箇所がある。田代平山荘から山頂直下の分岐手前あたりまで、一部細尾根がある。転落注意。また、山頂は断崖。 雪は田代平山荘の先に少し残っていた。ここは最後まで残る。トレースがあれば嬉しいが、なければ木道を探す。尾根の登りに入ってしまえば雪はない。 トイレは田代平山荘にある。 |
その他周辺情報 | 温泉、宿泊、食事は乳頭温泉郷、田沢湖高原温泉郷、水沢温泉郷などがあるので選び放題。是非比べてみて欲しい。モダンで万人向けなのは「妙の湯」。休暇村も安牌と言える。乳頭温泉郷のほかのところはやや秘湯感がある。それが良いのだという方にはオススメできる。敷居の低いところでは「アルパこまくさ」でも食事や入浴が可能。昔ながらのソフトアイス(「ソフトクリーム」にあらず)がジャンクで美味しい。mont-bellのオリジナルTシャツも販売している。田沢湖スキー場に出現するババヘラ、田沢湖方面に進んで間もなくにある「山のはちみつ屋」のソフトクリームなども美味しい。 |
写真
感想
【水・食料】
凡例:消費量/持参量+現地調達量
水・スポドリ:1.75L/3.00L
行動食・非常食:おにぎり1/1個、ゼリー飲料3/3袋、小型羊羹0/2個
食事:おにぎり2/2個
【以下日記】
雪解けも早いということだし天気も良いので、眺めの良い、比較的高い山を狙っていた。乳頭山が手頃と思ったが、下調べをすると一本松コースが通行止めだという。まあ、あの橋はいつ落ちてもおかしくなかったからな……。孫六コースのピストンも仕方ないだろうと思いつつ向かってみると、建替工事ということで孫六温泉への道路が封鎖されている。徒歩なら黒湯から抜けられたそうだが、そこまで気が付かず、乳頭スキー場跡まで戻って大釜温泉の脇から入ることになった。これで数十分の時間ロス。八幡平の沼巡りに切り替えるかどうかちょっと迷ったが、ともあれ登ってみることにした。
標高1,000mを越えるのは半年以上ぶり、乳頭山も2年近くぶりである。へばるかと思ったが予想通りへばった。時間ロスの関係もあり、田代平山荘で引き返そうかとも思ったものの、暗くなる前には下りられるだろうと山頂へ。結果的には良いものを見られたので、頑張って正解だった。しかし湿原の花はまだ咲いておらず、サクラもポツリポツリだし、タケノコもまったく顔を出していない。来週以降が本番という感じである。天気が良ければまた行っても良いかもしれないが、一本松コースが使えないのはツラい。孫六コースの下りは本当に疲れる。途中で秋田高校山岳部の集団とすれ違ったが、まあ良くこんなところを歩くものである。いちおう母校なので微笑ましかった。
孫六ピストン以外のコース取りと言えば、田代平ルートも選択肢だが、あまり快適ではない道だという記憶がある。笹森からの馬蹄縦走は今の体力ではできる気がしない。いずれにしてもコースタイムは長くなるので、早起きがツラい選択肢である。乳頭山は、お手軽さが魅力だったのだが……。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する