アポイ岳 かんらん岩は緑色

2024年05月20日(月) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 10.4km
• 登り: 821m
• 下り: 822m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:14

8:02 アポイ岳ジオパークビジターセンター
8:16 8:16 新道分岐
9:17 9:18 新道合流
9:32 9:33 5合目山小屋
10:14 10:15 馬の背お花畑
10:26 10:27 馬の背分岐（幌満分岐）
11:15 11:24 アポイ岳
11:53 11:55 馬の背分岐（幌満分岐）
12:08 12:17 馬の背お花畑
12:49 12:59 5合目山小屋
13:11 13:11 新道合流
14:03 14:04 新道分岐
14:12 14:16 アポイ岳ジオパークビジターセンター
14:16 ゴール地点

天候

晴れ、ほぼ無風で暑かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アポイ岳ジオパークビジター駐車場

コース状況／危険箇所等

整備された登山道。はじめは樹林帯だが、避難小屋から先は低い標高でも森林限界となる。
かんらん岩は、場所によっては、靴でつるつるに磨かれた状態で、滑りやすい。

その他周辺情報

登山口にはアポイジオパークビジター、様似町役場前には、かんらん岩広場がある。
https://www.apoi-geopark.jp/
前日には観光で、襟裳岬まで足を伸ばしました。

写真

5/19 15:38

前日、襟裳岬から薄く見えていたアポイ岳

5/19 15:47

襟裳岬の先端辺り

5/19 16:06

アズマギク

5/19 12:17

？

5/19 16:13

エゾエンゴサクは青い

5/19 16:14

？

5/20 9:13

さて、当日アポイ岳の登山口から登り始めると、エゾオオサクラソウがまだ咲いていました。

5/20 10:08

写真は下山時に撮ることにして、山頂を目指す。
五合目から先は低い標高でも森林限界となり、山頂部が望める

5/20 10:10

アポイクワガタ

5/20 10:58

山頂部は、なぜかダケカンバ林になっている

5/20 11:18

小さなリンドウ

5/20 11:21

海を眺めながら下山

5/20 11:21

日高山脈が連なっている

5/20 11:23

ヒメイチゲ

5/20 11:24

サマニユキワリ

5/20 11:24

5/20 11:28

ハイマツ

5/20 11:33

アポイタチツボスミレ

5/20 11:34

アポイアズマギク

5/20 11:35

エゾキスミレ

5/20 11:35

5/20 11:37

5/20 11:38

サマニユキワリ。色は濃淡ある

5/20 11:39

5/20 11:36

ヒダカイワザクラ

5/20 11:38

5/20 11:40

チングルマ

5/20 11:53

この岩も橄欖岩

5/20 11:44

ミヤマオダマキ

5/20 12:01

5/20 12:03

5/20 12:09

チシマキンレイカ

5/20 12:13

5/20 12:13

あのピークまで行ってみたい気もする

5/20 12:19

ヨツバシオガマ

5/20 12:20

ヒロハヘビノボラズは棘がある

5/20 12:29

5/20 12:52

見納めのアポイ岳山頂部

5/20 12:52

5/20 12:52

ヤマツツジの赤が鮮やか

5/20 12:52

5/20 13:07

麓に降りてきたら、再びエゾオオサクラソウ

5/20 13:16

撮影機器：

AQUOS sense5G SHG03 au シャープ

感想

luneaciel

　アポイ岳に興味を持ったのは地学的興味で、地球深部のマントルが地上に出た、希少なカンラン岩の山と聞いたから。
　様似町役場前の広場には、オブジェのような岩石標本が幹線道路から見える。
風化して茶色っぽくなっている岩も、割ったり、磨いたりすると緑色。成分や生成時の条件で、バリエーションがあるようだ。美しい部分は宝石のペリドットになる。
　特殊な地質なので、植物が育ちにくく、森林限界の標高が低い。
その為に高山植物や、アポイやサマニの冠を持つ地域限定種が多い。なるほどね。
　この山が出来たばかりのころは、緑色の岩山だったのかしら？などと想像してみる。
海が、とても近いのも特徴的。