コヤマノ岳〜武奈ヶ岳〜釣瓶岳〜地蔵峠／曇り、5月の花

2024年05月26日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,218m
• 下り: 1,205m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:40

8:30 イン谷口
9:30 9:30 青ガレ
10:30 10:30 金糞峠
11:50 11:50 コヤマノ岳
12:10 12:10 コヤマノ分岐
12:30 12:30 武奈ヶ岳
14:00 14:00 釣瓶岳
15:00 15:00 イクワタ峠
15:50 15:50 地蔵峠
17:10 17:10 畑バス停
17:10 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR比良駅〜イン谷口：江若バス
畑バス停〜JR近江高島駅：高島市コミュニティーバス

コース状況／危険箇所等

地蔵峠〜畑、雨の日はヒルに注意。

写真

5/26 9:59

朝8時、JR比良駅前から、比良山系を望む。平地は晴れているのに、山は厚い雲に覆われていた。（私のカメラの表示時間は2時間ずれています。）

5/26 10:38

イン谷口から登り始めて、しばらくのところ、頭上にエゴノキの花がぶら下がる。

5/26 12:59

コヤマノ岳南尾根、標高1000mぐらい、シロモジの葉の向こうに、芦生杉の古木がどっしりと身構える。

5/26 13:06

大きく枝を曲げた芦生杉の大木。

5/26 13:14

標高1050m、根元から八方に枝分かれしたブナの大木。

5/26 13:15

すっかり緑が濃くなったブナの森を歩く。

5/26 13:17

緑の苔と、白い地衣類の、まだら模様のブナの樹。

5/26 13:22

次から次へと、ブナの太い幹が現れる。

5/26 13:23

5/26 13:23

時折、ブナの森にガスが流れる。

5/26 13:26

ぼんやり、ガスに蔽われた森・・

5/26 13:42

標高1100mを過ぎて、平坦な尾根になる。

5/26 13:48

コヤマノ岳稜線、ガスの森。

5/26 13:49

厚い雲に覆われていた山頂は、やはり、深いガスに包まれていた。

5/26 13:49

しっとりと濡れたブナの森は、深い奥行きが感じられる・・

5/26 13:49

暗いブナの樹の影・・

5/26 13:50

大きく曲がったブナの古木・・

5/26 13:56

しだいに、ガスが晴れて、明るくなり始めた。

5/26 14:04

ブナの森を抜けると・・

5/26 14:05

眼前に、武奈ヶ岳稜線。

5/26 14:14

武奈ヶ岳への上り返し、振り返ると、コヤマノ岳の向こうに、暗い雲に覆われた蓬莱山が・・

5/26 14:19

武奈ヶ岳山頂手前、水滴に濡れるアカモノの花・・

5/26 14:20

小さな白い花だ。

5/26 14:21

露出した岩肌の脇に、スギゴケと一緒に咲く、アカモノの花・・

5/26 14:22

まるで、小さなランプシェードだ・・

5/26 14:26

武奈ヶ岳山頂稜線から、京都北山の山々が、灰色の雲に覆われる。

5/26 14:29

振り返ると、コヤマノ岳と蓬莱山もガスの中・・

5/26 14:31

釈迦岳の向こうの琵琶湖に、雲が重く垂れ込める。

5/26 14:34

眼前のピーク・・釣瓶岳をめざして、北稜を下る。

5/26 14:39

山頂下ってすぐのブナ林。

5/26 14:41

みずみずしいカエデの葉・・

5/26 14:45

一本だけ、サラサドウダンが咲いていた。

5/26 14:46

赤と白の筋が美しい花・・

5/26 14:47

たわわにぶら下がる、サラサドウダン。

5/26 14:49

咲き始めたサワフタギ。

5/26 14:59

まだつぼみのタニウツギ。

5/26 15:35

釣瓶岳手前の小ピークに、レンゲツツジ。

5/26 15:37

怪しく人を魅きつける炎のようなツツジ・・実は毒草だ。

5/26 15:39

レンゲツツジの向こうに武奈ヶ岳・・

5/26 16:01

釣瓶岳山頂から、北を望む。

5/26 16:02

釣瓶岳山頂西側斜面の森。

5/26 16:02

正面の山は、蛇谷ヶ峰。

5/26 16:03

灰色の雲に蔽われた空の下、右下に下山予定の畑の集落が見える。

5/26 16:04

リトル比良の向こうは、安曇川の野と琵琶湖。

5/26 16:08

釣瓶岳を下り、少し歩いた前方に小ピーク。

5/26 16:13

一本だけ、咲いていたベニドウダン。

5/26 16:14

小さな赤い提灯のような花・・

5/26 16:19

草原の稜線を下ると、左手に白倉岳。

5/26 16:24

草原の斜面に咲いていたタニウツギ。

5/26 16:25

来週は、この辺りの斜面、至るところにピンクの花が咲くかもしれない。

5/26 16:26

草原の斜面の向こうは、イクワタ峠から朽木栃生へ下る尾根。

5/26 16:30

前方に、白い花の咲く木・・

5/26 16:30

近づいて見ると・・

5/26 16:30

カマツカの花だ。梅の花に似ている。

5/26 16:32

草原の丘から北を望む。どんよりとした空に、雲が重く垂れ込める。

5/26 16:40

草原の丘を下る。

5/26 16:47

ここにも、ピンクのタニウツギ。

5/26 16:47

花とつぼみが、まだ半々だ。

5/26 16:48

5/26 17:18

イクワタ峠から、なだらかな丘の続く稜線を下っていく。

5/26 17:20

ここにも、いっぱいに白い花の咲く木・・

5/26 17:22

カマツカの花だった。

5/26 17:24

さらに下って・・

5/26 17:26

笹峠手前、黄緑色のつぼみがいっぱいの樹が・・

5/26 17:27

サワフタギの花のつぼみだ。

5/26 17:28

笹峠手前、小さなタニウツギの樹。

5/26 18:09

地蔵峠を下る道に、枯葉を押し分けて、ギンリョウソウ。

5/26 18:30

林道に着地。林道脇から、畑の集落が見えた。

5/26 18:53

夕方4：53、森を抜けて畑の集落に入る。

5/26 18:56

棚田の稲は、少しだけ成長していた。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT4 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

arajin

　下界は晴れていても、山は雨・・そんな経験は今まで何回もあったことだ。この日も、平地は明るい日差しが射しているのに、山は厚い雲に覆われていた。案の定、1000m以上の稜線で、地面は、しっとりと濡れ、樹林はガスに蔽われていた。
　5月の花は、まだ咲き始めたばかりだった。サラサドウダンもベニドウダンも、アカモノもサワフタギも。これから、コアジサイやシロヤシオ、エゴノキやヤマボウシ・・梅雨を彩る花たちが、順に、咲き始めていくことだろう。